昨日 第72代横綱となった稀勢の里が東京・明治神宮で横綱土俵入り披露した。神宮全体で約1万8000人の一般客が集まり、1994年九州場所後に横綱となった貴乃花の約2万人に次ぐ規模となった。
実際に土俵入りが見物できる玉垣内は約5500人で超満員となった。
この日帰依の里は、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)から横綱推挙状と真っ白な横綱を受け取った後、太刀持ちに高安、露払いに松鳳山を従えて登場。初代若乃花が使った鬼の図柄の化粧まわしを締め「雲竜型」の土俵入りを披露した。新横綱が力強い四股を踏むたび、「よいしょ」「日本一」と声援が飛んだ。
稀勢の里は「感謝の気持ちを込めて、メリハリよくやった。爪先から頭の先までしっかりと集中した」と話した。
また、八角理事長も最初の土俵入りにしては、手足に力強さがみなぎり立派な土俵入りだったと評価した。
これでいよいよ横綱稀勢の里のお披露目は終わり、三月大阪場所に向けて横綱としての本格的な活動に移る。
やはり、期待されるのは本人が言っているように今まで以上に稽古を積み、できれば横綱最初の場所で優勝を狙いたい。
大阪場所から4横綱時代となるが、モンゴル出身の3横綱は稀勢の里と同じ30代前半だが、白鵬を含めやや薹が過ぎた感じだ。
従って、4横綱の中でも一番若い稀勢の里は実力から言えば、もはや白鵬と並ぶと言っても良いだろう。
その白鵬は、これまで4場所優勝を逸しているので来場所はやっきとなって優勝を狙いにくるだろう。
稀勢の里は白鵬を優勝させず、自ら連続優勝を勝ち取れば、一気に稀勢の里時代が到来するかもしれない。「関連:1月26日」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます