村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

刈り取りハデ干し

2016年09月03日 | Weblog
一応、我が家の稲刈りは終わった・・・
一応、と言うのは・・・山陰の一畝半ばかりの稲がまだ青いので刈り残してあるからだ・・・
今年は天候もよかったので作柄も上々のようである・・・
我が家の刈り残しの一畝半の稲は、準備したハデの空きには掛からない・・追加のハデを組まなければならなくなった、

稲架つくりから始まって、バインダーでの稲刈り、運搬、稲掛け、ハデ蓋掛け・・・
ハデ乾燥が終わったら、ハーベスターでの脱穀、運搬、乾燥機掛け、ローラ―作業、計量、調整、運搬、もみ殻の片づけ、すべてが終わったら、機械類の片づけ・・・

米の収穫期には、短期間に雑多な仕事が目白押しである・・・

これが収穫期の委託作業となると・・・
刈り取り時期の電話だけすると、すべての作業が終わって、袋入りのお米を受け取るだけである・・・
一度、委託に出したらもう二度と自前での収穫作業には戻れないそうである・・・
文明の美酒を味わったら・・二度と元には戻れない・・・
人間の残飯を一度味わった野生動物が山に帰りたがらなくなるのと・・・同根である

地区内で、刈り取りからハデ干しまで、すべての収穫作業をする農家は我が家だけになった・・・
我が家はまだ文明の美酒を味わったことのない野性度の高い農家である、
コメント
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