グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

3/24-3/27 週間動向 4指数すべて2%以上のマイナス、しかしS&P500 100日線上にて終了は明るい材料

2015年03月29日 | 株式
週間株式動向は下記の展開

指数     週初め      週末        変化        年初来

DJIA  18127.65 17712.68  -412.99  -2.3%  -0.6%

NASD   5026.25  4851.22  -136.20  -2.7%  +3.3%

S&P500 2108.06  2061.02   -47.04  -2.2%  +0.1%

R2000  1266.37  1240.41   -25.96  -2.0%  +3.0%

カウンターサイクリカル グループ 消費関連、 公共関連、ヘルスケアー関連等が堅調に推移、ただしテレコム関連はフラツトでした:
しかしヘルスケアーは2%上昇しましたが週間としては5.2%のマイナスです、国内の経済指数は比較的不透明な数値でありその中で中東のイエーメン等の情勢がドル指数に微妙に影響しています、さらに原油市場にも変化が出始めています、ブレンド原油は51.43と4.2%上昇しています、しかしエネルギー関連はー0.2%と回復しきれません:

 為替市場の展開は変化が所見されます: 週刊変動

日本円 119.12-118.94
ユーロ 1,0948-1.08.02 ユーロの下降に加速感が消えています、今後に注目します:
豪ドル 0.7832-0.7746

債券市場 週間動向

3カ月債 0.03 先月 0.01%
6カ月債 0.10    0.06%
2年債  0.56    0.57%
3年債  0.93    0.96%
5年債  1.43    1.45%
10年債  1.97    1.97% 

上記のように先月と比較してみると短期債券のイールドは上昇し始めています、しかし長期債には変化が所見できません:

先物市場の展開では 5月先物 クルードオイルは 48.43 -3.00ドル
期価格は1200ドル寸前で足踏みしています

第一四半期もあと僅か2日です、株式市場は年初来の数値に大きな」変化もなく先行き不透明な展開で終了するでしょう:




  


3/16-3/20 週間動向 4オピション等満期日、取引量も多い中、金利上昇遅れるの期待感の中で高値終了

2015年03月21日 | 金融市場
過日のFOMCの中でイエレン議長の政策金利に対するコメントを受けて米株式市場は連動するドルの主要通貨に対する1.4%のマイナス展開となりましたが月間では2.5%の上昇です、目につくのは今まで下降を継続していてユーロの対ドルレートがギリシャの新政権成立後従来の緊縮政策に反対の立場を崩さずギリシャの先行きの経済に対する大きな不安感とともにユーロ離脱すらささやかれる状態をうけてユーロは対ドルパリテーすら示現するかの観測もありましたがここにきてギリシャから新たな財政改革の案件が提出されユーロ閣僚からの好意的な発言もあり対ドルレートも1.08の水準まで回復してきており、反面ドル指数は下降し商品市場は反発、特にエネルギーセクターに好感を与え+1.4%でした:
またサイクリカルセクターの展開もポジテブとなり住宅関連のETFは上昇しました、ヘルスケアー、バイオセクターも買いが入り堅調です:

週間の市場展開は下記です:

   指数      週初め       週末         変化     年初来

DJIA 17749.31  18127.65    378.34   +2.1%   +1.7%

NASD  4871.75   5026.42    154.66   +3.2%   +6.1%

S&P500 2053.40   2108.06     54.66   +2.7%   +2.4%

R2000  1232.14   1266.37    34.23   +2.8%   +5.1%

先週までの下降常態から月曜日のS&P500の50日線を上抜けする上昇は週からの明るい展開を予測させました: 火曜日は翌日のFOMCを控えてMIX状態の展開でした: FOMCにおいて米国経済の先行きの観測をGDP予測を2.3-2.7%と2.6%-3.0%の前回の予測値よりしたまわる観測をだしさらにインフレ観測も1.0%-1.6%の12月の前回観測よりも下回る0.6%-0.8%と修正しました: 政策金利を引き上げるタイミングは市場でも2.0%にリーチした時と観測しておりこのコメント後にS%P500は20ポイント急騰、債券市場ではイールドが1.995%と急降下1.92%の2月の史上最低の水準まで瞬間下降しました、価格は10ポイント上昇です: 無論通貨市場もその間おおきく影響を受けましたが金曜日の終了時までには落ちついてきました

ユーロ 1.0814  下値 1.0651
日本円 120.02  高値 119.91
スイス 0.9737
中国元 6.2127  変わらず 

債券市場 債券市場にとつては好調な展開でした5年債のイールドは1.41%、10年債はい。92-93%と大幅に価格は状しています

商品市場の展開はCRB指数が1.48%214.65と堅調です:
WTIの原油先物は 46.57 +1.04「5月)
ブレンド先物は 55.32ドル +0.89
天然ガス先物 2.79 -0.03
金先物 1184.60  現物は1182.54 +11.38ドル
穀物先物は5月物に買いが入り堅調に値を上がました:






9-13th 週間動向 3主力指数 ネガテブ展開 ドルの上昇、原油の下降 PPIの下降 ミシガン景況感弱し

2015年03月14日 | 資産運用
今週の株式展開はドル指数の100を超える展開です、100.28と3月に入り5.1%の上昇は多国籍大手企業の収益に大きな影響が出そうでありまた原油価格の4.7%のマイナス展開も考慮に入れなければなりません: 週間ではWTI原油はー9.1%となりエネリギーセクターはー2.1%となりました: テクノロジー関連はインテル、マイクソフト、オラクル等に買いが入りNXP半導体指数が6.2%の急騰となり明るい材料です: バイオテツク関連も0.1%ですがETFは上昇しました: 経済指数としてはPPIが1月の0.8%に継続して0.5%とマイナス展開となりました、エネルギー関連の上昇が望まれます:

株価指数     週初め       週末           変化        年初来

DJIA   17856.78   17749.31  -107.47  -0.4%  -0.4%

NASD    4927.37    4871.76   -65.61  -1.1%  +2.9%

S&P500   2071.28    2053.40   -17.86  -0.9%  -0.3%

R2000    1217.52   1232.14    14.52   +1.2%  +2.3%

ミシガン大学景況感は予測の+95.8に対して91.2と下降も多少意外です:

通貨市場ではユーロの大きな下降が目につきます 対ドル1.049まで下降してしまいました、日本円 は121.38、 対ユーロの日本円レートは127.41と最近には見られない低いレートです:

債券市場では10年債がPPIと低いミシガン景況感をうけて2.12%と先週よりも(2.25%)大きく下げました、価格は」上昇
2年債 0.66%、5年債 は1.58%です:

商品市場展開: CRB数値は211.23とー3.97: WTI 原油 44.54 : ブレンド原油 54.57 -2.41:
金先物4月 1152.40 +0.50 金現物 1148.58 +4.25: 銀価格 5月先物 15.49 、銅先物5月 266.35 +0.50 穀物類の先物は売り込まれています コーン 380.-8.00 、小麦 502 -5.25でした

来週の月曜日には鉱工業生産、エムパイステーツ製造業指数、設備稼働率とyが発表になります:





 




3月第1週雇用統計が市場予測を上回り、早期利上げ観測が浮上、ドル高株安が進行

2015年03月08日 | 株式
ダウ 17856.78 -278.94 -1.54%: ナスダツク 4927.37 -55.44 -1.11%: S&P500
2071.26 -29.78 -1.42%: 10年債券 イールド 2.245に上昇《債券は売られる)、 株式上昇はNYSE 449、下降銘柄 2697、ナスダツクは 上昇 865 下降 2173 の数値で終了: 売られたセクターは下記です: ナスダツクの5000ポイントに15年ぶりに到達しましたが、この水準を維持できないのは利益確定の進行とともにこの先注意しなければなりません、日本市場の来週の展開は先行き19000円抜きの為にも非常に大事な週間となります:

常用消費部門、 エネルギー、 鉱工業、 機材関連、 通信サービス、公共部門等が中心に売り込まれています:

2月の雇用関連では非農業部門の雇用数は295Kと予測の240Kを大きく上回りましたが、一時間当りの賃金の上昇は市場予測の+0.2%が+0.1%と失望しています: 注目すべきはダウの30の銘柄に見直しが入りAT&Tが外されAPPLEに入れ替わりました、、APPLEの株式総額は市場の最高額です: AT&Tが外れAPPLEがテレコムの代表銘柄になることに米経済界の大きな変動が観測できます:

為替市場では先行きの米政策金利の引き上げが早まるとの観測は債券市場に弱気が走り、為替市場ではドルが大幅に上昇し、ユーロは対ドルのレートがさらに下降し1.0840まで来ています、筆者の先行きの対ドルパリテーへの挑戦の予測もあり得る可能性が出てきました:日本円は120円の水準を維持しています: 

商品市場ではCRB指数が220.69とー1.90とさらに下げています: WTI原油は$49.01 -1.15ドル、ブレンド原油は59.73ドルと回復できません、銀、銅、プラチナもいずれも値を消しました: 金価格は4月先物 1164.40 -31ドルです、ドル金利の上昇は金価格等の売りにつながります:


週間。月刊、年初来動向 利益確定の売りはいる、しかし公共関連のみ月間でマイナス 

2015年03月01日 | 金融市場
2月最後の週間はセクター別に独自の動向がありました、ダウとS&P500が週間ネガテブな展開、NASDとR2000がポジテブとなり年初来の数値を調整した感があります:  年初来の2月末までの動向はNASDが依然として昨年の上昇率に調整を加えたの3指数と比較して2%以上の上昇を堅持していることに注目します、Infomation Techを中心として4ケタのコードを中心にポートフォリオを構成していればより良い成果が出たのではと反省しています:

指数     週初め        週末        変化         年初来

DJIA   18140.44  18132.70  -7.74  -0.00  +1.7%

NASD    4955.97   4963.63  +7.56  +0.20  +4.8%

S&P500   2110.30   2104.50  -6.80  -0.3%  +2.2%

R2000    1231.79   1233.37  +1.58  +0.1%  +2.4%

ポートフォリオ上から見ればやはり資産運用はリスクはありますが株式を上位に債券運用よりも比重を置かなければならないのかと分析されます
上場投信 ETFを中止にセクター的にはあまり偏らず株式を50-60%、債券運用ETFを30-40%の比率で分散投資に踏み切ります: MALTI
ASETT INCOME&GROWTH FUND です: 6月ごろになるとよりセクター的な強弱が顕著に名r可能性が大となるのでは観測しています: この投資形態ではセクター別の資金配分が運用成果のカギとなります: ファンドマネジャーの能力が要求されます:

通貨市場ではユーロの動向が不安定です、対ドル 1.10の水準です、52週の最低値はユーロ 1.1000、日本円が121.67、
対ドルの上記 2通貨の安値は下限とみており、これを抜ける方向感、また要素はありません、ユーロの動向はギリシャです: 注目します

債券市場では直近のイエレン議長の発現から分析すれば亜t2回のFOMCを経て政策金利の動向を決めてくる可能性が大であると市場は観測しています、債券中心のFIX INCOMEの利器確定の売却時期に悩みます、2月中に30%ほどの利益確定の売却はしましたが問題は残りの部分です: 売却後の資金は無論この先有望な株式ETFに分散投資する予定です: 3月の中旬まではすべてのETFの分析に入ります: