村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

黄檗の皮

2006年07月31日 | Weblog
我が家の裏山には、父が植えておいた黄檗が数十本ある。
2~3年前から適当な大きさになったので、皮を掛合の産直市へ出している。

今頃が適期だ、 いい時期に剥がないと皮がうまく剥げない、
一本の木でおおよそ2万円ぐらいの収入になる、退職老人にとってはかけがえの無い収入源だ、  父に感謝している。

昔から健胃剤として珍重がられている、試みに一片をしゃぶってみると、程よい苦味が口中に広がり、なにがなし胃が健康になった様な気がする?
こりゃーきっと効能がある!と信じている!
一度、草木染めの講習に持っていって使ってみたが、淡い、上品な黄色に感激した。

毎年一本づつ切って産直市へ出す予定だったが、今日数えてみると、まだ二十数本ある、
あと二十年、元気でいる保障も無いので、明日、もう一本切り倒す予定だ。

この頃、こんな事でも自分の「死に方用意!」を考えている。 
戦艦大和が出航する時の乗組員達は、若いのに、きっと「死に方用意!」を考えていたろうな?

黄檗の皮から、戦艦大和まで思考が飛ぶとは・・・歳だ!



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ねねが淵

2006年07月30日 | Weblog
梅雨が上がったようだ!
盆を迎える庭掃除も終った。こんな時には子供の頃の様に、前の川の淵に飛び込みたい!
私の家から20メートルほどさがった所に 昔、地区の子供達の公設水泳場?だった「ねねが淵」がある。公設と言うのは、子供達で夏になると管理までしていたからである、もちろん!学校や地区の大人たちも認めていた水泳場だった。
名前の由来は、ねねさん(子守り)が子供と一緒に淵に落ちて溺れ死んだからと聞いている。
いたって物騒な水泳場だった。

庭掃除の後で久しぶりだが淵を覗いて見た。
この間の大水で、河原の滑(岩肌)もすっかり洗われて綺麗になっていた。

子供の頃は、「甲羅干し」と言って、泳ぎ疲れると、滑に腹ばいになって休んでいた。
気になる女の子のが腹ばいになっていた場所を覚えていて、後からこっそり腹ばいになっても見たなー。

日を浴びて暖かくなった岩肌の感触が懐かしい!
あの、間接的に肌を合わせた相手?は今どうしているだろう・・・・・



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つくばい

2006年07月29日 | Weblog
お盆も近い!
こうした歳の行事は、生活の中に区切りを付けてくれる。
我が家の狭い庭も、この機会にと掃除に取り掛かった、家内が勤めているので、庭掃除も私の仕事である。
無心に庭の草を引き、庭木の剪定をなし、筧の水を掛け直す作業等をしていると、自然と心和む気がする。

すっかり苔に覆われた蹲には、ことのほか思い出も有る。
仕事で大田市のとある屋敷にお邪魔したとき、庭の一隅に投げ出してあった、石臼を見付けた。
最早、家庭で臼を使って、餅をつく事も無いので、ほってあったらしい?
庭の蹲にと所望したら、 丁度邪魔になるので処分したい所だったとの話だった。
早速いただく事にして、車の後ろに積む事にしたが、何しろ60キロ近い目方はある?
欲が後押ししてくれて、何とか積み込んだが、当分腰痛に悩まされた。

今では、我が家の庭にデンと腰を下ろして、一杯のこけに覆われ、庭の主ぜんと、納まっている。
  
嫁いで数十年の家内のようだ!
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マムシの干物

2006年07月28日 | Weblog
蒸し暑い一日だった。
こんな日には、マムシによく遭遇する。
案の定! 草寄せをしていると、マムシが出てきた、 今日も持ち物はレーキだけだ。
山間部の百姓の掟として、マムシを見たら殺さねばならない。子供でも、百姓である限りは掟に従うよう、教えられていた。
別に理由は無いが、逃がして、次の人に害が及ぶのを避けるためだろう?

だが・・この掟も今ではほとんど無効になっている。むしろ、殺す人間を野蛮とみなす風潮だ、 私の家内など、百姓の掟に忠実な私を、軽蔑?の目で見ている。

今日は、殺したマムシを干物にするための、かわはぎもやった!
家内が留守だから出来る事だが? 生物の命を絶つからには、役に立たせるのが、農の習いだ! 祖父や父から教わった要領でマムシの干物を作る。
昔から、強壮に特別の効能があると信じられている。

作るには作ったが、私も還暦過ぎて、強精が必要なわけでもない? 第一、年寄りがあまり精をつけると、周りが迷惑するそうだ?

少子化対策に、息子にでも食わせようか?

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象鼻杯

2006年07月27日 | Weblog
今日は暑かった!
まだ身体がなれないので、暑さが一段と応える!
庭の蓮の葉を取ってきて、中国古代の消夏飲酒法を試みる。
ものの本によると、「酒の味に蓮の香気が混じって風味もよく、その冷たさは水にも勝る」とある。

実際には、蓮の香気とやらもはっきりと自覚できないまま、いきなりのど元に進入してくる、酒の気に、おもわずむせ返ってしまった。
入れるほうが加減をしてくれないと、次々と襲ってくる酒の精で、息する間もない?

ひょっとしたら?古代中国の拷問の一種だったのではないだろか?
罪人の両手を縛って、口に茎を差し入れ、無理やり水でも注いだのでは・・・・・
この刑を見た人が、心底ヒヤットしたところから、洒落から消夏法としてやって見せたかもしれない?

あんまり真面目に考えない事のようだ?  だが、格好の良いものではない!
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集団健康診断

2006年07月26日 | Weblog
会社勤めをやめて家にいると、健康診断も町の体育館での一斉検査だ。
一通りのメニュー?を終えると、同意書の署名もある。
なんでも、「生活習慣病の予知予防に関するゲノム疫学研究」に協力依頼の同意書だ。

もとより、すでに現役を退いた身体である、役立つものなら煮ていただこうと焼いていただこうと、なんら躊躇するものではない?
関東軍第731部隊に、進んで身を投げ出す?気分だ。

しかし、第731部隊は・・・・・・・・、なんと非人道的行為をしたものだ。
戦争の持つ狂気と暗部、理不尽さに戦慄をおぼえる。
しかも、無謀な実験の結果を取引にし、我々もまた、一部の医学の面でその恩恵を受けているかと思うとやりきれない!

人間は、やはり神でも、仏でもない? いや?神も仏ももっと残酷かも知れないぞ?
何時も黙って、高見から傍観しているだけだ?

体育館の中で、今、医学の恩恵を受けている我々も・・・・罪の一端を感じたい!!
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すごい奴!

2006年07月25日 | Weblog
小学校時代の同級生、夢草氏から川柳結社の季刊誌「川柳展望、季刊2006夏」号を送って来た。
彼は、この結社の主宰者である。

時実新子女史が、週刊文春にエッセイを連載していた頃、私は彼女のファンだった。
その時実氏と一緒に、夢草氏は「川柳展望」を立ち上げたという。
このことは、時実氏の自叙伝小説「新子」で経緯を知った。 時実氏の後を受けて、今は彼が主宰者である。 すごい奴だ!

もう一人の同級生の、K女史がかの結社の大会に招待された時、いきなり壇上から「僕の初恋の人です」と紹介されて動転した話を聞いた。
彼女はその時に、古典的技法の ハンカチ落し をして会場を後にしたらしいが、これまた古典的返礼で、彼、夢草氏は郵便で送ってくれたという。 うらやましい!

こうして、夢草氏から季刊誌を送ってもらうたびに、彼女のハンカチ落しを思い出してしまう。   嗚呼 やんぬるかな!
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ヒメヒオウギズイセン!

2006年07月24日 | Weblog
我が家の庭先のどうだんつつじの脇に、毎年、夏になると咲く花がある。
私の小さい頃から見ていた花だが、名前を知らなかった?

父も母も知らなかったのか?名前を聞いたことが無い。
我が家では、夏になると、もっぱら「あのどうだんの下の花」とか「ほれ!あの赤い花!」「毎年咲くあのやつ!」「あれ!あれ!」と呼んで、だいたい意は通じていた。

可愛そうに半世紀近くも名前で呼ばれたことは無かったが、よく見ると可憐で美しい花だ!
昨日、家内が新聞を見ていて「あの花が判ったわよ!」と言った。
新聞の一面に小さい写真が載っており。 「ヒメヒオウギズイセン」とあった!
長たらしく呼びにくい名前だ!
父も母も名前は聞いていただろうが、覚えなかったのだろう?

私達が悪いのではない? 勿論ヒメオウギ・・・が悪いのではない?
最初に命名した人が悪いのだ?   お許しを・・・・ 








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いのしし対策

2006年07月23日 | Weblog
稲も順調に生育している!
この時期に、一度は猪が偵察の為か?田んぼを荒らす事がある。
昨年は一度ならず二度三度と家ノ前の田を荒らされた。 トタンを張ったり、網を張ったりと防禦に努めたが、実際の被害より、精神的に参ってしまう。

今年は万全の構えで望むべく、文明の利器に頼る事にした。
お隣のH家と共同で電気牧柵を購入し、張り巡らす。 今のところ、猪防禦には一番効果があると聞く。

昔の猪は、人里に近づく事が危険だと言うことを、それこそ縄文時代から遺伝子の中に組み込まれていたらしいが、最早、にんげんも猪の肉より牛、豚、鶏肉主体になったので、あまり猪を追いまわさなくなったからか、猪の、人里が危険と言う遺伝子が働かなくなったらしい?

古代から追いまわして猪に人への恐怖心を植え付けていた抑止力がなくなったのだろう?
お隣の金将軍様も、抑止力にはことのほかご執心だが・・・・・?
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古民家レストラン

2006年07月22日 | Weblog
この頃、休日がお互いの用事で夫婦すれ違いになっていた。
今日は久しぶりにお互いの都合が一致したので、昼食を外食にする。
隣町に開店した若槻屋へまだ行った事が無かったので、足を運んだ。

最近、こうした古民家レストランを良く見かける、 若槻屋がそうだと言う事ではないが、往往にして、こうしたレストランは、外国人とまでは言わないが、都会人の感覚で作られた、田舎もどき生活空間を演出している。
部屋のしつらい、床の間の置物も山村文化、農村文化に異文化がない交ぜになった気がする、  それはそれで面白いかもしれない?
ちなみに、私達は縁側での食事だった。

もうひとつ気が付いた事は「ご飯は、地元の有機米です」と言われて、なんとなくおいしいイメージを抱いたが、 食べてみて・・・「ウッン?」
我が家のご飯がうまかった!  有機米イコール美味しいお米?と思うのは幻想かも知れない? 健康にいいことは間違いなかろうが?
青汁がうまい!と飲む人は少ないはずだ、 健康にいいことと、うまいこととは別のはなしかもしれない?

若槻屋の食事は、田舎味で美味しかった!
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