昨日、阪神甲子園球場で行われたセリーグクライマックスシリーズ・ファーストステージ阪神対DeNAの3回戦は、レギューラーシーズン3位のDeNAが6-1で阪神を圧倒、昨年に続きCSファイナルステージへ進出した。
DeNAは、今日からセパ両リーグで同時に始まるファイナルステージで、昨年と同じくマツダスタジアムで待ち受けるセリーグの覇者広島と対戦する。
ファーストステージで、DeNAは初戦で阪神に0-2と敗れたが、降雨で沼のようになったグランドで長時間戦った試合を13-6とものにしてタイに持ち込み、その勢いで阪神を倒した。
これで、セ・パともレギュラーシーズン3位のチームがファイナルに進んだが、やはり下位チームの方が負けて元々と気分的にリラックスした形で試合に臨めることができるからかも知れない。
その理屈で行くと、ファイナルステージで待ち受けるレギュラー優勝チームの方が逆にどうしても勝たなければならないというプレッシャーが掛かる可能性は否定できない。
過去にも数度2位、3位チームがファイナルを制し、その勢いで日本シリーズを制したことがあるが、これでは何のために長いレギュラーシーズンで優勝したのか意味が無くなることになる。
しかし、プロ野球も商売、またファンもCSを楽しんでいることも確かなようだ。そうなると、この制度がある限り、レギュラーシーズン優勝チームでも日本一を勝ち取るためにはしたすら勝つしか道はない。「関連:10月17日」
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