★★★★問題9(時効)★★★★
時効に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
(1)時効により取得することのできる権利は、所有権のみである。
(2)時効が完成したときは、その効力は、起算日にさかのぼる。
(3)時効は、当事者の請求によってのみ中断する。
(4)確定判決で確定した権利は、時効で消滅することはない。
問題9 解説 正解(2)
(1)誤り。時効により取得することのできる権利は、所有権だけとは限らない。地上権
や地役権等も時効で取得できる。
(ここはやさしいです。即暗唱するべし)
(2)正しい。時効が完成したときは、その効力は、起算日にさかのぼる。つまり、時効
が完成したときの効力は、所有権の取得時効で言えば他人の物の占有を開始した日に遡り、消滅時効で言えば権利の行使を怠った最初の日にさかのぼる。
(これを知らずして、時効を理解したとは言えません。)
(3)誤り。時効は当事者の請求の他に、承認によっても中断する。
(マル飲みするべし。小さい粒ですが重要です。)
(4)誤り。確定判決で確定した権利でも、時効で消滅します。確定判決で確定した権利は、短期消滅時効にかかる権利でも(通常の10年で消滅時効にかかる権利はもちろん)、以後10年間権利の行使を怠ると時効が完成するので、時効で消滅する。
(問題文は短く基本的な事項だからといっておろそかにせず、十分に注力していってください。)
![](http://www25.a8.net/svt/bgt?aid=100213304751&wid=004&eno=01&mid=s00000009725001021000&mc=1)
時効に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
(1)時効により取得することのできる権利は、所有権のみである。
(2)時効が完成したときは、その効力は、起算日にさかのぼる。
(3)時効は、当事者の請求によってのみ中断する。
(4)確定判決で確定した権利は、時効で消滅することはない。
問題9 解説 正解(2)
(1)誤り。時効により取得することのできる権利は、所有権だけとは限らない。地上権
や地役権等も時効で取得できる。
(ここはやさしいです。即暗唱するべし)
(2)正しい。時効が完成したときは、その効力は、起算日にさかのぼる。つまり、時効
が完成したときの効力は、所有権の取得時効で言えば他人の物の占有を開始した日に遡り、消滅時効で言えば権利の行使を怠った最初の日にさかのぼる。
(これを知らずして、時効を理解したとは言えません。)
(3)誤り。時効は当事者の請求の他に、承認によっても中断する。
(マル飲みするべし。小さい粒ですが重要です。)
(4)誤り。確定判決で確定した権利でも、時効で消滅します。確定判決で確定した権利は、短期消滅時効にかかる権利でも(通常の10年で消滅時効にかかる権利はもちろん)、以後10年間権利の行使を怠ると時効が完成するので、時効で消滅する。
(問題文は短く基本的な事項だからといっておろそかにせず、十分に注力していってください。)
![](http://www18.a8.net/0.gif?a8mat=1NNX2W+CF4MEI+231E+62U35)
☆ 勉強のステップ
読む : 勉強において教科書や参考書に目を通すことは最初のステップである。
書く : 教科書や参考書を書き写したり、まとめ直すことで内容を頭にインプットする。
問題を解く : 試験で出るような問題を実際に解く。勉強においてはインプットだけではなくアウトプットの訓練が重要。試験の過去問を入手して解くことが望ましい。
教える : 他人に教えられるようにする。分かりやすく教えるためには教える内容を理解しなければならないため、必然的に理解が深まる。
問題を作る : 問題を作る人の立場になってみる。問題を作る側は、解く側の理解度を問うている。
知識を文章にして発表する。論文を書くなど。
![](http://www20.a8.net/svt/bgt?aid=100213304753&wid=004&eno=01&mid=s00000005683002112000&mc=1)
読む : 勉強において教科書や参考書に目を通すことは最初のステップである。
書く : 教科書や参考書を書き写したり、まとめ直すことで内容を頭にインプットする。
問題を解く : 試験で出るような問題を実際に解く。勉強においてはインプットだけではなくアウトプットの訓練が重要。試験の過去問を入手して解くことが望ましい。
教える : 他人に教えられるようにする。分かりやすく教えるためには教える内容を理解しなければならないため、必然的に理解が深まる。
問題を作る : 問題を作る人の立場になってみる。問題を作る側は、解く側の理解度を問うている。
知識を文章にして発表する。論文を書くなど。
![](http://www16.a8.net/0.gif?a8mat=1NNX2W+CGBHM2+17UM+CKOAP)
問題(2)定期建物賃貸借を媒介する場合に,宅地建物取引業法第35条に規定する重要事項の説明において,期間の定めがない旨の説明を行うこと
解答(2) 誤り。違反する。
宅建業者は,その業務に関して,相手方等に対して,次のいずれかに該当する事項について,故意に事実を告げず,または不実のことを告げる行為をしてはならない。
①供託所等の説明義務の内容
②重要事項の種類
③37条書面の記載事項
④その他,取引条件や宅建業者等の資力・信用に関する事項であって,相手方等の判断に重要な影響を及ぼすこととなるもの
よって、不実のことを告げる行為をしたことになる。
(不誠実なことはいけません。不動産業者は、高価・社会性公共性の高い仕事ですので、それなりの人格も磨くべし。)
![](http://www21.a8.net/svt/bgt?aid=100912402105&wid=004&eno=01&mid=s00000004943003017000&mc=1)
解答(2) 誤り。違反する。
宅建業者は,その業務に関して,相手方等に対して,次のいずれかに該当する事項について,故意に事実を告げず,または不実のことを告げる行為をしてはならない。
①供託所等の説明義務の内容
②重要事項の種類
③37条書面の記載事項
④その他,取引条件や宅建業者等の資力・信用に関する事項であって,相手方等の判断に重要な影響を及ぼすこととなるもの
よって、不実のことを告げる行為をしたことになる。
(不誠実なことはいけません。不動産業者は、高価・社会性公共性の高い仕事ですので、それなりの人格も磨くべし。)
![](http://www15.a8.net/0.gif?a8mat=1O2WIA+1QILM2+1252+HYNBL)