そんなに

何のためにお帰りか・・・


自動車道も国道も車が数珠つなぎ。
ダラダラと流れます。
お盆休みなのでしょうね。

大きなプールのある施設、
満車の看板がかかっていました。

車が走り出すと対向車線の車ってあまり見ません。
でも、止まるとボエ～って見るとはなしに見ています。
こうして見ていると
やっぱりミニバンって多いですよね。
子どもがいる家庭には必需品なのでしょう。
楽しそうな声がする車を何台も見かけます。

いいですね～・・・


初盆の法要ってことで帰られる。
或いは、盆休みを利用して法事を勤める。

でも、いざご縁が始まりますとしんどそう・・・
視界に入る姿も空気もどんより。

もう、お経は簡単に・・・

このお盆の時にわざわざ日程やりくりして行ってはみたが
「簡単に・・・」なんて言われたら正直イラッとします。

なんでかな～・・・

そんなにしんどいものなのか、
だったら何で帰ってきたのか、
このひと時のために帰ってきたのではないのか、

法縁は粗末に過ごし
後の酒飯茶ばかり気にしている。

なんと空しいことか、
本末転倒もいいとこです。

こんな時代だからこそ今一度見直さなければなりません。
度々に、法話の時にお味わいさせていただくことです。


そりゃ、しんどいのでしょう。
訳も分からぬお経のご縁、
退屈でしんどくて堪らないのでしょう。

そんな姿を阿弥陀さまに映しながら座りたいものです。

すればきっと気付く筈、
懐かしき方々のおはたらきを・・・

どんだけ横着かましているかってことです。