ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

退団選手発表②

2021-12-28 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府はチームに所属しているメンデス選手がJ1京都サンガ、期限付き契約で加入していた野津田選手のJ1サンフレッチェ広島復帰、有田選手のJ3鹿児島ユナイテッドに移籍することを発表しました。


◇メンデス選手◇


メンデス選手はブラジル国籍1995年生まれの現在25歳。金沢や栃木に在籍したあと約半年の無所属を経て2020年9月にヴァンフォーレに加入。10月にデビューすると途切れ途切れではありましたが7試合に出場。これまで度重なるケガをしていたのでコンディションが心配されていましたが、順調な仕上がりをみせて首脳陣を安心させます。新戦力となる他のブラジル人選手が軒並みチーム合流が遅れるなかで、ヴァンフォーレ2年目となる今シーズンのメンデス選手は開幕戦から先発出場。3バックの一角に入り、190cmという長身を活かした空中戦の強さで相手のクロスボールを次々と跳ね返します。またセットプレーではディフェンス時はもちろんですが、攻撃時にもゴール前でのターゲット役として圧倒的な存在感を発揮。ヘディングシュートにて得点に繋げるシーンが多くあり、それが後半アディショナルタイムの時間帯など試合の勝敗に直接影響する機会が多々ありました。彼のゴールのおかげで多くの勝ち点獲得に結びついたといっても過言ではなく、37試合出場6得点というシーズン結果はほぼ満点に近い評価だったと思います。

新シーズンからはチョウ・キジェ監督率いる京都に移籍します。12年ぶりにJ1に昇格して戦うチームの高さ担当のDFとしての活躍が期待されていますが、J1の対戦相手は高さが通用しないなら味方を使ったコンビネーションなど地上戦に素早く切り替えての仕掛けに変更する柔軟性があります。メンデス選手はその変化についていけるか、守備のバリエーションを増やす練習メニューを日々のトレーニングでこなしていきその対応力を身に付けていくことが、J1で成功できるキーポイントのような気がします。もちろんヴァンフォーレから離れてしまいメンデス選手の圧倒的な競り合いの強さがもう見られなくなると思うとサポーターとしてはとてもさみしい想いですが、メンデス選手にはJ1でプレーできる喜びを噛み締めながら京都でチョウキジェ監督に気に入られるように頑張ってほしいですね。これからも活躍を期待しています!


◇野津田岳人(のつだ がくと)選手◇


野津田選手は広島県出身1994年生まれの現在27歳。新潟や仙台などで武者修行を経験し広島に戻ってプレーするものの徐々に出場機会を減らしていた野津田選手。その停滞ムードを打破するために初めてのJ2の舞台に挑戦を決意し、2021年シーズンはヴァンフォーレに期限付き移籍します。開幕して数試合はシャドーのポジションを担当するものの、すぐに広島でやっていたボランチに定着。相手を振り切るような瞬発的なスピードはあまりみられなかったのですが、中盤の幅広いエリアを精力的に動き回る豊富な運動量をみせ、また主にCKなどのセットプレーのキッカーとして精度の高いキックを披露。ボランチで6アシストは立派な成績だと思います。また過去2シーズンゴールがなかった左足は少し錆び付きかけていましたが、試合が進むにつれてミドルシュートを狙っていく積極性を発揮。そのチャレンジ精神がプラスに働き、第20節群馬戦で初得点を決めると続く第21節岡山戦では直接FKを叩き込むなど、往年の野津田選手の魅力が発揮されたシーンとなりました。結局今シーズンの成績は全42試合中41試合に出場し2得点6アシスト。PKを2回外すなど得点力こそあまりみられませんでしたが、献身的なボランチの選手として自慢の左足をパスで使えるような選手にマイナーチェンジした成長した野津田選手を見ることができましたね。ヴァンフォーレにとって重要な選手でクラブは残留交渉を重ねたと思いますが、やはり広島の選手なので広島でもっと成功したいという気持ちが本人のなかで強くあるんだと思います。

広島のボランチは青山選手を始めとして柴崎選手や同じくレンタルバックした川村選手など特に選手層が厚いポジションだと思います。2019年や2020年のようなプレーをしていたらすぐにポジションの序列が下がっていくと思うので、このヴァンフォーレで成功していた感覚を忘れずに前に仕掛けていく気持ちも随所で出していけるように野津田選手には広島で大成できるように頑張ってほしいですね。チームは離れますがこれからも応援していきます!


◇有田光希(ありた こうき)選手◇


有田選手は新潟県出身1991年生まれの現在30歳。愛媛を契約満了となり、FWを探していたヴァンフォーレが声をかけて今シーズンの加入が決定。ウィリアン・リラ選手が新型コロナウイルス感染拡大の入国規制の影響を受けてチーム合流が遅れるなか、シーズン序盤戦に出場チャンスが巡ってきた有田選手。三平選手とともに前線でのチェイシングを精力的にこなすものの、前線の守備に力を使った影響でいざ攻めに切り替わった際に爆発的な動きに繋げられなかったもどかしさがみられます。開幕から4月までの間でチャンスをモノにできず、無得点のまま1トップのレギュラーの座をリラ選手に奪われてベンチが定位置に。第21節の岡山戦ではPKのキッカーとしてヴァンフォーレでの初得点を決め、これをきっかけにして自身の調子も上向きに変化すると思われたのですが、結局今シーズンはこの1点のみでフィニッシュを迎えます。周囲の期待に得点という結果で示すことはできませんでしたが、チームの組織的プレーに貢献していたことは忘れてはいけませんね。

新シーズンはJ3の鹿児島ユナイテッドに移籍します。ヴァンフォーレでの悔しい経験を糧にして有田選手らしさを鹿児島で取り戻せるように頑張ってほしいですね。有田選手1年間ありがとうございました。




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