グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

9月2日ー9月5日 週刊動向

2014年09月07日 | 金融市場
   指数     週初め        週末       変化     年初来

  DJIA    17098.45   17173.36   38.91  0.2%   3.4%

  NASD   4580.27    4582.90    2.63  0.1%   9.7%

  S&P500 2003.37    2007.71    4.43  0.2%   8.6%

  R2000  1174.35     1170.13   -4.22  -0.4%  0.6%

ダウは年初来の数値が3.4%まで上昇改善していますがR2000は辛うじて言い換えれば0.6まで来ています、言い換えれば3000銘柄以上ある米株式市場の全体の投資家のスタンスを表しています: 史上最高値をすでに更新しているダウはともかくSP500の2000ポイントを超える展開は優良株500に投資家、ファンドマネジャーの心理を表しているのでしょうか: ナスダツクは史上最高値の8000ポイントの水準にははるかに及びませんが2000年の水準まで上昇しているのは非常に興味がある展開です:  言い換えれば米国市場は未知の分野にきているのです: 欧州中央銀行はー0.1%からー0.2%にさらに日引き下げました: 債券買い入れプロGラムの内容はクリアーではありません、しかしユーロは昨年の7月の水準まで対ドルレートを下げています:1.2952まで下降しています:日本円も105円前半まで円安ですが来週の展開を観測しなければまだ不透明です: 米国の今後の金利動向が重要な要素になります: 米10年債券の2.46%の今後のイールドの動向がカギとなります: