東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『おひさま』の『はじめてのはじまり』

2017-04-02 04:08:19 | 教育・子育て
 小学館が発刊している読み聞かせおはなし雑誌『おひさま』の4月5月合併号を読ませていただきました。
 『おひさま』スペシャルよみきりとして、『はじめてのはじまり』が掲載されています。『はじめてのはじまり』は、中川ひろたか(作)、中野真典(絵)です。中野さんは、小野市出身で私の知人の息子さんです。保育園勤務を経て、絵本作家として活躍されています。



 私が中野さんの作品『りんごちゃん』を最初に読んだとき、大きな感動を覚えました。中野さんは、料理家の高山なおみさんの自伝的絵本『どもるどだっく』の絵も担当されています。絵本を広げると、輪郭がくっきりとした大きな顔が、目に飛び込んできました。
 絵本『はじめてのはじまり』のはじまりは、「おはよう おひさまがかおをだす いちにちのはじまり。」です。橙色の地平と黄色く輝く空が広がっています。


  
 次ページは、「ガラガラ シャッターがあく。パンやさんのはじまり。ブー まくがあく。おしばいのはじまり。」
 次々々ページには、「かめがうまれた。みんなうみにむかっていく。」
 次々々々ページには、「さかながうまれた。はやくおおきくなあれ。」



 次々々々々々ページには、「オギャー あかちゃんがうまれた。はじめてのこえ。」
 次々々々々々々ページには、「はじめてのふく。はじめてのおもちゃ。はじめてのほん。はじめてのいす。」



 最後のページは、保育園の入所式できりっとしたかおで、「はじめの いーっぽ」読んでいて、どんどん楽しくなっていきます。
 大阪から帰省してきた孫たち(6歳と4歳)にも読んでやりました。身を乗り出して、聴いてくれていました。楽しそうな顔でした。
 中野真典さんには、これからも子どもたちが喜ぶ絵本の製作に頑張っていただきたいと願っています。また、絵だけではなく、ご自身が書かれた文に、ご自身の描かれた絵の絵本もどんどん創り出して行っていただきたいと願っています。
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