東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

光風流『師範披露いけばな展』

2015-02-04 04:29:36 | 地域行事
 光風流『師範披露いけばな展』が、1月31日と2月1日の2日間、やしろショッピングパークで開催されました。先日、光風流の新年会をお邪魔した時に案内をいただき、楽しみに行ってきました。



 師範になるということは、これまでの修業・精進が認められ、個人としても生け花教室を開催でき生徒を指導できる段階になったことです。『師範披露いけばな展』は、生け花のどの流派にとっても、値打ちのある催しと言えると思います。
 今回の師範に昇進された方は、岡本節甫社中の武緑風さん、服部きよ甫さん、青山賢風さん、平尾智甫社中の豊田英甫さん、今村真由甫さんの5名でした。



 師範披露の5名の方は、基本に則したいけばなの作品と色彩豊かな独創的ないけばなの作品の2点が展示されていました。生け花に素人の私ですが、さすがだなと見入ってしまいました。
 新師範の武緑風さんは、元県立農業大学校長の方で、私もよく存じ上げていました。農業学校在職中の52歳の時、職員だった岡本先生から光風流いけばなを学ばれ始められたとのことでした。「五十二の手習い、早十三年、今無二の友」と言われています。服部さんは、「五十の手習いではじめたお花、鮮度・センスを磨くのに日々悪戦苦闘中!」、豊田さんは、「人生という木の枝にかわいいつぼみがふくらみました。」、今村さんは、「出会った人達、出会った花達に感謝!!遅咲きですがどうぞよろしく」、青山さんは、「縁があって、優しく、ほめ上手の先生と出会い、気持ちよくここまで続けてくる事ができました。」と言っておられました。



 私が会場を訪れると、岡本節甫先生が会場を案内して下さり、いろいろ説明してくださいました。岡本先生の義父の故岡本竹風氏の業績を偲ぶ展示もされていました。
 光風流『師範披露いけばな展』を鑑賞させていただき、私自身の気持ちがなごみ、心が少し豊かになったような気がします。
コメント (2)
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