金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

最後に聴きたい音

2021年05月18日 20時57分34秒 | 日々あれこれ

どんな音を求めるのだろう・・・


缶ビール1本のうれしさ、
時々、2本になってますけど
もの凄く美味しく感じるのです。

今日も生かさせて頂いたな~って・・・

気持ちよく酔っぱらうものですら
すぐに頭がグワングワンと振れだします。

眠たくて・・・

そんな頃、いつも坊守と娘の電話の会話が聞こえてきます。
スピーカーになっていますので
そこに娘がいるような感覚。

その声聞きながら眠る心地よさ。


今日の新聞には
内科の女医さんが「いのちの終わり方 模索」ってことで
サブタイトルが「最後に聴きたい音」とされていました。

一番最後まで機能しているのが聴力だとか、
そこで、最後に聴く音を思われるのです。

そんな力が最後にあるとすれば何を聴きたいか・・・

愛する人の声、聴きたいよな~きっと!

触れる縁によっては
その愛しき声にも
傷付けているような姿になっているかもしれません。

苦しさゆえに、
痛さゆえに、

だから、今!
この今を聴いていこうって思っています。


柔らかき花びらが一枚、
御仏具の横に。

優しき音を感じました。
コメント
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