昨夜、久しぶりにレストランに出かけました。中華料理の本格的レストランです。当たり前のことだけど味がプロなんです。値段は、普通の店より少しは高いのですが満足度から値段を言えば他の店より断然安いと感じました。どうしてこんな話をするかといえば、最近流行のように芸術家気取りの人がIターンだかUターンだか知らないけど田舎の古民家なんぞ借り受け改造しチョッとしゃれたcafeなんかだしていてそれなりに営業してるんだけど、これに、すでに飽きを感じてしまった。何故なんだろうと思ったら、料理だなということに気づいた。家で食べられるようなメニューで味が、不味くはないけど美味くない、つまりプロの味ではないからかな。それでいて、値段は一人前だから妙に鼻白んでしまってもう飽きたなと強く感じてしまった。アマチュアとプロの差って大きいとつくづく思った。どんな世界でもプロの職人がいなくなって、レシピに忠実につくれば先ず最低ラインの味は保障されるという現実だから彼らに望むことが間違っているのかも知れないけど、このままでは、早いうちに客足は遠のくでしょう。僕も、はじめは面白がって行ってたんですけどね、また行きたいと思った店がなかったから何故なんだろうと思ったときこのことに気づいたのです。田舎では、遠くの客を呼ぶことよりその地域の食堂として成立することをコンセプトとすることがもっと大事なんじゃないかな。
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