グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

10月30日 週間動向 最終日マイナス展開しかし月間としては大幅回復 

2015年11月01日 | 金融市場
SP500の場合10セクターの中で5セクターのみがネガテブ、金融(-1.3%)、テクノロジー(ー0.8%)、通常消費財(-1.1%)等のようにS&P500全体の週間動向自体は大幅な2011年10月以来の月間上昇率となり+8.3%で終了、NASDは同じく月間+9.4%です。テクノロジーセクターではAAPL,GOOGL,MSFTの主要3銘柄が売り込まれました、PHLXセミコンダクター指数0.9%が上昇をキープしました、ON Semicondactorが7%の上昇し同指数の下降を止めています: 通常消費財の分野ではCL(-2.88)、CVS(-5.02)、SAM -25.52)等が売り込まれセクターとしてマイナス展開です、S&P500としてポジテブを確保したのはエネルギーセクター(+0.7%)であり10月としては11.3%のプラスが大きく貢献していますWTI原油価格が$46.60で終了しました、CVX(+0.99)、XOM(+0.51)、PSX+2.67)と3主要めいがらの上昇がこれまた貢献しました、決算内容も良いのが要因です。所感的には月末の《窓飾り)的なにおいもします:

債券市場は株式市場りも売り込まれており10年債券のイールドは2.15%と上昇し価格は下降しています:::経済指数としてはECI+0.6%、と第2四半期よりも0.2%上昇しかし市場予測の0.5%を上回りました、個人支出は0.1%プラス《前月比)、個人消費はプラス0.1%とインフレ関連指数としてみれば望ましい数値かもしれません、シカゴPMIは56.2と前月比43.6よりも良い数値です、これは2014年8月以来の月間数値としては高いのです、シカゴ大学消費者信頼感数値は前回報告の92.1から90.0と下方修正です、とはいえ9月の87.2よりも上昇数値は好ましいことです、チャイナショツクより立ち直りののでしょうか?

週間動向は下記のような展開でした

株価指数    週初め       週末       変化       年初来

DJIN  17646.70  17663.54 +16.84 0.1 -0.9%

NASD   5031.86   5063.75 +21.86 0.4 +6.7%

SP500  2075.15   2079.36  +4.21 0.2 +1.0%

R2000  1166・06   1161.86  -4.20 -0.4 -3.6%

通貨市場: ユーロ 1.1009に回復、日本円 120.61変化なし 

債券市場: 6カ月 0.21% 2年 0.70%、5年1.49% 10年 2.12

商品先物市場: WTI 46.59 ブレンド 49.56 12月 天然ガス 2.32

貴金属: 金先物12月 1141.40、現物 1142.11 

穀物市場: コーン、小麦ともに値を上げました《12月もの)先物市場は多少活性が所見されます

シエルガスは10年ぶりに安値をを示現しています、、中国の鉄鋼は低調に展開しています、明日11月1日は週明けでありポジテブな展開を期待したいものです


 



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