快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  今回の大規模太陽フレアとメキシコ沖地震 更にその後に発生した事

2017-09-09 11:31:31 | 地震 津波
 前回の記事の続きですが、メキシコ関連の地震は初回の最大のものだけ、それ以外は他のエリアのM4.9以上のものについてEMSCで更にデータを確認してみました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes
(中略)
2017-09-08 17:35:35.8
14.54 N 54.68 E 10 5.1 OWEN FRACTURE ZONE REGION
(中略)
2017-09-08 16:45:04.0
6.05 S 130.80 E 133 4.9 BANDA SEA
(中略)
2017-09-08 15:20:05.8
15.26 S 172.56 W 10 4.9 SAMOA ISLANDS REGION
(中略)
2017-09-08 13:23:19.6 39.63 N 140.33 E 10 5.0 EASTERN HONSHU, JAPAN
(中略)
2017-09-08 04:49:21.2 15.02 N 93.81 W 72 8.1 OFFSHORE CHIAPAS, MEXICO

引用終了

 発生時刻はいずれもUTCで統一されておりわかりやすいです。
 日本で発生したものは気象庁のデータの方を参考にすべきとは思いますが今回はEMSCのデータで統一してみまます。
 これで見ると、メキシコ沖のM8.1の地震との経度差、それから算出される時間差、そして実際に発生した時刻の差は次の通りです。

OWEN FRACTURE ZONE REGION 経度差211.51度 算出される時間差 約14.1時間  実際の発生時刻差 約12時間45分

BANDA SEA   経度差135.39度 算出される時間差 約9.026時間  実際の発生時刻差 約11時間35分

SAMOA ISLANDS REGION  経度差78.75度 算出される時間差約5.25時間  実際の発生時刻差 約10時間30分

EASTERN HONSHU, JAPAN(秋田県内陸南部)  経度差125.86度 算出される時間差約8.39時間  実際の発生時刻差 約8時間22分

 これから見えて来るのは大体は太陽から見た絶対位置が同じに近い、或いはやや近い場所のものが4件中3件を占め、地球の自転に伴って地球上で磁気嵐の影響による地震トリガーとなった位置が移動していた可能性はゼロではない、と言う事です。
 算出される時間差と実際の発生時刻差との差が現在に近くなる程大きくなっているのは、磁気嵐の影響による地震トリガーとなるエリアが、時間が経つにつれやや移動したり、広がったりした可能性もゼロではないと思われます。
 尚、オーロラも世界の多くの場所で見られたようですが、地震トリガーとなるかも知れない(実際のそうなのかは不明)磁気嵐の影響と、オーロラの要因となる磁気嵐の影響と言うのは異なったタイプである事が多い可能性が有ると考えています。