東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

西脇税務署

2009-05-27 11:22:06 | 産業・労働・雇用
 西脇経済の現状を正確に把握したいとの思いや西脇の産業構造へのアドバイスをいただければとの思いで、西脇税務署の村上晴彦署長にご無理を言って訪問させていただきました。村上署長は、以前に中小企業の町と知られている東大阪市にも勤務されていたこともあり、示唆に富んだお話を聞くことができました。
 西脇市は、播州織を中心とする地場産業で栄えた町ですが、1929年の世界恐慌の時に、すでに操業短縮等のワークシェアリングを行って、雇用を守ろうとしたそうです。地域経済の共同体的考えを持っており、現在の不況に対しても共同で対応していく必要があるのではないかと述べられました。また、西脇市の企業家は、独立精神が旺盛で、納税意識も高いそうです。行政も自立した取り組みをするために税収の確保に努めており、行政と企業が自助努力をお互いに行っていると指摘されました。
さらに、西脇市は、歴史のある町であることから、多くの有能な人材を輩出しており、今後も教育に力を入れることで、全国に発信できる町になる必要があるとも述べられました。
 村上署長は、大変勉強熱心な方で、西脇図書館で、西脇市の歴史や地場産業に関する本をよく借りられているそうです。また、休みの日には、自転車で西脇・多可の管内をまわられています。地域の名所や風景をスケッチされるのが楽しみだそうで、私も村上署長が描かれたスケッチを何枚かいただきました。こうしたことも、「現場から学ぶ」ことを基本に仕事をされている姿勢からだと感じました。
 また、機会が許せば、さらに詳しい話を聞きたいと思いました。
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