週間動向(営業日4日間 29日は祭日にて休日)
指数 週初 週末 変化 年初来
ダウ 14512.03 14578.54 66.51 +0.5% +11.3%
ナスダツク 3245.00 3267.52 22.52 +0.7% +8.2%
S&P500 1556.89 1569.19 12.30 +0.8% +10.0%
R2000 946.27 951.54 5.27 +0.6% +12.6%
S%P500は 2007年10月9日以来の史上最高値を更新して終了しました、3月はユーロ圏のキプロスが再び大きな財政問題として表面化しました、キプロスのGDPはユーロ圏の0.2%と少ない比率ですが金融市場はその財政破綻の方法で大きな懸念を先行きに残しました、 キプロスの財政問題の解決の方法(2大銀行の再構築と破たん処理、さらに10万ユーロ以上の預金残高に対する20%の強制的な課税)等ですが先行きもユーロ圏の他国の処理案として適用される懸念です: 対象国は今までの5カ国ではなく(F, I, S, H)4カ国です(フランス、イタリー、スペインそしてオランダ)です。 いずれ退くにも財政的には大きな問題を抱えています、先行きの懸念材料として注目すべきです:第1四半期の米国株式市場は3ヶ月で10%平均の高い成長率でした、しかし出来すぎです、好成績のセクターは(ヘルスケアー等のデフェンシブ関連銘柄です、また月末近くの動向として鉱工業と素材関連が反発してきているのが目に付きます、過去2週間売られすぎの展開でその反動ともいえます: 経済指数もPMI等必ずしも良いといえません: 金融関連の銀行銘柄も不安定な動向でした: 銀行関連のETFは月曜日から見ればー1.6%です: エネルギー(-0.3%)、金融(-20.%)、テクノロジー(-0.3%)と今週下降したセクターです :3回目のGDP確定値が予測の0.3%+から0.4%+の発表は救いです、ただしインフレ数値(デフレーター)は1%プラスです: 休日である金曜日には経済指数は発表されました: 個人の収入と支出、PCE数値とミシガン景況感です: PCEとは耐久消費財、非耐久消費財、サービス の3分野合計の数値です、小売関連の数値はこの数値に大きく貢献します: 重要度はCです: ミシガン景況感は予測の72.0に比較して78.6と高く来週の月曜日に良い影響を与えると観測します: