グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

議会からの(崖)関連のコメントに振り回される

2012年11月30日 | 商品市場

ダウ 13021.82 +36.71 +0.28%: ナスダツク 3012.03 +20.25 +0.68%: S&P500 1415.95 +6.020 +0.43%: 10年債券 1.62%:

テツク関連の多いナスダツクが0.68%+と健闘しています、素材関連も好調でした、小売関連はミツクスです、その間ゴールドマンSがインド株式市場をアツプグレードしたことが要因で米国内の関連企業銘柄が買われました: ダウ運輸関連が好調です(+0.6%): 経済指数では2度目のGDP速報値が前回の2.0%から2.7%に改善されています: 明日にはシカゴPMI、POE等が発表されます: 

商品市場: CRB商品指数 299.35 +2.64と好調です: WTI原油先物 88.07 +1.58: ブレント原油先物 110.42 +0.91: 天然ガス 3.65 -0.15: 金先物 1729.50 +10.70 (現物 1725.70ドル): 銀先物 34.43 +0.66: 銅先物 360.55 +6.80(好調): 農産物はコーン(-)、小麦 (+)、大豆 (+)とミツクスです:商品市場も議会からの(崖)がらみのニュースにより大きく日中でも変動しています:これは通貨市場のどドルの動向にも及んでいることを無視できません:

通貨市場:AUD-USD 1.0425: USD-JPY 8.14: USD-CNY 6.2235: USD-BRL  2.0987: GBP-USD 1.6038(堅調): USD-CHF 0.9280: EUR-USD 1.2971(1.30を越せません): 


議会における(崖)等財政のコメントにより動向は左右される

2012年11月29日 | 商品市場

ダウ 12985.11 +106.98 +0.83%: ナスダツク 2991.78 +23.99 +0.81%: S&P500 1409.93 +10.99 +0.79%: 10年債券 1.6170%:

安値でオープンした市場はS&P500のレベルでは200日線近くまで下降し下値テスト後反転25ポイント近く上昇し0.8%近いポジテブにて終了: その間議会における(崖)がらみのニュースが次々とヒツトし市場は敏感に反応しています:FRBの10月のベイージュの内容ではハリケーンサンデーで被害を受けた東部の3週が弱い成長だがいくつかの週が堅調に経済は推移していると報告しています: 経済指標としては新築住宅の販売数が予測を下回り関連セクターは弱い展開です(ホームビルダー等): 任意消費関連では数社が非常に良い成績を報告しており堅調に推移しています: 

商品市場: CRB指数 296.70 -1.07: WTI原油先物 86.58 +0.09: ブレント原油先物 109.51 -0.36: 天然ガス 3.80 (変わらず): 金先物 1722.10 +3.30 2月物にシフトされています、現物(スポツト)は1719ドルです: 銀先物 33.79 +0.02(3月物): 銅先物 354.10 +0.35: 穀物市場ではコーン、小麦、大豆等いずれもネガテブ展開です: 商品先物市場では大半が2月、または3月物にシフトし始めています(先を予測するには好都合です):

通貨市場:AUD-USD 1.0470(高値維持): USD-JPY 82.18 (高値行けません): USD-CNY 6.2274: USD-BRL (安値に進行中): GBP^USD 1.6014(変わらず): USD-CHF 6.9293(安い): EUR-USD 1.2950(1.30はハードルかもしれません): 


2012-11-28 08:51:01

2012年11月28日 | 商品市場

ダウ 12878.13 -89.24 -0.69%: ナスダツク 2967.79 -8.99 -0.30%: S&P500 1398.94 -7.35 -0.52%: 10年債券 イールド 1.6450%:株式市場はIMFと欧州EU圏の財務大臣がギリシャ救済案に合意したとのニュースがありました、中身は同国の財政赤字を2014年は190%に2020年迄には124%まで引き下げるとの内容です、しかし市場は懐疑的であり信用していません:それよりも米国議会における(崖)にからむ進行状態に焦点を切り替えています: セクター的には公共関連が反発し(1.3%) 特にくにエネルギー銘柄が上昇しています: Xmasを控えて消費関連が比較的に下げ幅が少なく関連ETFはー0.03%です: 履物関連が好調ですCROX,DECK等です:経済指数ではケースシラー20都市住宅価格指数は3%プラス、耐久消費財受注件数は10月は(+-0%)、運輸関連を除く数値は+1.5%です: 消費者信頼感数値は11月は73.7とよそく(73)を多少上回りました: 

商品市場: CRB数値 297.77 +0.03: WTI原油先物 87.21 +0.03: ブレント原油先物 109.87 -1.05: 天然ガス 3.75 -0.02: 金先物 1744.40 -0.40: 銀先物 34.11 +0.03: 銅先物 354.75 -0.35: 農産物穀物は小麦、コーンはマイナス、大豆はプラスです:  商品相場全体的な動向は株式同様に方向感が出ていません: 

為替市場: AUD-USD 1.0447: USD-JPY 82.09(月末を控えて売買交錯中): USD-CNY 6.2233(元高値に誘導): USD-BRL 2.0842: GBP-USD 1.6021(堅調): USD-CHF(変わらず)0.9304: 問題通貨 EUR-USD 1.2941と大きな変動は所見できません: 


欧州EU圏の財政、政治等の不透明感に慎重、市場は様子見

2012年11月27日 | 商品市場

ダウ 12967。37 -42.01 -0.33%: ナスダツク 2976.78 +9.93 +0.33%:  S&P500 1406.29 -2.86 -0.20%: 10年債券 1.6640%:

週明けの米市場はEU圏のギリシャの負債に対する対応が決められず、またスペインの政治的な展開等、さらに金曜日の上昇に対する利益確定の売り等が入りミツクス、中途半端な市場展開です: テレコム関連の低調さが目に付きます、AT&T、VERIZON等です: SPDR S&P500 RETAIL ETF,SPDR FINANCIAL SELECT ETF等がよくありません: 今までハリケーンサンデーの被害もあり売られていた公共関連、特にEXELON、PPL、First Energyが反発し始めています:

商品市場: CRB商品指数 297.74 -1.33: WTI原油先物 87.82 -0.46: ブレント原油先物 110.87 ー0.51: 天然ガス 3.74 -0.17: 金先物 1749.10 -2.30: 銀先物 34.24 +0.03: 銅先物 354.90 +1.00: 穀物関連ではコーン、小麦、大豆いずれも買い増しで上昇しています: 

為替市場: AUD-USD 1.0473(堅調): USD-JPY 82.06 (82.75が抵抗線?)USD-CNY 6.2255 (変わらず): USD-BRL 2,0832(しばらくは対ドル安い): GBP-USD 1.6033(1.60に戻る): USD-CHF 0.9260(安い): EUR-USD 1.2995(堅調に推移しています)しかしこの先1.30水準に入るかどうか注目します):

米国、世界の関心は12月の(崖)に対する対応に最大の関心が集中します、場合によればシートベルトが必要になるかもしれません: 今後の金融市場には目が離せなくなります:

 


23日までの週間動向

2012年11月25日 | 株式

株価指数   週初          週末       変化         年初来

ダウ    12588.31   13009.68   +421.37 +3.3%  +6.5%

ナスダツク 2853.14    2966.85   +113.71

S&P500 1359.88    1409.15    +49.27

R2000   776.28     807.18     +30.90 +4.0%  +8.9%

週間の上昇率は久しぶりに高く年初来の上昇率に貢献しました; しかし年初来の率は依然として低い数値です: 現状のS&P500数値は今年の4月の週間数値の水準でありその後6月の初旬に1266近辺までに底値を確認し反転上昇に入り9月下旬から10月のはじめにかけて100ポイント近い反騰を示し1470ポイント近くまで上昇、11月の中旬には再び下落し1344-50近辺でサイド底値を確認今日に来ています: 筆者の予測値である年末の1450超えを最低の水準として所見したいものです: