村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

お家が一番

2024年02月29日 | Weblog
妻の買い物に御供・・・
昼時を過ぎたので久しぶりの外食である・・・

近頃は、何処の食堂に入ってもあまり変わりはない・・・
何処で食べても食事は美味い・・・
すっかり研究されているのだろう・・・
味に関しても・・・日本の出汁文化は世界に認められるほどの進化だ・・

何処で食べても美味いと感じるのは・・年取ったせいのようだ・・
加齢とともに・・味覚は鈍感になっている・・・

今頃・・本当に美味さを感じるのは・・・
わが家の慣れ親しんだ手前料理の味である・・・
手前味噌の心理は・・歳と共に膨れて来るらしい・・・

食堂で出されるご飯でも・・・
わが家で作った、わが家の窯で炊いたご飯が一番口に会う・・・

他家でご飯を頂いた時に・・炊きあがった新米は・・7~8万円もする最新式炊飯窯で炊いたご飯だそうだったが・・・我が家の1万数千円のガス窯で炊いたご飯でもそれ以上の美味さを感じる・・

「やっぱりお家で食べるのが一番・・・」・・・・老夫婦の感想

年取ると味覚の衰えからか外食の楽しさも半減する・・・


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庭のサンシュウの木 ♬

2024年02月28日 | Weblog
最近は春になっても、猫の恋鳴きは聞かれなくなったが・・カエル合戦はまだ健在である・・
蓮池を掃除していると・・2~3カ所にカエルの卵があった・・・
夜、鳴き声をあまり聞かなかったので、まだ合戦・・と言うところまで行かないかもしれない・・・早熟な蛙の密会だろうか・・?

「一週間先に花が欲しいけど・・何かある・・?」
と妻が聞くので庭に咲く花を探してみたが・・・

紅梅、蝋梅は終わった・・侘助、猫柳は今が盛りだが・・一週間先まで持たない・・レンギョ、土佐水木はまだまだ・・・

藪椿、サンシュウは・・・・つぼみが膨らみ始めた・・・

サンシュウの花は・・春黄金花とも言うそうだが・・
満開の時の小ぶりな小さなの花は本当に美しい・・・

妻の要望に間に合えばよいが・・・




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高齢者と日めくり

2024年02月27日 | Weblog
朝一番に日めくりを捲るのが日課である・・・
近頃は歳末に新しい日めくりを戴くようなことは滅多に無い・・・

わが家は、妻の親戚から「ボケ防止には日めくりが一番」だと取引先からの日めくりを毎年いただいている・・・
ボケ防止に効果のあるのは本当だと思う・・

自動車免許の更新時に認知症検査があるが・・最初の問題は・・
「今日は何年何月何日ですか」である・・・
この関門をまずくぐるのが認知症診断の第一歩だそうだ・・・

認知症予防にもなるのなら・・高齢者への贈り物には日めくりが最適だ・・
一人住まいの高齢者の安否確認には、日めくりの傍に押しボタンを設置して・・
朝、カレンダーを捲る時に一緒にボタンを押していただくようにしたら安否確認にもなる・・
ボタンの先は・・・屋根の上の黄色い旗が上がる装置を付けるか・・
交流センターにでも繋がる回線で安否ランプがつくような装置がいい・・・

近頃の日めくりは進化して・・・電子日めくりも発売されているそうだ・・
付属の装置で捲る時には、血圧、体温、心電図が表示されるものまで出来ているらしい・・・

当然・・音声と画面で朝の挨拶もしてくれるだろう・・・

これから、日めくりが高齢者の強い味方になる時代が来る・・・




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猫の様に丸まって・・・

2024年02月26日 | Weblog
用水路脇の猫柳の芽がほころんできた・・
用水路脇の猫柳は、ピンク猫柳である・・

知人から頂いた枝を地に下ろして置いたら・・結構な株に成長して・・
今では我が家に一番最初に春の訪れを知らせるようになった・・・
 
山裾を流れる川のほとりには・・昔は一面に在来種の猫柳が枝を張っていたが・・・
護岸工事が進められてからはだんだんと姿を消して行った・・・
子供の頃には、柳の枝を割いて中の柳虫を川魚を釣る餌にしていたが・・・
つり遊びをする子供たちの姿も川柳と同じで今頃は見ることも無い・・・

ピンクの猫柳はきれいだが・・やはり銀色の穂が懐かしい・・・
猫柳と言うくらいだ・・・ピンク色の猫など見たことがない・・・


猫柳に春の訪れを知らされても・・
このところ・・寒い日が続いている・・・
今日は・・猫の様に暖房の中で「温泉女将の事件簿」だったか・・
サスペンスドラマを犯人が捕まる迄見てしまった・・・


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侘助 有楽

2024年02月25日 | Weblog
庭先の侘助 有楽が満開である・・・

我が家の庭には、父の代から椿が植えてある・・
田舎では、椿の花が首から落ちることから縁起が悪いと言って・・あまり庭木には好まれなかったが・・・
変わり者だった父は・・構わずに椿を植えていた・・

そんな父の植えた椿を私の代になってから縁起を担ぐのも大人げない・・・
一層、椿が主役の庭だったら・・・花の散り際の潔さが面白かろう・・と・・

今までなかった 侘助 、有楽の苗を買って門坂に植えていた・・・
冬の除雪の際に雪を被る位置に植えたので・・なかなか大きくならなかった・・
今、一面に花を咲かせている・・・

茶花に好まれるそうだが・・・やたらと花をつけるので・・
侘びさびの境地に遠いような気がする・・・

妻は、筒状の可憐な花が気に入っているようだ・・・
陋屋の我が家に活けるには似合っている・・・




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初物・・蕗の薹

2024年02月24日 | Weblog
川端を探して歩いて・・今年最初の蕗の薹を見つけた・・・
暖冬だったので・・もう少し沢山顔を出しているかと・・・期待していたが・・

例年より少ない・・少ないと言うより・・・いつものように群生しているところがない・・・

気候のせいばかりではないようだ・・・

休耕田が多くなって、川端まで草を刈る農家も少なくなった・・・
川端には茅やよしの株が繁茂して来て蕗の薹が顔を出す余裕がなくなった・・

又一つ・・・田舎ならではのお宝が消えて行く・・・

もう少し暖かくなったらノカンゾウの芽が大きくなる・・・
最近は食べなくなったが、子供の頃にはノカンゾウの芽を摘むのは子供の役目だった・・・
今年はノカンゾウの芽を妻に頼んで調理してもらおう・・・




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頂けない

2024年02月23日 | Weblog
毎月の終わりの週にはJAの外勤日があり・・・定期購読している農家には「家の光」が配達される・・・
わが家は、母が読書家だったからか・・・私の子供の頃から「家の光」は定期購読していた・・・

当時は農業専門雑誌の色が濃いかったが・・最近は家庭総合雑誌のようである・・
一緒に各戸配達されるJA便りを見ると・・・
いよいよJAの外勤日制度は無くなるようである・・・

一度は廃止になると言われていた地元のJA支所は、組合員の強い要望で残ることにはなったが・・・JA便りによると・・金融窓口は予約制のような扱いらしい・・・
隣の県の鳥取では、JA系列のスーパーが一斉に閉店になり全国ニュースになったことがある・・・

人口減少化での中山間地域社会の限界がいよいよ足元にまで忍び寄った感がある・・・

人口減少社会など・・・国家間の殺戮の争いなどに比べたら幸福社会の極みのようなものだ・・
年金収入だけで生活する元気な高齢者には・・・
これ以上の出費を求めない様な形で生活保障の出来る市政運営をしていただけるならば・・・

こんな幸せな社会は無い・・・
環境、防犯、生活インフラ、安全・・・どれをとっても世界中では上位に位置するようである・・・
だが・・・地震大国、軍事大国だけは・・いただけない・・・




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コスパが良い

2024年02月22日 | Weblog
「白菜漬けを出して―」「ホイ ホイ」
漬物桶から白菜漬けを取り出して台所へ運ぶのは私の役目である・・・

私は白菜の漬物が好きだ・・・
好きだからこそ・・・漬けるのも私の仕事である・・・
漬ける以前の・・・白菜の栽培も私が受け持っている・・・

毎年 50株近くの白菜を作っている・・・
鍋用もあるがほとんどが漬けもの用だ・・・

食の医学雑誌などを見ると・・・白菜の栄養効果は他の野菜と比べても高い・・・
私が健康なのは白菜好きが原因かもしれない・・・

考えて見れば・・・安上がりな身体だ・・
現代風に言えば・・コスパの良い体のようである・・・





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自然に教わる

2024年02月21日 | Weblog
門坂の紅梅がようやく咲き出した・・
いままであまりに暖かい日が続いたので。てっきり開花の時期を間違えて咲かないのではないかと思っていたが・・・

人間と違って、自然界の植物はちゃんと季節を読んでいる・・・
勝手に気をもんでいた私が愚かだったようである・・・

思えば・・まだ2月だ・・・

幾ら暖かい日が続いたと言っても・・・本来なら寒の最中ではないか・・・
もっと・・地に足の着いた心で日々を過ごすことが大切だ・・・
年取ってもまだ庭の木々に教えられるようでは・・情けない

私達の短歌会へ他団体から記念歌集の贈呈があった・・・
明日の月例会での披露の前に目を通して置いたが・・・・
私達の会より歴史があるだけに立派なものである・・・

毎年正月に一つだけ一年の計を考えていたが・・・今年はまだ何も立てていなかった・・・
頂いた歌集から目標が浮かんだ・・・

私が短歌会に加入の頃は・・まだ・・・
短歌と言えば文語体が主流だった・・先輩会員に教わりながら慣れない文語体に悪戦苦闘していたものである・・
時代も変わり・・俵万智さんのサラダ日記がミリオンセラーになってからは・・口語体短歌も大手を振って歩けるようになった・・

私はまだ・・文語体、口語体がごちゃ混ぜになったような奇妙な短歌を作り続けていたが・・・最早、厳しかった先輩たちも鬼籍に入られて遠慮が無くなった・・・
これからは口語体短歌に特化しよう・・・
今時、小説でも手紙でも、メールでも役所からの連絡でも・・
文語体での文章など見たことも無い・・
短歌人口がだんだん減って行くのも・・特に若い人の入会がほとんど無くなったのも・・・時代の変化に対応できなかったことが一因かもしれない・・

よし・・明日から私の新しい短歌の世界への旅立ちだ・・・

(なにを大げさな)(とっくの昔から口語体短歌も認められていた

 夕日の中を 変な男が歩いていった 俗名 山崎方代である




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鞭打たれても走れない

2024年02月20日 | Weblog
90歳を越した姉からひさしぶりに電話があった・・・
近頃耳が遠くなって来て・・・遠慮なのか、あまり電話もしなくなったので心配していたところである・・・

最近は近所のお年寄りも少なくなって、話し相手も無く寂しい・・と何時もの嘆き節だが・・・電話口の声はまだまだ元気そうで安心した・・・

身体機能の衰えた高齢者は・・出掛けることに恐怖感がある・・・
足腰が弱って歩行が心配・・
トイレが心配
耳が遠くなり記憶力も弱まって会話が心配・・
食事は誤嚥が心配・・・

結局・・・「家が一番だ・・」で終わる・・


市の広報ウエブを開いてみると・・・
掛合では、日曜日に「牡蠣祭り」があったようである・・・

合併前の旧町時代には、姉妹都市縁組の瀬戸内の島との交流事業で・・
牡蠣祭は春の一大イベントだった・・・
当時のことを思うと・・・人であふれていた祭り会場の人出もまばらな様子である・・・
高齢化率50%を超す田舎の祭り会場は・・どこも同じようである・・・
老いた競走馬のお尻を叩いても・・走り出す力が弱まっている・・・

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