今、母は昼寝をしているので、いつもの病院のそばの喫茶店でブレンドコーヒーを飲んで、オルゴールの音楽を聴いています。
ところで、病院には患者の家族やお見舞いの人が休む休憩室があるのですが、ここでは医療ドラマ以上の出来事が起きています。
先日は、中高年の山岳同好会(?)の数人が友人を見舞いに来ていました。凡太郎は離れた席にいて聞くとはなしに聞いていたのですが、入院中の人は、どうやらガンの手術待ちのようでした。
暖かくなったら、穂高の縦走を予定しているらしく、お前もさっさと切って、一緒に行こうと励ましていました。こういう時の友達は、本当にいいものだと少し胸が熱くなり心を動かされました。