昨晩、東京・武道館で、世界ボクシング評議会(WBC)のダブルタイトルマッチ12回戦が行われたが、日本人選手が明暗を分けた。
先ず、圧倒的な信頼を集めて登場した長谷川穂積(29・真正)が、日本では非公認の世界ボクシング機構(WB0)同級王者のフェルナンド・モンティエル(31・メキシコ)と事実上の世界統一戦を戦ったが、4回2分59秒TKOで敗れ、11度目の防衛に失敗した。モンティエルはWBCの新王座に就き、WB0は2度目の防衛となった。
3回までのジャッジでは、3者とも長谷川有利の採点をしていたが、4回終わり10秒で、モンティエルの左フックが長谷川のアゴを打ち抜き、長谷川は大きくよろめいてロープ際まで後退、その後も観衆の悲鳴が館内に響く中、連打の嵐にさらされ、ガードすらままならず、殴られるだけの長谷川を救うため、レフェリーが割って入った時、タイムは2分59秒、あとゴングまで1秒だったが逃れることができなかった。
一方、スーパーバンタム級は、チャンピオンの西岡利晃(33・帝拳)が、挑戦者で同級10位のバルウェグ・バンゴヤン(23・フィリピン)を5回1分14秒TKOで退け、4度目の防衛に成功した。
今日のWタイトルマッチは、安定した強さでファンの信頼を得ていた長谷川がまさかのTKO負け、西岡は逆に4連続KO勝ちと明暗を分けた。長谷川は、目標にしていた具志堅用高の持つ国内最多連続防衛13回更新はならなかったが、是非ともチャンピオン返り咲きを期待したい。これで日本のクラブ所属の世界チャンピオンは5人になった。
「写真:5回、ふらつくバンゴヤン(手前)に連打を浴びせる西岡=日本武道館で2010年4月30日、毎日」「関連:3月28日」
先ず、圧倒的な信頼を集めて登場した長谷川穂積(29・真正)が、日本では非公認の世界ボクシング機構(WB0)同級王者のフェルナンド・モンティエル(31・メキシコ)と事実上の世界統一戦を戦ったが、4回2分59秒TKOで敗れ、11度目の防衛に失敗した。モンティエルはWBCの新王座に就き、WB0は2度目の防衛となった。
3回までのジャッジでは、3者とも長谷川有利の採点をしていたが、4回終わり10秒で、モンティエルの左フックが長谷川のアゴを打ち抜き、長谷川は大きくよろめいてロープ際まで後退、その後も観衆の悲鳴が館内に響く中、連打の嵐にさらされ、ガードすらままならず、殴られるだけの長谷川を救うため、レフェリーが割って入った時、タイムは2分59秒、あとゴングまで1秒だったが逃れることができなかった。
一方、スーパーバンタム級は、チャンピオンの西岡利晃(33・帝拳)が、挑戦者で同級10位のバルウェグ・バンゴヤン(23・フィリピン)を5回1分14秒TKOで退け、4度目の防衛に成功した。
今日のWタイトルマッチは、安定した強さでファンの信頼を得ていた長谷川がまさかのTKO負け、西岡は逆に4連続KO勝ちと明暗を分けた。長谷川は、目標にしていた具志堅用高の持つ国内最多連続防衛13回更新はならなかったが、是非ともチャンピオン返り咲きを期待したい。これで日本のクラブ所属の世界チャンピオンは5人になった。
「写真:5回、ふらつくバンゴヤン(手前)に連打を浴びせる西岡=日本武道館で2010年4月30日、毎日」「関連:3月28日」
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