全国高校駅伝は23日、京都・西京極陸上競技場発着のコースで、男子第63回大会、女子は第24回大会が行われた。
午前中の女子は、42,195Kの半分の距離を5人で繋ぎ、3区でトップに立った昨年優勝の豊川(愛知)と立命館宇治が競り合う展開となり、最終5区で立命館宇治・青木が抜けだし、そのままトップでゴール、5年ぶり3度目の栄冠を勝ち得た。2位は豊川、3位は興譲館(岡山)だった。
42,195Kを7人で繋ぐ、午後の男子では、初出場の豊川(愛知)が2時間2分55秒で優勝、1962年(昭37)の福岡大大濠以来、50年ぶり初出場初優勝を飾った。また、豊川の優勝タイムは全国高校駅伝史上歴代4位の好成績だった。ただ、今年の豊川は,震災により仙台育英からの転校生が5人走った。2位は西脇工(兵庫)、3位に伊賀白鳳(三重)、4位倉敷(岡山)が入り、昨年優勝の世羅(広島)は5位に終わった。
豊川は、1、2区と2位につけ、3区の留学生ズクがトップに立つとそのまま独走、仙台育英からの転校生らが力を発揮し、2位以下を寄せ付けなかった。
豊川は、午前中の女子が2位で、93年の仙台育英(宮城)以来、19年ぶりの男女同時優勝は成らなかった。
(写真:女子で優勝した立命館宇治のアンカー青木)「関連:2011年12月25日」
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