まもなく2021年が終わろうとしています。
J1昇格を目指しJ2リーグを戦ったヴァンフォーレ。就任3年目の伊藤監督が推し進める可変システムとポジショナルプレーの戦術面での熟成を図った2021年シーズンは、スタートダッシュに成功したものの4月の試合は1勝2分け2敗とその勢いも陰りが見え始めます。しかしゴールデンウィーク明けから5月中旬は再び連勝を記録するなど浮上のきっかけを作りますが、その後の京都&新潟&磐田の上位3連戦で連勝できれば一気にその差を縮めるチャンスでしたが、そこで2分け1敗と逆に差が開く結果に。シーズンの傾向としては3~4試合おきに好調な時期とそうではない時期を交互に繰り返した印象があり、一定のペースで勝ち続ける難しさを伊藤監督や選手たちは感じていたと思います。シーズン後半戦となり絶対的な存在感を示していた泉澤選手が負傷離脱し今季絶望となると、そのチーム状況に危機感を覚えた宮崎選手を始めとした若手選手がやらなければいけないという強い使命感が生まれ躍動。その若手選手たちに引っ張られるように他の選手たちにも闘志に火がつき、チーム全体のレベルアップにも繋がっていったと思います。かなり差が離れてしまっている状況から順調に白星を積み重ねていき最後はその差がわずかとなり第41節まで昇格の可能性を引き伸ばすことができたのも、選手たちの諦めない気持ちがあったからだと思いますね。残念ながらJ1昇格の目標は逃す結果となりましたが、数多くの若手選手が台頭する実りあるシーズンになったとも言えます。新シーズンは伊藤監督が退任し新たな指揮官が就任予定。その指揮官のもとで活躍した若手選手のほとんどが残留してくれたので、彼らともう一度J1昇格を目指して頑張ってほしいと思います。
個人的には時代がやはりコロナ禍と言うこともあって、アウェー遠征に行った回数はゼロ。しかしホームゲームには町田ゼルビア戦とアルビレックス新潟戦、ジュビロ磐田戦とV・ファーレン長崎戦の4試合に行くことができており、状況を踏まえながらなんとか試合観戦はできました。ネーミングライツにより山梨中銀スタジアムからJITリサイクルインクスタジアムにスタジアムの名称が変わったホーム小瀬。来年からは入場制限を設けない試合運営が再開される予定です。チャントなどの声を出しての応援はまだ禁止になりそうですが、大勢のサポーターがスタジアムに詰めかける熱気は久しぶりに戻ってきそうですね。今から楽しみです。
今年1年このブログを見てくださりありがとうございました。2022年もヴァンフォーレ甲府を応援したいと思う方が1人でも増えるように、しっかりとしたヴァンフォーレ愛をもってマイペースに情報をお届けしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします!
なお正月は3日までお休みさせていただきます。本日も新情報が入ってきていますが、それも含めて正月に更新された情報は4日以降に順々にまとめて紹介していきたいと思います。首を長くしてお待ちくださいませ。それでは良いお年を!
☆2021年のヴァンフォーレ検定を作成してみました!
2021年ヴァンフォーレ甲府検定
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