グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

先週の経済指数の中で注目は新築住宅販売件数

2015年07月25日 | 金利動向

新築住宅販売件数の6月の数値は6。8%以上下降し投資資金は10年債に流入しイールドは2.29%。8に下降しました、政策金利引き上げ前に
10年債のイールドを引き下げ住宅ローンの新規申請が増加するかもしれません、オイル価格の大幅な最近の過去はガソリン価格に影響し消費者は過疎文書六の増加をローンの返済に回しているのも事実です、貯蓄にいかないようです:

7・20-7・24 週間動向 今年の相場展開の繰り返し、不確定要素が多く先行き不透明

2015年07月25日 | 株式
先週の強い展開を継続維持できない相場展開が再び今週も示現しました、、S&P500は先週2.4%のプラスでしたが今週は再び2.2%のマイナス展開となりました、経済指数の変動も多く、またFRBの年末までに政策金利の引き上げの可能性のコメント等が投資家の心理状態を揺さぶりました: 月曜日の3株価指数を除き4日連続に株価は下降ダウ 531、NASD 130、S&P500 49と値を消しました:
 
指数    週初め      週末              変化       年初来

DJIA 18086.45  17658。63 -517.92 -2.9%  -1.4%

NASD  5210.14   5088.63 -121.51 -2.3%  +7.4%

S&P500 2126.64  2079.65  -45.99 -2.2%  +1.0%

R2000  1267.09  1225.99  -41.10 -3.2%  +1.8%

上記の数値が示すように年初来の上昇率もDJIA、R2000ともにネガテブになりかろうじてS&P500そして昨年の上昇率の低さと比較的にテクノロジー関連の多いNASDは+7.4%と堅調なのが目につきます、皆様のポートフォリオ内の展開はいかがですか? 今年はテクノロジーとバイオテツクに注目と過去にのべましたがどうやら今のところ正解のようです:

上記の展開の主たる要因は今までに発表された第2四半期の決算の内容が期待ほどでもないか、失望する内容か本当に失望したかです。 アツプル、キャタピラー、SM、IBMいずれも利益確定の売りが入りました、これまで堅調なバイオテツクETFも今週は5%のマイナスになりましたBIOGENの4%の下降が響きました、明るい面ではAMZN、SBUX,JNPR、V等は堅調に推移しています: 中国の15か月ぶりのPMIの低い数値なども今までの利益確定の売りの呼び水となりました: 明るい経済指数としては新規失業者週刊数値は255Kと1973年以来の少ない数値です、しかしながら商品市場のて低調な活動、金価格、原油価格の下降も心理的にネガテブに働いています: 7月も残り5営業日となりました、この先発表される残りの決算発表の内容次第でしょう:




 

7・13-7・17 米株式市場 動向 

2015年07月20日 | 筆者のひとりごと
 指数     週初め        週末          変化        年初来

DJIA   17760.41  18086.45   326.04 1.8%  +1.5% 

NASD    4997.70   5210.14   212.44 4.3%  +10.0%

S&P500  2076.62   2126.64    50.02 2.4%  +3.3%

R2000   1252.02   1267.09    15.07 1.2%  +5.2%

ナスダツクの大幅上昇の要因の一つにはグーグルの史上最高値の株価の上昇でしょう、しかし相関的にはギリシャ議会におけるEU側の改造案にYESの投票が主たる週末の数値に出ています、少なくとも金融市場が一番懸念していたギリシャのゆーろ離脱は避けられたようです、来週からの市場展開は夏季特有のダラダラ市場になるかも知れません


  
 
           

世界的な株式市場の上下動の主因はギリシャ問題よりも中国市場の完成相場の崩壊

2015年07月12日 | 筆者のひとりごと
ギリシャの政治的なネガテブ展開の陰で比較的日本のマスコミの話題とならない重要な経済的な事象が起きているのです、中国の不動産取引規制ののちに政府が奨励しそれに便乗した経済界即ち株式市場の官製相場です、1億人と呼ばれる中国の株式市場に投資した人々の80%即ち8千万人の個人投資家です、不動産投資による個人投資家の破たんは皆様のよく知るところです、株式の世界は損益が一日でわかりしかも信用取引の増大が少額の投資家をも巻き込んだ悲劇的な展開が事実なのです、世界の専門はな中国市場のPER等の数値から見て上海株式の市場指数の妥当な数値は2500ポイントなのです、半年間で5000ポイント上回る展開はバブルと呼ぶよりも《ばくち)の世界です、年金生活者や個人商店等の投資家は信用取引で暴落による損失のみではなくその後の追証の発生でその傷は再起不能の事態になります、しかし習政権の半ば奨励により暴走したこれらの個人投資家の怨嗟のスタンスは習政権即ち共産党の土台を揺るがす要因ともなりそうなのです、習政権は常識外の市場介入策により30%以上の暴落を止めるべく取引規制すら行いました、売買禁止等の処置は損切りの機会すら与えませんでした、指数的には3250ポイントまで下降しても不思議はありません、資本主義の成熟を見ていない習政権の言動と租のスタンスは世界的な信用の喪失につながりました、:
リーマンショツク等の米国市場における不道徳的な金融業界の行動もそれなりに批判されるべきですが少なくとも米国の政権は関与していません、未成熟の市場と未成熟な個人投資家、情報の開示すら制約されている中国の株式市場は不動産業界の崩壊よりもその参加者の構成と数値から所見するにこの先どのような展開となるか不透明です、まさに警戒水域にあります:

ギリシャの展開はまさに成熟した民主主義の茶番劇に所見されます、国民投票までかけたEU圏からの案件とほとんど内容的には変わらない今日昨日のギリシャ議会の受け入れOKのスタンスはユーロ離脱を恐れ残留を願うギリシャ国民の本音なのです、日本の国民性には理解しがたい展開です
ずるがしこいのか巧妙なのか世界の強豪国に対応する弱小国の生き残るすべなのかもしれません:

ギリシャ議会と国民投票の明確な拒否のスタンスを受けて世界の株式市場は中国の株式市場の展開とギリシャに対するEU圏の対ギリシャのスタンス、ギリシャからの再度にわたる改革案を予測しながらの展開となりました: 3連休明けの米国市場は下記の展開です

指数     週初め        週末        変化           年初来

DJIA  17730.11   17760.41  30.30   +0.2% -0.4%

NASD   5009.21   4997.70   -11.51  -0.2% +5.5%

S&P500 2076.78   2076.62   -0.16    0.0% +0.9%

R2000  1248.26   1252.02    3.76    0.3% +3.9%

2015年の後半の展開を控え年初来の数値はこれまでの株式市場の正直なスタンスを表しています、連日の史上最高値行使した半年前の米株式市場はまさにこの先金利政策の引き上げを控え正念場に来ています

為替市場では日本円の122円レベルの展開は妥当です、また注目のユーロは対ドル1.09を割り込まず1.11で終了しています
中国元は6.2の水準を保つていますがたぶん背景では介入操作してるでしょう

国債市場は指標となる10年米債券のイールドは先月の平均数値2.48%から2.40%T6お落ち着いています、イエレン議長の今後の言動に注目が集まるでしょう

商品市場の展開にはこの先注目する必要がありそうです筆者は金価格と原油市場の展開に焦点を当てます、金の動向とドルの動向には相関性があるのです




7月3日 金曜日 独立記念日で休業  ギリシャ国民投票を控え木曜日の取引は控え気味

2015年07月03日 | 筆者のひとりごと
29日から2日までの米国株式市場は S&P500の週間取引では-1.2%、R2000は2.5%近い下降です。

10年債のイールドは2.38%に下降しています、一部では国民投票はユーロ圏からの離脱を避けて賛成が勝利するとの観測がではじめてい

ます: イタリーやスペインは困難な改革案を賢明に履行しています: ギリシャ国民の選択は????

週間的にはエネルギー +0.4%、テクノロジー +0.2%、サービス +0.3%、公共 +1.4%と4セクターはポジテブでした:

月曜日にはギリシャ事象の先行きも多少透明になり方向感がでるでしょう: 日本市場は多少蚊帳の外の感がありますが: