11月16日、西脇市議会の議員研修の一環で、大津議会局の清水克士総務課長に来ていただき、「『未来を語る議会』であるために」と題した講演が行われました。この研修は、近隣の議会議員にも参加を呼び掛けたため、加西市議会・多可町議会棟からも、多くの議員が参加してくれました。
大津市議会は、議員と議会事務局が「チーム大津市議会」として、議会改革を進めてきました。平成25年から毎年マニュフェスト大賞を受賞しているように、議会改革の推進役的存在として知られています。清水課長は、その中心的な役割を担われています。
清水課長は、「議会の政策立案は、議員と議会事務局職員の協働関係が必須だ」と話されたことが胸に響きました。大津市議会が行っている政策検討会議、大学とのパートナーシップ協定、ミッションロードマップ、議会図書室等の取り組みの説明を聞いて、圧倒される思いがしました。大津市議会と西脇市議会とは、議員数、事務局職員数が格段の違いがあり、そのまま真似ることはできませんが、その方向性について大変参考になりました。
清水課長は、「未来を語る議会」を実現する上での課題として、次の3点を挙げられました。①住民福祉の向上を実感してもらえる政策を立案していくことが必要であり、②「乾杯条例」のような理念条例は意味がないこと、③議会としては、執行部提案が期待できない分野、内容、時期を考える必要があること。そして、未来志向型政策サイクルを確立していくことが、住民自治の実現につながるとまとめられました。
講演後の質疑応答では、議会事務局職員が執行部から独立して本来の仕事をすることによって、人事で将来不利益をこうむらないようにするためにはどうすればいいかという、具体的な質問が出されました。
西脇市議会の議会改革をさらに推進していく上で、今回の清水課長の講演は大きな示唆を与えてくれるものでした。ただ、議会改革を進めていくという決意が、議員一人ひとりの決意にかかっているようにも思いました。
大津市議会は、議員と議会事務局が「チーム大津市議会」として、議会改革を進めてきました。平成25年から毎年マニュフェスト大賞を受賞しているように、議会改革の推進役的存在として知られています。清水課長は、その中心的な役割を担われています。
清水課長は、「議会の政策立案は、議員と議会事務局職員の協働関係が必須だ」と話されたことが胸に響きました。大津市議会が行っている政策検討会議、大学とのパートナーシップ協定、ミッションロードマップ、議会図書室等の取り組みの説明を聞いて、圧倒される思いがしました。大津市議会と西脇市議会とは、議員数、事務局職員数が格段の違いがあり、そのまま真似ることはできませんが、その方向性について大変参考になりました。
清水課長は、「未来を語る議会」を実現する上での課題として、次の3点を挙げられました。①住民福祉の向上を実感してもらえる政策を立案していくことが必要であり、②「乾杯条例」のような理念条例は意味がないこと、③議会としては、執行部提案が期待できない分野、内容、時期を考える必要があること。そして、未来志向型政策サイクルを確立していくことが、住民自治の実現につながるとまとめられました。
講演後の質疑応答では、議会事務局職員が執行部から独立して本来の仕事をすることによって、人事で将来不利益をこうむらないようにするためにはどうすればいいかという、具体的な質問が出されました。
西脇市議会の議会改革をさらに推進していく上で、今回の清水課長の講演は大きな示唆を与えてくれるものでした。ただ、議会改革を進めていくという決意が、議員一人ひとりの決意にかかっているようにも思いました。