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森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【hazard lab】 10月4日11:33分、""インドネシア・スラウェシ島 今度は火山爆発!噴煙6000m 溶岩流発生(動画)""

2018-10-04 16:49:16 | 海外震災状況(異常気象;ハリケーン、火山・地震・津波・感染症…)

(昨夜のソプタン山の噴火(Sutopo Purwo Nugroho)




 ※ 不気味で不安を掻き立てるような画像。実際に見たらこの世の終わりが来る
  ような気持になったでしょう。


(溶岩流出も始まった(Sutopo Purwo Nugroho))




 (噴火活動)




(激化する噴火活動。噴煙の高さは6000メートルに達した(Sutopo Purwo Nugroho) )




① ""インドネシア・スラウェシ島 今度は火山爆発!噴煙6000m 溶岩流発生(動画)""

 2018年10月04日 11時33分

② 巨大地震による津波が襲ったインドネシアのスラウェシ島で3日、北東部に位置するソプタン火山で噴火が相次ぎ、昨夜には溶岩の流出が始まった。同国災害管理庁(BNPB)は、警戒レベル3を発令するとともに、航空カラーコードを危険度が2番目に高いオレンジに引き上げた。

 ソプタン山は、スラウェシ島北東部にL字型に伸びるミナハサ半島の最東端に位置する標高1785メートルの活火山だ。日本時間3日午前9時47分、最初の爆発が観測された後も噴火が相次ぎ、噴煙の高さは上空6000メートルに達した。

 きょう未明(現地時間昨夜11時25分)には、山の斜面を流れ落ちる赤い溶岩流が確認されたが、BNPBは火山から半径4キロ、西南西6.5キロ範囲で立ち入りを禁じており、これまでに負傷者の発生はないという。

 ソプタン山は18世紀以来、活発な噴火を繰り返しているインドネシアでも最も活発な火山のひとつだが、2015年から2016年にかけては、噴煙が上空12キロに到達し、周辺の村落に大量の火山灰を降らせた。

今回の活動激化を受けて、BNPBは航空カラーコードをオレンジに引き上げ、周辺を航行する航空機に火山灰への注意を呼びかけているが、スラウェシ島では、津波の被害で島外脱出を求める住民が多く、影響は必至だ。

 一方、BNPBのストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官によると、地震の津波による犠牲者の数は4日現在、死者1407人、行方不明者113人、負傷者2549人に達し、避難者の数は7万人を超えた。現地では犠牲者の共同墓地の建設を急いでおり、これまでに152人が埋葬されたとしている。



【hazard lab】 10月4日10:31分、""大型台風25号 秋雨前線が活発化「3連休は西日本から北日本で大荒れ」""

2018-10-04 16:17:25 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(台風25号は日本海側に回り込むと予想されている(気象衛星ひまわり/NICT))




(進路予測(気象庁))




(暴風域に入る確率(気象庁) )




① ""大型台風25号 秋雨前線が活発化「3連休は西日本から北日本で大荒れ」""

 2018年10月04日 10時31分

② 大型の台風25号は、強い勢力を維持しながら、沖縄県の宮古島に向かって北上を続けている。宮古島では風速25メートル以上の暴風が吹いており、まもなく沖縄本島も暴風域に巻き込まれる見込みだ。

 4日午前10時現在、台風25号の中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートルで、中心から半径220キロでは暴風が吹いている。

 台風は時速15キロと自転車並みの速度で北上しており、今夜には宮古島の東の海上に到達。あす5日朝には長崎県の五島列島沖に接近したのち、進路を北東寄りに変えて朝鮮半島を目指す見通しだ。

 このため、宮古島や沖縄本島、大東島、八重山地方では4日昼過ぎから5日朝にかけて最大風速30〜18メートルの非常に強い風が吹くおそれがあり、気象庁が暴風警報を発令する予定だ。

 台風はいったん日本海に抜けた後は、時速55キロにスピードアップして北日本に向かう見込み。また、日本の南の秋雨前線が活発化し、5日にかけて西日本を北上すると予想されることから、三連休は西日本から北日本の日本海側を中心に大荒れや大雨となるおそれがある。今後も最新情報を常にチェックしてほしい。

【hazard lab】 10月4日09:54分、""首都圏で震度1 深夜の緊急地震速報「震度予測を過大に推定」気象庁""

2018-10-04 16:06:55 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

(左:実際の震源と推定震源。右:観測された震度(気象庁))




(緊急地震速報を発表した地域と、地震動が到達するまでの時間(気象庁))




(緊急地震速報のしくみ(気象庁) )




① ""首都圏で震度1 深夜の緊急地震速報「震度予測を過大に推定」気象庁""

 2018年10月04日 09時54分


② 関東地方で4日午前0時15分に発表された「緊急地震速報(警報)」について、気象庁は「地震の規模を示すマグニチュードを、実際の4.6から6.7と過大に推定した」と発表した。

 この地震は、4日午前0時15分ごろに千葉県東方沖を震源としたもので、気象庁は直後に、茨城県、千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、栃木県に対して緊急地震速報を発表した。

 対象地域では、茨城県と千葉県で最大震度4のほか、東京都、神奈川県、埼玉県、栃木県で震度1の揺れが観測された。

 緊急地震速報は、最大震度が5弱以上と予想された場合に、テレビやラジオ、携帯電話やスマートフォン、防災無線を通じて伝えられるものだが、今回、予測震度を過大評価した理由について、気象庁は「実際の震源は、北緯35.8度、東経141.0度、震源の深さ30キロの銚子沖だったが、速報処理を行う過程で、推定震源を約50キロ沖合と決定し、マグニチュードを6.7と過大に評価してしまった」と説明している。

 地震が発生した場合、震源に近い地震計が感知した地震波が気象庁に伝えられる。この地震波には最初にやってくる「P波(Primary)」と、次に伝わる「S波(Secondary)」がある。実際に強い揺れをもたらすのは後からやってくるS波であることから、地震波の速度の違いを利用して、先に伝わるP波を検知した段階で、揺れの強さを予測し、緊急地震速報につなげている。

 気象庁は今回の速報について、「今後とも緊急地震速報の精度向上に努めたい」とコメントしている。

  ※ 緊急地震速報については、地震発生後に速報があったり、まだまだ問題点は
   多いと思います。現在は試行錯誤で試験運用のレベルと考えていた方が良い
   のかも知れません。


【hazard lab】 10月3日17:02分、""世界初「性を喪失」!メスだけで仲間を増やすシロアリ 四国と九州で発見 京大""

2018-10-04 15:49:49 | 多様な生物の世界、動物・パンダ、魚、昆虫・蝶・鳥;花・草・樹木、絶滅危惧種!

(上:西日本や小笠原諸島の森林で、木の中に巣を作るという「ナカジマシロアリ」下:調べたシロアリの巣のなかで、赤丸がついた四国と九州にはメスしかいなかった(京都大学))




(ナカジマシロアリの単為生殖の群れと有性生殖の群れの比較。)




左の単為生殖個体群の巣にはメスしかおらず、受精嚢には精子が空っぽだった。右の有性生殖の群れには王と女王がペアで、受精嚢には精子が蓄えられていた


(DNA解析で進化の過程をたどったところ、オスの喪失はたった1度だけだと判明。それは果たしていつなのか?)
 ※ DNA解析で、そこまで解析できるとは、それもビックリ!!




① ""世界初「性を喪失」!メスだけで仲間を増やすシロアリ 四国と九州で発見 京大""

   2018年10月03日 17時02分

② メスだけで仲間を増やすシロアリが四国と九州で見つかったと、京都大学のグループが3日発表した。シロアリ社会の常識を覆す、オスがいないアマゾネスのようなシロアリだ。

 一般的にシロアリといえば、家を食い荒らす害虫として知られる。京大農学研究科の松浦健二教授と矢代敏久特定研究員らのグループは、人家ではなく、もっぱら西日本や小笠原諸島の森林に住む日本固有種の「ナカジマシロアリ」に着目。

 本州から四国、九州、沖縄・奄美、小笠原諸島と、すべての生息地で採集調査を実施し、巣を構成するシロアリの性別を調べた結果、高知と徳島、大分、宮崎、鹿児島の個体群には、メスしかいないことが判明。一方でそのほかの地域では、オスとメスの比率はだいたい1:1とバランスが取れていた。

 オスがいる群れの女王シロアリの体には、オスから受け取った精子を受精までたくわえておく「受精嚢(のう)」という袋状の生殖器に精子を保有していたが、四国と九州の女王は、受精嚢に精子がなかったという。

 さらに、四国と九州で見つかったメスだけの群れでは、その他の地域と比べて単為生殖卵の孵化率が約84%と抜きん出て高いことも確認された。そこで、両者の違いを探るために、DNA解析で、進化の過程をさかのぼったところ、オスがいなくなったのは、たった一度だけで、それが現在まで続いているということも判明。

 これまでの研究で、アリの社会は女王とメスの働きアリで構成されており、オスは交尾すると死んでしまう反面、シロアリの場合は、王と女王のペアのほか、オスとメスの働きアリや兵隊アリがいると考えられていた。

 今回の発見を受けて、研究グループは「両性の社会からオスがいなくなっても社会が存続できるという事実は、昆虫社会を研究する者にとって衝撃的だった」として、オスは絶対に必要ではなく、条件が揃えば喪失する可能性があることが示されたと話している。

 この研究成果は、英科学誌『BMCバイオロジー』に掲載された。




【hazard lab】 10月3日11:19分、""インドネシア 巨大地震のスラウェシ島で火山爆発!噴煙4000m 断層活動との関係は?""

2018-10-04 14:52:26 | 海外震災状況(異常気象;ハリケーン、火山・地震・津波・感染症…)

(スラウェシ島のソプタン火山が爆発を起こした(PVMBG/ MAGMA Indonesia))




(スラウェシ島周辺に存在するプレートと断層の分布図) )




。★は今回の地震の震源。▲はソプタン山の位置(東北大災害科学国際研究所の研究論文に編集部が加筆

(2016年1月の大爆発では噴煙の高さが上空12キロに到達した(PVMBG) )




① ""インドネシア 巨大地震のスラウェシ島で火山爆発!噴煙4000m 断層活動との関係は?""

 2018年10月03日 11時19分

② 巨大地震による津波で多くの犠牲者を出したインドネシア・スラウェシ島で3日、北東部の半島に位置するソプタン火山が爆発した。

 同国エネルギー鉱物資源省によると3日午前、ミナハサ半島の北東部に位置する北スラウェシ州で、ソプタン山が爆発し、火口から3000〜4000メートル上空に立ち上る噴煙が観測された。同省は航空カラーコードを危険度が3番目に高い黄色を発令して、周辺を航行する航空機に注意を呼びかけるとともに、火山から半径4キロと、南西側6.5キロ範囲への立ち入りを禁止した。

 標高1785メートルのソプタン山は、18世紀以来、活発な噴火活動が記録されており、2015年から2016年にかけて大規模な爆発を繰り返した。2016年1月の大爆発では、噴煙の高さが火口上空12キロに到達し、周辺10キロ以上の村落に大量の火山灰が降った。その後も火山活動は9月まで継続するなど、インドネシア国内でも最も活動的な火山だ。

 9月28日に発生したM7.4の巨大地震の震源からは400キロ近く離れており、現時点で関係性は不明だ。東北大学災害科学国際研究所などの研究によると、震源に近いスラウェシ島北西沖から中部にかけては、北北西から南南東に伸びる「パル-コロ断層」が存在し、年間35〜42ミリのすべり率でずれ動いていると考えられており、この活発な断層運動が今回の地震を引き起こした可能性が高い。