清水由貴子さんが自殺しました。何があったのか全く知りませんが、想像に余るものがあります。僕は、欽ちゃんの番組で、コントを演じてるのを見ただけなんですが一人でボケた母親の面倒を見てたと聞いただけで、身につまされるものがあります。きっと彼女は、真面目な性格だったんでしょね。何もかも背負い込んで行くとこまで行って燃え尽きたんでしょう。「この国は、何をやっているんでしょう?選挙に勝つためにくだらないばら撒き政策ばかりで、国の埋蔵金を使い果たしさらに格差をひろげ、ボケ老人一人の面倒も見られないなんて。何で、ボケ老人の為に若い人が疲れ果てて死ななきゃならないの?」とは、憤慨したバジルの弁。確かに、最後の一行には説得力があります。清水さんも、介護の問題、経済的な問題、自分の老いの問題といろいろな複合的な悩みがあったのでしょう。先行き不安。真面目ゆえにこれにとらわれて不安解消の打開策がもう考えられないところまで来ていたのでしょう。何でも自分でやらないと気がすまないタイプはこれに陥りやすいんですよ。僕なんかは、お気軽にできてるから、誰かに下駄を預けるんですが。下駄を預ける人がいなかったのかな。欽ちゃんに言えば良かったのにと単純に思ってしまうんだけど真面目だから、迷惑かけちゃいけないと思ったんでしょうね。介護はね、努めて、お気軽にやらないと身は持ちませんよ。面倒見てあげようなんて思ってはダメですよ。これが、普通と思ってやらなきゃ耐えられないよ。そして、まだまだ、教えてもらおうと思うことです。それにしても、富士山が見えるお父さんのお墓の前でだなんて家族が好きだったんですね。合掌。
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