グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

期末窓飾りとは思えぬ米株価猛反騰  +2.20ー3.00%平均

2012年06月30日 | 商品市場

SP500は2.5%以上の12月以来の上昇、週間月間のベスト上昇率でしたが月別では赤字を抜け出しませんでした、スペインは1000億ユーロの銀行支援の資金を国の借り入れでは無く直接投入されることになりスペインの更なる財政悪化にならずにすみます、さらに1200億ユーロの欧州投資銀行の貸付額を増加したことは歓迎されています、これらのニュースはユーロ通貨を対ドル1.7%跳ね上げました、のみならずドルの反落は商品市場に大きく影響し商品指数CRBは4.6%と3年ぶりの上昇率です:

ダウ 12880.09 +277.83 +2.20%: ナスダツク 2935.05 +85.56 +3.00%: SP500 1362.16 +33.12 +2.49%: 10年債券 イールド 1.66%に上昇: 通貨市場 Bレアル 2.0115に改善、 ユーロ 1.2666、 ポンド 1.5707、 豪ドル 1.0238 、 日本円 79.79 、 人民元 6.3551 多少切り上げています: 為替市場ではユーロの対ドルレートが1.26の後半の水準まで上昇しています、問題はこの先維持できるかどうかです; 注目の大幅に活生化した商品市場ではCRB指数が284.19と12.38%跳ね上がりました: 先物市場ではWTI原油先物84.96 +7.20: 天然ガス 2.824 +0.120: 銅先物 349.65 +16.50: 金先物1604.200 +53.80: 銀先物 27.612 +1.32:と久しぶりに高い数値をつけています: ドルの反落が要因としてあるのですが先物市場の数値のこれらの上昇は鉱工業等の先行きに対する観測が明るいことの数値でもあるのです(特に 銅と銀): 筆者のポートフォリオにあるSPDR GOLD Share ETF (GLD)は一時152ドルを割り込みましたが+4.14値上がりし購入時を上回る155.19ドルになりホツトしています:農産物も全てのセクターでプラスです、ただしあまり過熱化はして欲しくありません : 経済指数ではシカゴPMIは52.9、個人支出 0.2%+、 消費者信頼感数値は73.2と先月の74.1より多少下降しています: 総体的には第2四半期も最終日でもありファンドマネジャー達はポートフォリオのリバランスを行い多少の(」窓飾り)をしているように観測されます: 久しぶりに期末の数値は悪い中身ではありません


先行き不透明、期末を控え消極的、エネルギー中心に売り

2012年06月29日 | 商品市場

ダウ 12602.26 -24.75 -0.20%: ナスダツク 2849.49 -25.83 -0.90%: SP500 1329.04 -2.81 -0.21%: 10年債券 イールド 1.5770%:商品先物市場 CRB商品指数 271.81 -3.39: WTI原油価格 77,69 -2.520、天然ガス 2.722 -0.076、ブレント原油 92.070 -1.430: 銅先物 333.15-2.50、金先物 1550.40 -28.00、銀先物 26.291 -0.709: 為替市場 Bレアル 2.077、 豪ドル 1.0042、 人民元 6.3584、 日本円 79.44、ユーロ 1.2441、 ポンド 1.5514、ドル多少強い、しかし大きな変動要素なし: 展望の無い市場展開です


アジア:上海、香港マイナス、日経プラス:欧州3指数マイナス

2012年06月28日 | 株式

グローバル市場は日経225の大幅上昇を除き全てマイナス展開です: 米国市場も先物の展開を所見すると多分マイナスのオープンではと観測します:週末のEU連合首脳会議を控えてマイナス展開するのが普通ではと思いますが日経225の143円以上のプラスは説明が付きません


エネルギー関連中心に株価上昇+0.74%:原油一時 $80.92

2012年06月28日 | 商品市場

ダウ 12627.01 +92.34 +0.74%: ナスダツク 2875.32 +21.26 +0.74%: SP500 1331.85 +11.86 +0.90%: 10年債券 イールド 1.62% 変化なし: 商品市場、 CRB指数 275.20 +2.44 WTI原油先物 80.48 +0.270、天然ガス 2.763 -0.035、 銅先物 335.250 -0.400、 金先物 1575.40 -3.000、銀先物 26.940 -0.060、エネルギー堅調、貴金属 低調: 為替市場 Bレアル 2.0753、ユーロ 1.2472、 ポンド 1.5569、 豪ドル 1.0087、 日本円 79.75、 人民元 6.3585等大きな変化はありません: 経済指数では先行指数といわれる耐久消費財受注件数が5月には1.1%の上昇、運輸関連を除くコアの部分は+0.4%です、先月の数値が多少下方修正されています、朗報は住宅販売申請件数保留数値が前月のーー5.5%からプラス5.9%と発表されました:欧州からは目に付くニュースは2日間開催される欧州連合の首脳会議を控えて余りありません: SP500の10セクt-の中で任意消費財のみがー0.1%で残り9セクターは全てエネルギーの+1.9%、金融 +1.2%を含め上昇しています  


:米株式市場は3株価指数はプラス、為替市場に変化

2012年06月27日 | 株式

ダウ 12534.67 +32.01 +0.26%: ナスダツク 2854,06 +17.89 +0.63%; SP500 1319.99 +6.27 +0.48%: 10年債券 イールド 1.628%:商品市場:CRB指数 272.76 +1.86: WTI原油先物 79.36 +0.150; ブレント先物 93.09 +2.080: 天然ガス 2.780 +4.530: 銅先物 32.050-0.500: 金先物 1572.600 -15.800:銀先物 27.090-0.0497: 為替市場: Bレアル 2.0739 余り変動していません、豪ドル 1.0059 下降予測、 日本円 79.51 多少 円高の傾向、 人民元 6.3637、 ユーロ 1.2491 さらに下降するかも、ポンド1.5634安定しています: 市場はさらに不透明感が増殖している欧州EU圏の財政、金融動向に焦点が集中していますが最大の関心はスペインの銀行救済資金が全てスペインの国の借り入れとなり国の赤字が増加することなので先行きが懸念されます、金利は確かに民間からの借り入れよりは安いのですが: ドイツの動向がこの先その協調性がユーロの運命を握るような気がします: 株式市場のセクター別の動向は、消費関連が+1.2%、原油市場の上昇によりエネルギーは1.1%、金融が0.6%それぞれ上昇その他のセクターも0.3%から0.1%と上昇しています:経済指数では消費者信頼関数値が前回の64.2から62.0に下降していまが余りイムパクトはありませんでした、第2四半期も残り僅かです、伝統的な(株式は5月は売り)の影響、欧州のスペインの財政等の問題が大きな懸念として背景にあり、次の3ヶ月にQ3的な政策が発動されなければジリ貧になりかねません、大統領選挙前でありオバマ政権はQ3の発動を余儀なくされると観測します