グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

週刊動向 21-25th 波乱の市場展開 R2000回復せず

2014年07月27日 | 金融市場
  指数      週初め       週末       変化      年初来

DJIA     17100.18    16960.61  -139.61  -0.8%   +2.3%

NASD     4432.16     4449.56    +17.41  +0.4%   +6.5%

S&P500   1978.22     1978.34    +0.12   +0.00%  +7.0%

R2000     1151.61     1144.72    -6.89   -0.6%   -1.6%

中国、ヨーロツパ市場の経済指標の比較的明るい数値により米国市場はオープンより UPBEATな展開でしたが継続できませんでした、S&P500は 一時史上最高値1991.39を記録しましたが1978の水準で引けています: 決算の各企業の発表は比較的に堅調であり悪くありません、しかし2000ポイントの目標に買い上げる強い材料にかけています:

通貨市場はユーロが1.3431と下降し始めています、にほんえんは101.84と円安的な傾向を示しています、ポンド、豪ドルは変化なくSフランが0.9047と安く、中国元は6.20の水準を割り込んでいます:

債券金利市場:  3か月ビル 0.02: 6カ月ビル 0.05: 2年債 0.48: 3年債 0.96: 5年債 1.67: 10年債 2.47: 30年債 3.24%と中長期債のイールドが下降しています 特に30年債の3.24%は13か月ぶりの低い水準です:

世界の株式市場は大きな買い材料もなく、まして米国市場の現在地は史上最高値に近いところまで来ているのです、これを抜けるには大きな買い材料が必要かもしれません、では (なんでしょうか?)です:

   




週刊動向 14th-18th: 

2014年07月19日 | 金融市場
 指数      週初め        週末      変化        年初来

DJIA    16943.81    17100.18   156.37   +0.9%   +3.2%

Nasd:     4415.49     4432.25    16.66   +0.4%   +6.1%

S&P500    1967.51     1978.22    10.71   +0.5%   + 7.9%

R2000     1159.93     1151.63    -8.32   -0.7%   -1.0%

中小銘柄 R2000の年初来のネガテブ展開が異様です: 木曜日のマイナス2.6%が大きく響いています: 昨年の上昇率の少ないNASDが年初来6.1%とポジテブにS&P500の+7.0%と同様に健闘しています: M&A等の活動が大きく貢献しています: 週末の大きな反発上昇は昨日のマーレシア航空機のミサイルによる墜落、またイスラエルのガザへの地上作戦展開等地政学的なネガテブ要因がおおきく影響してます:しかし金曜日には市場は昨日の売りポジションの解消の買い戻しが大きく入り週末の4株価指数がポジテブにて終了したことは来週にネガテブな心理状態を持ち越さなくて何よりです: 金価格は下降、原油価格も下降長期債券も下降しています CBOE VIX 数値は16%です: 覚えておきましょう:

通貨市場: ユーロ 1.3525「弱い」: 日本円 101.34「強+: ポンド 1.7086: 豪ドル 0.9393: Sフラン 0.8984:
中国元 6.2080「依然として6.20の水準》: ユーロ :日本円 137.07:

債券金利市場: 3か月ビル 0.01: 6カ月ビル 0.05: 2年債 0.48: 3年債 0.97: 5年債 1.67:
10年債 2.48: イールド多少昨日と比べて上昇:

商品市場: WTI先物原油 103.13: ブレンド原油先物 107.24: 天然ガス 3.95: 金価格先物 1311.00 -7.50:
金現物、 銀先物、銅先物 、プラチナ現物すべて売られる: この先商品市場、特に原油関連の市場展開には注意しましょう:
地政学的なリスクはこの先高くなる可能性が十分警戒されるべきです:





  


R2000主導のネガテブな週刊動向

2014年07月13日 | 金融市場
指標      週初め        週末       変化        年初来

DJIA   17068.26   16943.81   -124.45   -0.7%   +2.2%

NASD   4485.92    4415.49    -70.43   -1.6%   +5.7%

S&P500  1985.44    1967.51    -17.93   -0.9%   +6.4%

R2000   1208.16    1159.93    -48.22   -4.0%   -0.3%

年初来の中小銘柄の指標であるR2000はー0.3%の展開です、いかにS&P500等で代表される銘柄にr投資家の資金が流入し

ている投資傾向が顕著です: 

同様の傾向が日本市場に所見できます、欧米の株式市場の影響を非常に受けやすい主体性の見えない日本の株式市場は安倍政権スタート後初めての5日続落の週刊でした: 経済政策に対する政府のスタンスが集団的自衛権や北朝鮮への」取組が強く後回しにの不安が市場にあるのです: 週末の数値は5日間の下げ幅273円と野田政権末の2012年11月以来の1年8か月ぶりの数値です: 主因は欧米の株価の下落傾向が日本株に売りにつながり米金利の低い水準が為替市場の101円前半までの円高傾向も要因です:今後の展開は政府の成長戦略の具体的な内容を伴う発表が遅れれば景気の先行きに懸念が広がると観測されます: しかし世界景気の先行きは明るく大崩れはないとの一時的な下落局面との観測が主流です、米国の本核的な第2四半期の決算発表の動向が重要な先行きの展開の要因となります: ポルトガルの大手行の信用不安のニュースは株式の売却と比較的安全な国債の購入につながりました、長期金利の低下につながります: 日本の10年債のイールドは0.5%までrとの見方もあり米国の10年債は2.50%近くまで下降しています、これが日本円高の要因の一つです:

通貨市場の週末の数値; ユーロ 1.3608: 日本円 101.13: ポンド 1.7117: 豪ドル 0.93912: 中国元 6.2023: ユーロ・日本円は137.65です:年末の日本円 の104.70は変わりません

債券市場: 3か月ビル 0.02: 6カ月ビル 0.05: 2年債 0.44: 3年債 0.92: 5年債 1.64: 10年債 2.52%

商品市場: CRB数値 297.77 -2.63: WTI原油先物 100.63 -2.10: ブレンド原油先物 106.65 -2.01:

金先物 1337.40 -1.80: 銀先物 21.53(21ドル台に): 銅先物 326.90:  穀物先物 ネガテブな展開です:

商品市場の観測点は中東の混乱tによる原油価格と、FEDの10月の150億ドルの最終資産買い入れによりQE3の終局と政策金利の動向に焦点が集まります: 金価格の動向に注目: