正さん日記

世の中思いにつれて

立場を忘れている、小沢民主党元代表

2010-12-22 06:19:34 | 政治
 菅直人首相と小沢一郎元民主党代表が1時間半に及ぶ話し合いの結果、小沢氏は政治倫理審査会への出席を拒み、菅首相と岡田克也幹事長は、次の一手としていよいよ小沢氏を証人喚問にすべく、野党との協議も辞さない構えだ。一方、野党自民党は、菅首相が小沢氏を切ることによって、3度目の支持率回復を狙っているとして警戒感を強めているとのことだ。
 
 それならどうすると言っても、菅首相が本気で、野党と手を組んでも小沢氏の証人喚問を行うつもりなら、自民党としても同調するしか仕方がないだろう。
 菅、岡田執行部の並々ならない決意に対し、民主党役員会の中では、輿石東参議院議員会長など親小沢派の抵抗も激しいようだ。大体、輿石氏が小沢氏とべったりということが理解できない。輿石氏は、教祖出身で、元社会党所属として、本来、金権とはほど遠いところに居る筈だが、小沢氏とどう気があったか分からないが、小沢擁護の先頭に立っていることに違和感がある。小沢氏から相当の資金を貰っているのだろうか。
 
 とは言っても、もし、小沢氏が党を出た場合、輿石氏は、小沢氏と行動を共にするのだろうか。新聞報道では、小沢チュルドレンは、選挙基盤が弱いので、小沢氏にはついていかず、共同歩調を取る議員は20人程度に止まるとのことだ。菅、岡田両氏は、既にその情勢を呼んで、強気に出ている可能性がある。それよりも、小沢氏は党を割ることが出きるのか。来春、強制起訴が間違いない小沢氏は、起訴された場合、ほとんどカリスマ性を失い、下手をすると政治生命を失いかねない。だとすると、小沢氏に20人位ついていくとは言っても、それらの議員は、即刻路頭に迷いかねない。若しかしたら、ついていく議員はもっと少なくなるかも知れない。
 
 小沢氏は21日夜、9月の党代表選で小沢氏を支持した同党議員約20人と都内で会食し、20日の菅首相との会談について、「『挙党態勢を築いてほしい』と言ったが、首相が興奮して話にならなかった」と語ったそうだ。 小沢氏は首筋に湿布を貼っていたようだが、「首相は感情的になっていた。同じ話を1時間半も繰り返され、肩がこった。仲間に責められるのはつらい」とも漏らしたという。 聞き役に回って、湿布を貼るまで肩が凝ったとは、何とも不真面目な話だ。彼は、菅首相が、民主党代表選で選ばれた党の代表であり、自らは、自身で言ったように一兵卒という立場を忘れてはいないか。「仲間に責められるのはつらい」とは、いい加減甘えるのは止めて欲しい。「関連:12月21日
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