正さん日記

世の中思いにつれて

日本人感染者は4人に、くい止められるか水際作戦

2009-05-10 14:45:15 | 世界
 新型インフルエンザで日本人4人が感染し、同じ飛行機に乗っていた人49人が空港近くのホテルに留め置かれている。感染が確認されたのは大阪の高校の教員1名、生徒3名だが、生徒の内1人は最初の確認から1日置いた昨日感染が確認された。
 同機に乗り合わせていた乗客、乗務員は409人だったが、感染者と停留者を除く163人は26都道府県にそれぞれ帰宅したものの、暫くは外出などを自粛しなければならず、また厚生労働者などによる健康状態の追跡調査に協力しなければならない。他の190名は、乗継し外国へ飛び立った。これらの乗客、乗務員はそれぞれ入国の際、当該国の検査を受けることになる。また4人は調査中とのことだ。
 
 今回は、一応水際で感染者を確認したので、日本国内での新型インフル感染扱いはされない。しかし、逆に成田で無罪放免された人の中で、陽性の人が出るとそれこそ大変なことになる。その人は、帰宅するまでの移動でいろいろの人と接触しただろうから、見ず知らずの第3者に感染させたことは十分考えられるので、感染させられた人から、また次の人に感染し、ネズミ算式に感染者が増幅されてくる。この現象がパンデミックといことになる。感染の有無が分かるのは、10日程度とのことなので、暫くは停留者よりも、国内に散った163人の動向の方が気になる。
 
 新型インフルエンザは、初期段階で分かればタミフルなどの既存薬で充分完治するようだ。ただこじらせると体力のある若者でも死に至ることがあるらしい。どういう分けか高齢者よりも若者の方が重篤になるようなのでそれが不思議だ。
 アメリカの疾病対策センター(CDC)によると、季節性インフルに発症し易い年代が主に高齢者なのに対し、新型インフルは主に10代の若者に多く、18歳以下が約60%になっているとのことだ。
 
 世界の新型インフルエンザの感染状況は、日本を含む30カ国・地域で4300人を超え、死者は52人に達した。
 新に死者が確認されたのはコスタリカで、死亡した男性(53歳)は、サンホセ市内の病院に1週間以上入院していた。糖尿病などの持病もあったという。 感染者の死亡は同国では初めてで、メキシコ、米国、カナダに続いて4カ国目。また、新たにノルウェーでも感染者を確認、これで感染者が出た国は30カ国となった。
 感染者の出た国や感染者はじわじわ増えてはいるが、死者がそれほど増えていないが救いだ。各国の早めの対応が功を奏しているのだろう。我が国でも、水際作戦により、空港や港で感染者をくい止め、国内感染が出ないよう期待したい。「関連:5月2日

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1 コメント

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 (豚インフルエンザ)
2009-05-10 18:28:04
マスクの大きさが重要です。マスクが鼻と口、あごまで確実に覆う大きさのものを選びましょう。
(子供には、子供用のマスクを選んでください)。
赤ちゃんなどのにマスクを装着しにくい人に首掛けの空気清浄機エアサプリをおすすめ

鼻から隙間がないようにしっかり装着してください。

はずす時に気をつけなければならないことがあります。それは、マスクの表面を触らないということです。

マスク表面にウイルスや菌が付いている可能性があるので、紐の部分からはずして捨てるようにしましょう。
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