グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

10/19-10.23 週間動向 中国 政策金利 4.35%に

2015年10月25日 | 筆者のひとりごと
グーグル、アマゾン、マイクロソフト等予測よりもも良い決算内容でテクノロジー関連+3.1%上昇、衣料関連低調ですがアマゾンの好調な内容により任意消費関連が+0.4%、しかし小売りETF SPDR(XRT)はー1.4%、Ishare バイオテツクETFは+10.17と上昇しています: 言い換えればセクター別の決算内容により上昇下降が顕著に出始めています。問題はNYSEの起業の59%のみがよい内容の決算であり一部の投資家は今週の上昇を先行きの上下動のためにヘツジの良い機会と受け止めてもいます、エネルギー部門の落ち込みが目立ちます(-1%)
国債のイールドに比較して良い配当が期待できる公共関連銘柄が値を上げているのが注目されます、為替市場では中国の金利引き下げの影響でドル指数が+0.80 97.18に跳ね上がりました。
来週の月曜日は新築住宅販売件数が発表されますが市場には大きなイムパクトは与えないと思われます、注目すべきは下記に展開する今週の4指数の動向の中でS&P500が100日移動線を上抜きしたことです: 火曜日のIBMの決算内容並びに先行きの観測は驚きであり140.68ドル -8.54ドルです、先行きの懸念材料として記憶しなければなりません。水曜日にはバイオテツク関連のVRXが118.61 -28.13ドルが悪材料があり値を消しました。8月17日以来のS&P500の100日線 2038が当面意識される水準です、木曜日には欧州ECBのドラギ議長の先行きの金融緩和のコメントがありユーロは下降を始めましたが欧州主要株式市場は反発を開始2.00-2.5%上昇しました、そして金曜日の中国の政策金利の引き下げがさらに市場を明るいセンチメントにしました

株価指数     週初め      週末       変化     年初来

DJIA  17215.97 17646.70 +430.73 2.5% -1.0%
NASD   4886.49  5031.86 +145.17 3.0% +6.2%
SP500  2033.11  2075.15  +42.04 2.1% +0.8%
R2000  1162.31  1166.06   +3.75 0.3% -3.2%

主要企業の決算発表はまだ継続します、市場の動向よりもセクター別の動向に注目しましょう

通貨市場: ユーロ 1.1018に下降、日本円 121.45に下降、中国元 6.347

債権市場: 6カ月 0.10%、 2年債 0.61% 5年債 1.39% 10年債 2.07%

商品先物: WTI原油 12月もの 44.60








週明け19日米市場 中国GDP7-9月 6.9% 織り込み済み 狭いレンジ取引

2015年10月20日 | 筆者のひとりごと
  指標    価格       変化      1か月     1年   

DJIA  17230.54  +14.57 +5.16%  +5.16%

SP500  2033.06   +0.55 +3.86%  +7.79%

NASD   4904.57  +18.69 +1.62% +15.19%

欧州

FTSE   6352,23  -23.21 +4.07   +0.67

DAX   10146.31  +59.88 +2.50  +14.85%

CAC    4704.07  +12.8  +3.71  +16.63%

アジア

ハンセン香港 23075.61 +8.24  +5.27   +0.02%

CSI100   3534.18 +0.12 +8.70%  +43.98%

日経225  18131.23 -160.57 +0.34% +19.99% 

中国の2015年7-9月のGDPは年間成長率目標 7.0%を下回りリ-マンショツク後の6.2%以来の低い数値6.9%であり経済の減速が明らかとなりましたが米市場の予測である6.8%よりもよくイムパクトは所見されませんでした: 明日の9月の経済指数発表となる住宅着工件数と建設許可申請件数は重要です 

為替市場 ユーロ 1.1327 日本円 119.51  中国元 6.3607
為替市場は政策金利の動向が先行きの動向のカギとなります

債券市場 
6カ月 0.06% 2年債 0.57% 5年債 1.31% 10年債 2.00% 30年債 2.86%
商品市場の原油等の価格の低下等を受けて債券価格は上昇しています、20日の住宅関連の経済指数の数値次第では債券市場は変動するかもしれません

商品先物市場 CRB商品指数 197.26 WTI原油46.13 ブレンド原油 48.61
金価格: 現物 1169.55 12月もの 1169.90
穀物市場: コーン、小麦等売られる

上記のように週明けの米国市場には大きな変動は所見されませんでした:

20日の東京市場は18170-18220円のレンジでオープンすると予測します

   








 

10・12から11.16週間動向 年初来株価依然としてネガテブ

2015年10月18日 | 金融市場
指数     週初め      週末       変化      年初来

DJIA  17084.49 17215.97 131.48 0.8% -3.3%

NASD   4830.47  4886.69  56.22 1.2% +3.2%

SP500  2033.11  2033.11  18.22 0.9% -1.3%

R2000  1165.36  1162.31  -3.5  -0.3% -3.5%

入力が19日朝となりました、申し訳ありませんでした、明朝 19日の動向をコメントを含めオンらいします、ご了承ください、今週から第Ⅲ四半期の決算発表の本番です
 
 

週間動向 10・5-9日 久しぶりに高い株価の推移の週間です

2015年10月12日 | 筆者のひとりごと
   指数    週初め     週末          変化      年初来

DJIA  16472.37 17084.49 612.12 +3.7% -4.1%

NASD   4707.77  4830.47 122.70 +2.6% +2.0%

SP500  1951.36  2014.89  63.53 +3.3% -2.1%

R2000  1114.12  1165.36  61.24 +4.6% -3.3%

FOMCのメムバーは政策金利の引き上げに関してはミツクスな状態です、数名のメムバーはインフレの下振れを考慮すれば引き上げは適切ではないと述べているようです、年末までには金利の引き上げは
行われるような感触がします」静観です、第4四半期の始まりの週間としては良い数値でのスタートと言えそうです、12日はコロムバスデーです。

今月中に年初来の数値をイーブンに戻したいものです

為替市場* ユーロ 1.1370と堅調、日本円 120.05とサイドウエー

債券市場* 2年債券 0.62% 5年債券 1.38% 10年債券 2.07% 先週 1.97%

商品市場* CRB数値 203.24 WTI原油 49.82ドル ブレンド 52.76ドル
久しぶりにエネルギー市場に明るい展開が所見されました 

9・・28-10.2の週間動向 台風の後快晴に 年初来依然としてマイナス

2015年10月04日 | 金融市場
 指数     週初め      週末        変化     年初来

DJIA 16314.67 16472.37 157.70 1.0%  -7.6%

NASD  4680.50  4707.77  21.27 0.5%  -0.6%

SP500 1931.34  1951.36  20.02 1.0%  -5.2% 
      
R2000 1122.79  1114.12   -8.67-0.8% -7.5%

9月29日 S&P500は1906の重要なサポートラインをした抜け1時は1871ポイントまで急降下
どこまで下落するのか非常に心配した展開がありましたがPER等の観測から反発を開始10月1日には1921まで上昇し金曜日には1951.36まで急回復した変動幅の多き週間でした、主たる変動の要因は中国の経済指標の弱さでありまたIMFからの2015年度の成長予測が3.3%、2016年度は3.8%の予測は現実的ではないとコメント、主因は新興国の」非常に弱い経済活動だと述べたことです、第Ⅲ四半期の最終日である30日」の水曜日にはポートフォリオの見直し等が入り改善しないまま終了してしまいなした、しかし木曜日と金曜日にはS&P500は1021-1951ポイントと大幅に上昇し週間としては1%のプラスでしたが9月としては悪い数値で終了しています、個別の週間と月間の動向は第3四半期はあまりにも悪すぎました、しかし10月の入り市場は反発を開始し先行きに対する展望が明るくなりそうです。

通貨市場; ユーロ 1.112、日本円 11989、 中国元 6.3552 とドルは弱い展開でした: 金利引き上げの観測が雇用指数の悪さから後退を?

債券市場: 雇用数値の非農業部門の雇用数値が標準予測値の20万人割れをおこし、しかも14万人は悪すぎです10年債のイールドは1.97%と大幅に下降しました、債券価格は急騰しました

商品市場では原油ブレンドは48.20 11月先物は45.66ドル

金価格は現物 1138,60 +24.90、先物 1136.60 +22.60

市場は10月のFOMCに最大関心を寄せるでしょう、それまでは不透明な展開を予測します