フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

川底の駅

2012-06-10 10:40:12 | Weblog
辺境の駅というのか秘境駅というのか四国には2つあって一つは高知県の新改駅「山の上の小さな駅」で歌った駅だ。そしてもう一つが徳島の「坪尻駅」川底の駅だ。


車道もなく国道は絵の一番上に見える。野犬の声が聞こえて季節にはマムシがおおいとのこと。そんな駅に去年の3・11に行こうとしていた。汽車で。なんかの都合で予定変更になっていかなかったんだけどその後何時間かして東北の悲劇だったからもし行ってたら僕らも遭難だった。マムシと野犬に囲まれて一夜を過ごさなければならなかった。なぜならあのときから何日間かJRは運休だったからね。そして今年また坪尻と言う話が出て行かなければと思っているんだがマムシは願い下げたいので冬に行くかと話してたらバジルが秘境駅という写真集を借りてきた。秘境度は坪尻で全国10位、新改は25位。写真で見るとこれがまたたまらなくいいんだ。「人間本来の心の豊かさをとり戻すところ」とは著者の弁。
もう人家も消え道も消えたにもかかわらずそれでも在る駅。それだけでも訪れてみる価値があると思わないかい?
コメント
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