グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

Xmas明けの米株式は取引量の少ないない中史上最高値を更新、週間動向はポジテブで終了

2014年12月27日 | 筆者のひとりごと
米株式市場は今年2番目の少ない取引量、NYSEは436ミリオンであり50日の平均取引量の808ミリオンに比較して半分でした、欧州市場は全休です:アジア市場は少ない取引量の中でも多少は上昇しています:

S&P500は2088.77と史上最高を記録7セクターが上昇しています: ナスダツク市場が市場のスタンスが強く上昇をリードしました:先週より下降常態中で目についていたヘルスケアーセクターがバイオテツクを中心にETFが+2.3%と強く目につきます、また大型テクノロジー銘柄、AAPL、GOOL,QCOMが買われています: 消費関連もサイクリカルセクターの中でも堅調を示しています: オイル関連はリビアの港湾が攻撃されたのニュースで上げていましたがやがて徐々に下降しクルードオイルは54.66ドルで終了しています: 幸いポートフォリオ内のXLEとXOPは値を保持しておりプラスで終了しています:

債券市場では10年債のイールドは2.25%でした: 通貨市場ではユーロ 1.2203、日本円は 120.45と対ドル値を下げています: 金市場は反転上昇しています、数度ポジションをとつたGLDは114.83+1.83%と購入を考慮したくなる動向です、金は買い場かもしれません、考慮中です:

週間動向は:

株価指数   週初め      週末         変化       年初来

DJIA 17804.80  18053.71 248.31  1.4%  8.9%

NASD  4765.80   4806.86  41.48  0.9%  16.1%

SP500 2070.65   2088.77  18.12  0.9%   13.0%

R2000 1195.96   1215.21  19.25  1.6%   4.4%

4営業日ですが米国経済の先行きの兼用と当面の低金利を背景にプラス終了しています: 月、火、水と残り3営業日の展開を期待します:

12./15-12.19 米金融市場並びに株式市場の動向

2014年12月21日 | 金融市場
日本の株式市場は自公の勝利となりました、無論市場は織り込み済みです、その後の株式の上昇は米国市場のFOMCのイエーレン議長ののコメントによる米国市場の投資家のホリーデーシーズンを明るい心境で迎えたい《ヤンキー的)な動向といえます、:

株式指数    週初め      週末            変化      年初来

DJIA  17280.83  17804.80  523.97  3.0%  7.4%
NASD   4653,60   4765.38  111.78  2.4% 14.1%
S&P500 2002.33   2070.65   68,32  3.5% 12.0%
R2000  1152,43   1195.65   43.51  3.8%  2.8%

先週まで株式市場の展開はS&P500等の米国を代表する銘柄《上場株の70%近い時価総額、DJIA,NASDを含む)の上昇でありR2000でみられる中小銘柄はかろうじてポジテブ圏を確保している事実に注目すべきです、そのs&p500銘柄の中でも10セクター別に無論12%の上昇をしているのすべてではありません、あくまでも平均値です、セクター別ETFを購入している投資家もすべてが12%利益を出しているわけでもありません、エネルギー等関連セクターのETFを購入されている方は失望しているでしょう、しかしヘルケアーセクター等多くのセクターは途中ピンチもありました終わりよければすべてよしでしょう、、22日からの展開は経済指数に特に住宅関連等に変動が予測されます、主たる取り引きは22日、そして23までであり多くのトレーダーはすでに市場を離れると思います、24日は1時まで25日休日26,29,30,31日通常営業です、1月1日休日です。2日から通常の展開です:

その他の要因はEUの政策金利動向も加味しています、中央銀行はライバーレー(LIBOR)をゼロに誘導しています、即ちゼロ金利以下マイナス金利です、欧州株式、米国先物、商品市場は当然買いが優勢となりました、しかしその中で午前中に$58まで上昇していたクルードオイル価格は利益確定または売り手の勢いが優勢で$54.19まで下げて終了しています、クルードオイルとガスの底値は近いと観測2銘柄のETFを16日《米国時間)にXLEとXOPを購入しています、金曜日の終了時では利益を計上していますが年末までにどんな展開をするか興味深々です:

債券市場は議長の発言によりその「言葉)の解釈次第で価格は乱高下しましたが10年債のイール

商品市場 CRB数値 250.88、WTI 57.13 +2.77: ブレンドオイル 61.38 +2.11: 金価格先物 1196.00+1.20: 金現物 1195.74 -2.83:

通貨市場: ユーロ 1.2229、日本円 119.52、豪ドル 0.8143、 中国元 6.2224「比較的安定): ユーロの底値はまだではないかと観測しています、1.20をテスト挑戦するのでは:; 日本円は120.55^75を超す円安は125.35銭に9挑戦先行きすると予測します、しかし117.35-14銭を下回る円高は115.35銭弐挑戦するとみています:アベノミツクスの新政策次第であり年金資金の更なるドル転が始まるかでしょう:無論その場合円安です: しかし年内は119.75銭で終了しそうです:

 


12月8日ー12日 週間動向 2か月ぶりにネガテブな終了となる

2014年12月13日 | 株式
今週の主要ネガテブ要因はエネルギー特に原油のOPECの生産調整をしない、また世界の原油の先行きの需要は中国を始め明るくない等の情報をもとに$60割れを起こしました、原油価格は今週だけで11.3%のマイナス展開です、当然ガソリン価格は米国の場合ガロンあたり3ドル台から2ドル台まで下降消費者の消費マインドを大きく助けています、SPDR S&P小売りETFは’XRT)$92.28 +0.57と0.6%+です、ミシガン消費者景況感は悪くないのですが一時的な上昇にとまり株式は下降に入りました、これまで好調のヘルスケアー関連ETF
(XLV)もバイオテクノロジーETFのー1.3%が響き下降しています、無論ポートフォリオ内の株関連すべての8日の売却で利益は確保しています、CBOE VIX《変動幅)指数は21.8と9%と10月以来の上昇です、個別の営業日には強弱の経済指数と株式市況に好感を与える情報もありましたが原油価格の60ドル割れはイムパクトがありすぎます: ロシア経済に与える影響は大きなもとなります: 

指数     週初め        週末         変化    年初来

DJIA  17958.79  17280.83 -677.96  -3.8%  4.2%
Nasd   4780.75   4653.60 -127.15  -2.7%  11.4%
S&P500 2075.36   2002.23  -73.04  -3.5%   8.3%
R2000  1182.343  1152.45  -29.58  -2.5%   -1.0%

為替の市場の動向ではドルが堅調に推移しています
ユーロ 1.2464、 日本円 118.78 

債券市場では米国の2年債はイールド 0.53%、5年債 イールド 1.50%、10年債は2.08%まで下降しています、債券市場に資金が流入する経済指数が多くなりました、株式市場より、柔らかい経済指数とテクニカル要因、原油価格の軟化等資金の流入先は債券市場です。

日本市場は無論明日14日の選挙の数値によりこの先の市場展開を読むことができるでしょう、年金資金だけではなく海外投資家のこれまでの売り手センチメントが買いに転じれば225は18000円を抜けることも十分予測されます


米株式市場と日本株式市場の最近の変調の要因は何故?

2014年12月11日 | 株式
読者の皆様はここの所大きく変動幅を広げている米国と日本市場の展開をどのように観測していますか?

米国市場の本日の下降の主たる要因はエネルギー部門にあり特に原油価格の更なる下値展開です、WTIの先物価格はついに61ドルまで下降、世界的に原油価格を代表するブレンド原油価格は$64.65と3.28%、$2.40と$2.10とネガテブな展開をしています、OPECの主要メムバーであるサウジが生産量の調整をしないとの発言です、背景にはロシアに対するウクライナ紛争に対する制裁が絡んでいるとみるべきです、ロシアの主たる収入はエネルギー関連であり原油価格等の輸出による収入なのです、110ドル-100ドルの平均価格の最近の60ドルえの下降は40%のマイナス展開でありロシアにとつては大きな苦痛となるのです、金融の資産凍結のダメージ以上です、エネルギー部門の下降は国際的な商品市場の指標であるCRB数値はついに250を割り込みました、最近の最高数値は314です、米国のエネルギー関連の最近のまなす展開はついにー33%近くなりました、日本国側から見れば市場はポジテブに展開すべきのはずです、しかし昨日を含め大きくネガテブな展開です、要因は予測で買いに入り事実が現実となる前に利益を確保し、その後の展開で改めてポジションを取り直すのスタンスです今週の月曜日が利益確定の株式の売りのタイミングでした: 筆者の顧客の米格式並びにジャパンファンドは同日すべて売却、利益を確保しました、TOPIX 連動の上場投信’EWJ)です: 日本円は121円をヒツトしたのち反転円高となり、今日10日の数値は117.95銭です: 日本の円と株式はすべて14日の衆議院選挙の内容待ちです、来週の15日の週間動向がこの先のカギとなります、ここでも腹8分目のスタンスが必要と教えてくれます:
110円を超す円安は日本の経済にはマイナスになる要因が加味されることも認識すべきです、しかし円は130円近くまで挑戦してくる可能性が大ろみています》明年4月までに): 米国の10年債券のイールドは2.16%であることを知るべきです:できれば米のOPTION市場のCALLとPUTの変動も観測すべきかもしれません:

年末入り 12・3-7までの米金融動向

2014年12月07日 | 金融市場
米国市場は12月の最初の週間を7週連続のポジテブ終了にて展開しました、経済指数の中で重要な非農業雇用の数値が予測の230Kから321Kに増加したことが大きく金融市場の各部門に影響しています: 市場はの反応はFRBの金利j引上げを意外に早く開始するのではとの観測でした: 一番顕著に出たのは為替市場です、米金利の引き上げはドル金利の引き上げでありドル買いが始まりました、無論円安です:また金融部門の中で金利の引き上げは貸出金利の引き上げが可能となり収益の先行きに明るい展望が出るとの見方から株価は上昇いています:主要銀行株式はそれぞれ1.8%から2.2%近く上げています: サイクリカル部門は比較的変動はありません: エネルギー、素材、テクノロジーの部門は値を下げました:  SPDRS%P500小売りETFは0.3%値を下げています: ナスダツクのバイオ関連ETFは0.9%の上昇、関連するヘルスケアETFも0.8%の上昇です(XLV等):その他の経済指数もネガテブ要因よりもポジテブに市場に影響を与えています: 雇用関連の指数が出た火曜日からの展開が今週の下記する週刊動向となりました:

指数     週初め       週末              変化     年初来

DAIA  17828.24 17958.79  130.56   +0.7%  +6.3%
NASD   4791.63  4780.75  -10.87   -0.2%  +14,5%
S&P500 2067.56  2075.36   +7.81   +0.4%  +12.3%
R2000  1173.23  1182.43   +9.20   +0.8%  +1.6%

上記の数値を分析する場合には前年の年間の上昇、下降率を参考にしなければ正しい判断はできないの留意してください:

最近の市場展開の中で注目すべきはエネルギー価格の大幅な下降です: 日本の場合120円の水準で年初の原油価格 $100だとすれば貿易赤字は拡大し国内市場はインフレが加速していました、原油価格の反転上昇と米国金利の上昇が日本の金利差と拡大を継続すればどのような国内経済が展開すのか思考力を生かしてみませんか*

ユーロ 1.2286まで下降 下限に近い   日本円 121.50円 年金資金の円売りドル買いが継続すれば更なる円安もあり得ます

10年米国債券 イールド 2.29% 先週よりも高く先月平均よりもまだ低い水準

商品先物市場の展開

CRB商品指数は標準の転換点 250に近い252.90まで下降

WTI原油先物 65.84 ブレンド 69.07

下降を継続している貴金属市場の先物値

金 現物 1190.60 -17.30 1200ドル割り込みました 米国の金利が上昇すればさらに下げるでしょう
銀 3月もの 16.26 

米金利と金価格並びに日本円の動向は相関関係にありますのでそれを見出す勉強が必要です

米国内問題ですがファガーソン射殺から最近の警察官の行動に対する世論の喚起はこれ以上拡大すれば米国の来年の最大の政治的な課題となり合わせて世界の差別、格差の拡大に対するRIOTにつながります: