グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

週刊動向 第2四半期も残り1日:

2014年06月29日 | 株式
  指数       週初め       週末       変化     年初来

DJIA     16947.08    16851.84   -95.24   -0.6%   1.7%

Nasd      4368.04     4397.93    29.89    0.7%    5.3%

S&P500   1962.87     1960.96     1.91    -0.1%  6.1%

R2000     1188.42     1189.50     1.08    0.1%   2.2%

金曜日の終了前1時間ですべての株価指数はポジテブにて終了し週末の数値はミツクスにて終了しないで済みました: 週刊的な動向としてはダウとS&P500がネガテブにて終了しナスダツクとR2000はポジテブにて終了年初来の数値も指数別に均等でない数値にて終了した:

週末の通貨市場:

ユーロ 1.3648: 日本円 101.41: ポンド 1.7034: 豪ドル 0.9425: Sフラン 0.8909: 中国元 6.2197:
日本円の円高の傾向が依然として継続しています、しかし筆者は来週からは反転円安傾向になると予測していますが? ただし債券市場のイールドが上昇し始めることが条件です:


債券金利市場

3か月ビル 0.00  6カ月ビル 0.03: 2年債 0.46: 3年債 0.84: 5年債 1,62: 10年債 2.53:30年債 3.35:



商品先物市場: CRB 商品指数 311.54 -1.20: WTI原油先物 105.74: ブレンド原油先物 113.30:

天然ガス  4.41: 金先物 1320.00: 現物 1316.17: 銀先物 21.13: 銅先物 316.80 プラチナ 1417.55

穀物先物: 小麦 コーンともに09%-1.5%上昇 : 大豆は値を消しました 1228.00 -16.25:


6月の金融市場を含めすべての市場展開は方向感のない不透明な展開です: 要因は地政学的な問題が背景にあり、それにくわえて政治的な混迷もあるようです:

日本の株式市場の活性が弱いのは円高傾向がまず大きな要因であり、また第3の矢に対する期待感が失望に変わりつつあるのが要因、言い換えれば海外勢の期待を裏切る内容といえます: 4政策はいずれもよいのですが内容が明記されず先送りされている点です:  このままでは16000円の水準に挑戦するのかどうか不透明です:  年金資金の継続的な投入がようぼうされます、しかし作為的な上昇であり海外の投資家は見送るかもしれません:








16日ー20日 週刊動向 金価格上昇、ドル0.34%下降

2014年06月23日 | 株式
商品市場に新たなる地政学的な問題の台頭により変化が起き始めています、債券市場も短期債の変動はあまり目につきませんが長期債が2.6%から大きな上昇をする気配が見えず、また原油価格がイラクがらみの内紛を受けて新規な胎動を始めています、インフレーションの影がはたして忍び寄り始めているのかこの先注目しなければなりません: 

株価指数      週初め     週末        変化    年初来

DJIA    16775.74    116947.08  171.34  1.0  +2.2%

NAsd     4310.65     4368.04   57.39   1.3  +4.6%

s&p500   1936.16     1962.87   26.71   1.4  +6.2%

r2000      1162.63     1188.42   25.78   2.2  +2.1%

年初来の動向は現在までの米国経済のFRBの分析に類似した数値の展開であり昨年と比較してモダレートであり好感が持てます、昨年と比較して債券市場の動向を所見してみますと: 3か月ビル 0-0.25: 3か月LIBOR 0.27: : 2年債 0.36: 5年債 1.39: 10年債は2.49%: と比較して1年後に変化がみられます: 市場の予測から見れば現時点の長期債のイールドは極端に低すぎます、10年債券は2.90%近辺にあるべきなのです: ドルの弱さの主要因といえます: 第24半期も終わりに近い中債券の動向はこの先どのように変化するのか注目しなければなりません: fedの政策金利は来年現状の0-0.25%を維持することはほぼ確定しているようですが:  株式市場ではSP500のような大型銘柄が投資家の買い入れの対象でありnasd,R2000等は出遅れ感が顕著といえます:    


先週の動向: 過去の分析は未来観測の糧

2014年06月16日 | インポート
株価指数      週初め        週末        変化      年初来

DJIA     16924。29   16776.74    -148.54  -0.0%  +1.2%:

NASD:    4321.40    4310.86     -10.75  -0.2%  +3.2%:

S%P500  1949.44    1936.16       -13.28  -0.7%  +4.8%:

R2000    1165.20   1162.63       -2.57    -0.2%  -0.1%:


週間の動向はネガテブでした: 要因はグローバルな地政学的の不穏な動向と米国内における経済指数に対する失望感にあります: ウクライナ問題の一時的かもしれない静かな展開はともかく新たに中東で火種が見え始めています: 宗教的な対立が要因です: 米国のこの先の対応次第ではより大きな問題と先行きなりそうです:  注目すべきはイラクにおける軍事的な展開が拡大すれば」再びげwんゆが焦点となります: 原油価格が週間価格としては最高値を更新しています;$116も視野に:

日本市場に関しては日本円の動向が視野に入り始めました: 101円の後半の水準を抜ければ円高が加速します: