

飼い猫が壁やふすまで爪を研ぐのも・・・

段ボールをこよなく愛するのも・・・
その行動には必ず理由がある。理由のない行動なんてない。
先日、Facebook上で「Facebookもブログもやめます」宣言をしたが・・・
実はコレにも理由がある。
【現代社会といかに折り合いをつけるか?】

今読んでいる角幡唯介氏のこの本・・・
その中に、いたく同調させられるくだりがある・・・
「就職」「結婚」「育児」・・・
登山家の間では、俗にコレを”三大北壁”と呼ぶらしい。
確かに。就職、結婚、育児・・・なんてしてたら、本格的な山屋にはなれない。
と、なぜか女性ながらに「同意」と大きくうなずいた(笑)
そして、私を大きく唸らせたのは、次のくだりである。
登山家や探検家は、食えないという意味では画家やもの書きと似たようなものかもしれない。
(中略)
四年で大学を卒業して企業に就職するのがバカらしく思えてくる。
登山や探検と言うのは実社会に適さない活動だ。
外国で山に登ことを優先して、ガイドやバイトで生計を立てて、ほとんど食うや食わずの生活をしている者は決して少なくない。
真面目に山登りや探検をすればするほど、みんな真面目に働いていないのである。
結果的には私の周りのほとんどの者(探検部員)が就職していったのだが、それは心の中で忸怩(じくじ)たる思いや抵抗感を抱えての決断だった。私たちにとって就職すると決めることは人生で掲げる最初の白旗だった。
(中略)
結果的に就職した(朝日新聞の記者として)ことは、現在の自分を築いた貴重な財産になったと思うが、それでもその決断自体は今でも敗北だったと思っている。
う~む。確かに。
ちなみに私は5歳の時、「将来は小説家か冒険家になろう!」と思っていた。小学校にあがる前にピアノを習わされたので、コレに「ピアニストになって世界を演奏旅行する」という夢も加わった。いずれも、「食えない」職業である(笑)
学年が進むにつれ、さすがにコレらの夢は現実的ではない、というコトに気付き・・・さて、どうするか?
結局、警察・消防・自衛隊・・・と受けてことごとく落ち、三度目の正直で最も「キツイ」「キタナイ」「キケン」とされる陸上自衛隊に入隊した。
最後は本部勤務になって、毎日くだらない会議に付き合わされる、というサラリーマンとなんら変わりのない生活に嫌気がさし、定年3年を前に退官した。
今でも、毎日8時間働くくらいなら、食いっぱぐれたほうがマシ、と本気で思っている。
そういう私は、現代社会不適合症なのだろうか?と、時々、自分でも思う。
【コレぞ、理想の生活・・・!?】
本との出会いはホントウの出会い!
なんてシャレで以前、ブログの記事を書いたコトがあるが・・・
まさしく昨日、またまたこんな本を見つけてしまった!
と言っても実際に本屋で手にしたワケではない。昨日の新聞記事の広告欄に掲載されていたモノだ。

クルマを捨てた私にとって、全く興味をひかないタイトルであるが・・・
住居、妻、家族、組織、モノ、人間関係、見栄・・・
ぜんぶ捨てたら究極の自由があった!
社会不適合僧侶の究極ミニマル生活
そして謎の?著者の職業は「高野山真言宗僧侶」
最近、やたらとお寺や仏教関係の本、般若心経や四国遍路の本を読み漁っていた私にとって、コレは放ってはおけない、何かを感じさせた。

実際のブログはコチラ
blog.livedoor.jp/jishoshizuka/archives/4990539.html
で、これらの本と私の「Facebook&ブログやめます」宣言とどう関係があるのか?
察しの良い読者の皆さんはすでにお分かりかと思うが?
さっぱりわかんないよ?(笑)
長くなるので続きはまた明日・・・←結局、ブログは続けてんじゃん!(笑)
#welovegoo
#角幡唯介「探検家の日々本々」
#静慈彰「クルマ暮らし。」