村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

構造改革には抵抗がある

2021年03月31日 | Weblog
今まで稲作だけしていた田んぼをいざ、畑にしようと思うと・・・
簡単にはいかない・・・

田圃には、水が漏らないように、耕土の下は粘土などで固く締めてある・・・
瓦・・と言って田んぼの重要な構造だ・・・

畑にするには・・・これが意外と厄介だ・・・
畑の作物には水捌けのよい耕土が条件である・・・

本当は田んぼの瓦を一旦は壊さなければならないが・・・
大工事になるので田んぼの表面に溝を掘って間に合わせたが・・・うまく行くかどうかはわからない・・・

それでも・・・
昨秋に植えた葉ワサビと、水蕗は少しづつだが青葉が出ていた・・・

ワラビと茗荷は芽を出すにはまだ時期が早い・・・

世の中のどんな小さなことでも、いざ、構造を変えようと思うと抵抗がある・・・
それだけにわくわく感もある・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わる生態系

2021年03月30日 | Weblog
我が家の近辺には、アオサギの番が住みついている・・・
時々、カラスと空中戦をしている・・・
羽を広げると1メートルからあるアオサギも・・・カラスの闘争心には敵わないようだ・・・

追い立てられるのは何時もアオサギの方である・・・

シラサギも飛来するようになった・・・

一度は・・・
羽の先の黒い大型の鷺が飛来した時は・・・てっきりコウノトリかと間違えた・・
私ばかりではなかったようである・・・地区内でも結構コウノトリの飛来は噂になっていた・・・
専門家による鑑定で・・・結局 アオサギ  と言うことになった・・・

春になると、水を張った田圃には沢山のカエルの姿を見ることが多かった・・・近頃、あまり見かけなくなったのはアオサギのせいらしい・・・
折角冬眠から覚めて、さあ今から婚活だ・・・と思っていたカエルもアオサギの餌になるようである・・・

山村の住民も少子高齢化で大きく変化してきたが・・・山村に生息していた生物の生態系も変化しつつある・・・
そう言えば・・・
3月1日の渓流釣りの解禁日を迎えると、昔は山陽方面から釣り人が押しかけていたのに・・・今年はまだ釣り人らしき人を見かけない・・・

生態系が変わって、渓流釣りが楽しめるような魚がいなくなったのだろうか・・?

アオサギのせいか・・・コロナのせいか・・・?
せいか  で思い出した・・・・
島根県の聖火リレーはどうなる・・・?


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家の老桜

2021年03月29日 | Weblog
わが家の老桜も満開になった・・・
ソメイヨシノは樹命60年?と言われているがすでに100歳近い老桜になった我が家の桜は・・・
緊急事態宣言を守っている・・・

花の付き具合を見ると・・・蜜を避けているようだ・・・

健気に花を咲かせている我が家の桜には・・・
お互いに高齢となった妻と一緒に感情移入している・・・・
庭に出したテーブルで、我が家だけの花見会は何ともぜいたくな気分になる・・・

何時まで頑張られるだろうか・・・?一年一年が大切になった我が家の桜と老夫婦だ・・・・

森元総理のジェンダー発言がまたまた問題視されている・・・
男と女の違いを、子供の頃から農作業の面では体力的に分担させられていた私たちの世代には・・・
戸惑いがある・・・

とりあえずは・・・私もこれからは妻と表現することにした・・・
家内、女房、嫁さん、お前、奥さん・・・どれも✖・・・らしい・・・

これからはあまり人前で、女性に関しての話題を避けるようにしよう・・・・


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たんぱく源の鯉

2021年03月28日 | Weblog
若い頃に、高齢の一人住まいの知人宅に伺ったとき・・・
門坂のところに小さな沼池があった・・・
防火用水でもなさそうだし、なんのための沼池かわからなかったので尋ねると・・・・

「芹を生やしている池だよ・・・近くにあると味噌汁の具でも直ぐに間に合う・・」

説明を聞いて、「なるほど・・・」と思った・・・田舎ならではの贅沢のような気がした・・・

最近、我が家も、そのアイデアを戴いている・・・

少し前までは鯉を飼っていた池だが・・・終活で鯉は離した・・・
そのあとは、睡蓮を植えていたが一部を浅めにして一坪ばかり、芹を植えている・・・

湯掻いたり、芹鍋にしたり、みそ汁の具にしたりと重宝している・・・、
曾祖父の頃には、池の鯉も貴重なたんぱく源にしていたようだが・・・ある時、錦鯉を引き上げて煮魚にしたら・・・
家内中、食べる者がいなかったようである・・・・

錦鯉では、ペットの犬か猫を食べるようなものである・・・以来、鯉は観賞の用だけの贅沢品になった・・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神様の御名前

2021年03月27日 | Weblog
春は異動の季節である・・・
毎日のように各官庁、役所、、学校、企業などの人事異動が地方紙の紙面を占める・・・
株価の表もそうだが・・・紙面一杯に記載されても・・・
今まであまり見たことは無い・・・
関係者は・・・一喜一憂する大事な誌面だろうが・・・関係の無い購読者にとっては勿体ないような紙面の使い方だ・・・
昔・・
高校、大学、各種学校の合格者が紙面で発表されていた時期があった・・・
多感な時期の少年少女に対して考慮されたか、さすがに近頃は発表されることは無い・・・

人事異動欄の、役職名を見ると・・・やたらと長い役職名が載っている・・・・いったい何をされる役職の人なのか素人には判りずらい・・・

全国の神社に祀られている神様の名前も・・・同じ様な感じである・・・
地区の神社は天満宮なので、神様は菅公・・・と解るが・・・
近隣の産土神社の神様となると・・・いったいどんな神様が祀られているのかさっぱりわからない・・・
神様の名前を聞いても・・やたらと長い難しそうな名前で覚えきれない・・・合祀でもされている神社となると・・・お手上げである・・・

神様も大昔のお役人だった人や軍人だった人が祀られているだろうから・・・現代の役所の人事異動の役職名が長いのもなんとなくうなずける・・・





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桂の赤芽

2021年03月26日 | Weblog
掛合の街へ用事で出かけた帰り・・・吉田町の菅谷たたらの高殿に回った・・・
山内にある桂の芽が赤く色づいたと・・昨日の新聞で観たからである・・・
家内も一緒だったが十数年前にも丁度桂の木の赤芽が芽吹くころに菅谷たたらには行ったことがある・・

当時はまだ今のように有名では無かったが、丁度夕日の頃に観た桂の赤芽は・・・美しかった・・・

今日はお昼前だったので折角の赤芽もさほどに感動を呼ぶほどに美しく映らない・・・
新聞の報道は、人を呼ぶようである・・・
年代的には私たちと同年に見えるカップルの姿が数組か見られた・・・

残念なことに、たたら高殿周辺には駐車場がない・・・県道から見下ろせる場所に無人の休憩所があるがそこから見える桂の木は・・・頂上付近がわずかに見えるだけだ・・・

新聞の写真ではきれいに見える桂の新芽も・・・実物はまあこんなものだろう・・・
兎角写真は実物よりきれいに見えるものだ・・・


桂の赤芽を見るには・・天気の良い夕方がいい・・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花は満開

2021年03月25日 | Weblog
今日は3月25日・・・
私の誕生日である・・・菅原道真公の亡くなられた日でもある・・・
その為・・・菅公を祀る天満宮の例祭は25日のところが多い・・・
生誕の日が同じなら、なんとなく学門の神様菅公のお陰がありそうだが・・・亡くなられた日ではあまり期待できない・・・


誕生祝をしてくれると言う家内と木次まで買い物に出掛けた・・・
木次土手の桜はほぼ満開だ・・・・

三刀屋土手の河川敷に車を止めて、一時のお花見を楽しんだが・・・
コロナ禍の影響だろうか・・・?  それとも・・・花見場所としては人気が無いのか・・・?

満開の桜は・・・ほとんど独占状態だった・・・

なんとなく気が付いたが・・・
どこのお花見の名所でも、あふれるほどの人出があるのは、お花を見るのが目的ではなく、人を見るのが・・人に見られるのが目的のようである・
花見と言えば・・・衆人環視の中で車座になって酒を飲みながら騒ぐグループを見ていると・・・何が楽しいかと思っていたが・・・

彼らは、お花よりも、酒を飲みながら騒ぐ姿を人に見られるのが楽しいようである・・・

三刀屋土手の石油スタンド裏の河川敷は、静かに桜を愛でる人にはお勧めのスポットだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポンポンダリア

2021年03月24日 | Weblog
子供の頃、農家の庭先にはいろいろな花が咲き乱れていた・・・
経済的に生活は苦しくても・・・花を愛でる気持ちはどこの農家でも持ち続けていたようである・・・

勿論、スーパーなどまだない時代には、お墓に挿す花は自前だったからでもある・・・

その頃、ダリアの花はどこの農家の庭先でも見ることが出来た・・・
なかでも、ポンポンダリアは・・名前も珍しかったがポンポンと穴が連なる花弁は何とも愛らしく、・・・
当時は、教室に飾る花は児童が交代で持って来ていた・・・中でもポンポンダリアは一番の人気だった・・・

用事で、ホームセンターに寄ったら、花の苗や球根が店頭に並んでいる・・・
ポンポンダリアの球根を見つけて、なつかしさから今年は植えてみようかと買って帰った・・・

昔は、ダリヤの球根は各農家で貯蔵して、時々は種類の違ったダリアの球根を交換し合っていたものである・・・
今頃は、農家でもダリアを作っている農家は少ない・・球根の交換など出来そうもない・・・

センターに売られていたダリアの球根は・・・昔のことを思うと・・・何とも貧弱な芋である・・
その上に、球根一個で300円以上の値である・・・
はたして芽が出るだろうかと思われる様な・・・・小さな芋だ・・・

農家で自家栽培していた頃のダリヤの芋と言えば・・さつまいもと間違えるぐらいの大きさの芋もあったが・・
今頃のダリヤの芋は、親指ほどの大きさである・・・

ダリヤの芋まで、上品になっている・・・
人間でも、花の芋でも野性味を失って上品になって来た時代になった・・・

少子化になるはずだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完勝 !

2021年03月23日 | Weblog
若い頃は、大相撲が始まってもそうそう興味も無かったのであまり見ることも無かったが・・・
年取ったせいか・・・この頃は良く観るようになった・・・
贔屓力士という訳でもないが・・やはり郷土の力士は応援したくなる・・・

郷土の力士隠岐の海は・・・上がったり下がったりと、番付内の無難な位置をキープしている・・・・
力士としての潜在的な能力は高いそうだ・・・

なかなかの美丈夫である・・・近頃は風格も出て来た・・・

立ち合いにも変化などはしない・・・いつも正攻法である・・

張り手やかちあげなどの乱暴な手も使わない、紳士的である・・・

怪我などによる休場もあまり聞かない・・・

ただ・・・稽古嫌いと言うことが定着している・・・それだけギラギラした勝負欲がないようだ・・・・

ヒマラヤの麓にあるブータン王国は、経済的には恵まれなくても「幸福度」を国の基本に位置付けているそうだが・・・
郷土の力士「隠岐の海」は幸福度の高い力士だ・・・
応援したい・・・

今日の千代の国戦は・・・完勝だった!



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見える化している

2021年03月22日 | Weblog
今日は買い物の送迎を頼まれた・・・
大型スーパーで買い物を済ませてから、次に立ち寄るのはドラッグストアーである・・・
田舎の老人家庭では定期的にドラッグストアーに用事がある・・・

介護用のおむつはドラッグストアーでまとめ買いしなければならない・・・
ドラッグストアーと言えば・・医療、介護用品ばかりかと思っていたが・・・

出入りするお客さんは・・・年代も、性別も問わない多種多様の客層である・・・
近頃のドラッグストアーは医療品に限らない・・・ちょっとしたスーパーのような品揃えだ・・・

生鮮食品からアルコール類・・・レトルト食品、化粧品から日用品まですべて揃っている・・・

便利な世の中になった・・・

ドラッグストアー内を見ると・・・
つくづく高齢化社会になったことを感じさせられる・・・
幼児用品の並ぶ棚より、老人用のオムツの並ぶ棚が数倍も広い・・・・
カートに山のように介護用おむつを積んでレジに向かわれるお客さんを見ていると・・・
少子高齢化社会の現実がまともに・・「見える化」している。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする