マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
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「プリズナーズ」

2018-10-03 11:00:51 | 2000~2010年代 映画

Prisoners 2013年 アメリカ作品



監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 ヒュー・ジャックマン ジェイク・ギレンホール マリア・ベロ ボール・ダノ テレンス・ハワード

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ペンシルベニア州の田舎町。
感謝祭の日にふと目を離した時、ケラーの娘アナと、友人フランクリンの娘ジョイの二人がいなくなってしまった。
担当刑事のロキは、すぐさま目撃された車を指名手配しRV車に乗っていたアレックスを逮捕する。彼は知らないと言い張り確たる証拠もなく釈放される。その時、ケラーがアレックスに詰め寄ると、自分と離れた時に泣いていたと一言もらした。
聞いていたのはケラーだけ。
進展しない捜査に苛立ちを覚えた彼は、アレックスを拉致し拷問にかける。
一方、突然姿を消したアレックスを気にするロキだったが、ともかく娘達を助けなければと思い、過去に似たような事件がなかったか調べ始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
昨日とは一転、重い重苦しい作品。

子供の誘拐事件の殆どの犯人は顔見知りだと、海ドラ「クリミナル・マインド」で言っていた。
子供だって、見知らぬ人に付いていくような無知じゃない。
警戒心は、昔の子供よりも今の子の方があるに決まってる。
それを巧みに誘拐していくのだから、やはり顔なじみに決まってる。なじみと言っても、見かける程度。
そうそう、ドラマで言っていたが、目立たない人がそうなんだと。
その土地に溶け込んでいるのだとよ。
不信に思わせない人ってことだよね。

恐ろしいわ~。

さて、注目のジャックマンは、娘を誘拐されたケラーだった。
彼しか聞かなかった一言。
それで、暴走してしまう。
親としては、納得の行動だと思う。気持ちは分かる。だけど、普通の人はそこまで暴走はしない。
許せるか?と言われると、う~ん、と考え込んでしまう。

アメリカってそこの所、もの凄く極端なんだよね。
法律も何も感情がそうしろと言ったら、それが正しいんだ~みたいな考えになるんだよね。
どうも、そこが好きじゃないのだ。
すべてを感情に訴えるのがさ。
演じてるのがジャックマンでも、個人的には許せなかった。
そうじゃないだろうと言いたかった。

それにしても、アレックスを演じるポール・ダノが気持ちワルかったこと。
好きになれないなあ~。

好きになれないのは、ギレンホールも同じ。
だけど、むっちゃ男っぽかったなあ。
この俳優さん、本当に演技が上手いから見る度に印象がちがうんだよね。

明日は、むっちゃ気になってたあのシリーズの最終章です。

コメント
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