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『わかりやすい予算説明書』

2017-04-01 03:26:32 | 市議会活動
 平成29年度西脇市予算が、3月24日(金)の市議会本会議において全員一致で可決されました。
 西脇市予算は、西脇市民皆さんの生活に直接関係するもので、お座めた税金がどのように使われるか、知っていただくことがとても大切だと考えています。



 西脇市では、「平成29年度西脇市のとりくみ」と題して、わかりやすい予算説明書を作成しました。全ページで、72ページの構成です。目次のページの後、1・2ページには、今年の予算の全体像について説明と予算額が表やグラフで表せています。3ページには、西脇市の予算を家計に例えると、「西脇市では、給料や実家等からの支援などにより1年間で162億4,549万円の給与収入等がありますが、今年一年間に使うお金として足りません。そこで、貯金の取り崩しと銀行からの借入金で不足分の26億8,451万円を賄っています。」と表現しています。分かりやすい説明です。



 4ページからは、具体的な施策が紹介されています。例えば、12ページでは、『保育所長時間保育事業』の項目では、予算額1,526万円、事業の内容・目的「認定された教育・保育時間を超えて延長保育を行う市内認定こども園に対して費用の補助を行います。」が書かれています。次に、財源内訳(一般財源859万円、国・県支出金667万円)、経費内訳(長時間保育事業補助金1,526万円)
一つひとつの事業の内容・目的を知ってもらい、予算額とその財源内訳(市が単独で行っているのか、国県の補助金があるのか)を明示しています。



 全国の市町村の中で、予算書を住民に詳しく知ってもらおうといち早く取り組まれたのが、北海道ニセコ町です。私も、黒田庄町長時代にニセコ町を2度視察させていただき、『もっと知りたいことしの仕事』(ニセコ町予算説明書)について、当時の逢坂町長から直接聞かせてもらいました。ニセコ町では、町がどのような事業を実施し、その事業にどのくらいの経費がかかるのか、その財源はどう構成されているのかを、具体的な事業内容とあわせて分かりやすく伝えることを目的に毎年作成されています。
 私は、『もっと知りたいことしの仕事』(ニセコ町予算説明書)を取り寄せ、西脇市でも情報公開を進め市民の皆さんの協力を得るためにも、大切な予算を分かりやすく知っていただく説明書を作成するべきだと話してきました。今回の『わかりやすい予算説明書』の作成を歓迎するものです。ただ、『わかりやすい予算説明書』は、区長さん等の役員の皆さんに配布されるとのことです。私は、ぜひ市内の全世帯に配布していただきたいと考えています。
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2 コメント

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大歓迎です。 (鹿野町/大塚 寿)
2017-03-31 07:25:48
ご無沙汰しています。とてもいいお話ですね。行政・議会、双方のコラボにより、市民の皆さんに分かりやすく市政を紹介する絶好の刊行物だと期待します。市政というのは、どういう風に事業をおこなっているのか。そしてそれに伴う資金をどのように使っているのか。出資者(納税者)の方々に(少しでも分かりやすく)お知らせすることは当然のことです。是非とも市内全戸配布が実現するようご尽力願えればと。(一部役員の方だけでは全市民の目に留まりません。)市民が市政に関心をもつ。その為には現状を知ること。開かれた西脇市政にとって、ここは一番の始まりになりますね。市政キィーワードは。『オープン&フェアー』ですね。
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こちらこそご無沙汰しています。 (東野としひろ)
2017-04-02 08:18:13
大塚さん、こちらこそご無沙汰しています。「わかりやすい予算説明書」は、市民が納めた市税がどのように使われているのか具体的な施策の財源の中で明らかにしようとするものです。まだまだ不十分な面がありますので、、また意見を聞かせてください。
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