先日、西脇市嶋にある『アンティークギャラリー&リユースショップ』を訪問してきました。
『アンティークギャラリー&リユースショップ』は、藤井卓美さんが主宰されているショップです。藤井さんは、3年前に現在のお店を譲り受け『アンティークギャラリー&リユースショップ』をはじめられたそうです。
藤井さんは古美術に大変関心が高く、若い頃から独自に収集されていたそうです。また、市内の方をはじめ多くの知人が各家庭にある貴重な品物を持ち寄られているそうです。さらに、山野草等の植物の栽培にも熱心で、お店の入り口には所狭しと植木鉢が並んでいました。
お店の奥には、アンティークな時計の展示がされていました。時計は、高田井町の遠藤忠司さんが収集されているものです。遠藤さんは、播州織の工場を経営されており、織物機械の修理を長年手がけられていました。大変器用な方で、織物業を息子さんに引き継がれた後、様々な種類の時計を収集され、修理され、立派な時計として再生されてきました。自宅の部屋に置かれていましたが、今回、『アンティークギャラリー&リユースショップ』で日の目を見ることになりました。世界各地の様々な時計を楽しむことができます。気に入った時計は購入することもでき、時計の修理もしてくれるとのことです。遠藤さんにとっても、良い働きの場を得られた様です。
藤井さんは、『アンティークギャラリー&リユースショップ』を通して、見捨てられていた品物に光を当てるだけでなく、人と人をつなぐ場所にされているように感じました。