村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

濡れ落ち葉

2020年06月30日 | Weblog
我が家は夫婦ともに携帯電話を利用している・・・
スマホへの勧誘パンフレットがゆうメールでよく送られてくるようになった・・・

家内が退職して、夫婦二人の生活が続くようになったら・・・・
わが家もスマホに替えようかと・・・思案中である・・・

コロナ禍の後・・・世の中は大きく変化するそうである・・・
支払い・・連絡・・注文・・情報・・検索などすべてスマホで済ませる時代が目の前に来ている・・・
機器に弱い高齢者も避けては通れない世の中が来る・・・

今のところ、携帯電話とPCだけで何の不自由も無いが・・・
まずは、家内の携帯をスマホに替えようかと・・・相談中だ・・・

どうせ濡れ落ち葉状態になる私は・・・携帯片手に濡れ落ち葉のようにべったりとくっついて行動すればよい・・・

ややこしそうな、スマホの操作方法を聞けば・・・・
濡れ落ち葉も悪くは無いな・・・・


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自家採種の高菜

2020年06月29日 | Weblog
貴重な晴れ間を見つけて、高菜の種落としをする・・・
昔は、稲から野菜から自家で作る作物の種はほとんど自家採種していた・・・
当時は村の雑貨屋では種物など売られていなかったようである・・・

そのくらい、種物を買う農家が少なかったのだろう・・・
よほど欲しい種物は、専門の種物屋さんからもっぱら買い求めていた・・・

今は・・・
稲作の種など・・自家採種したコメは出荷できないようになった・・・
野菜類も、一代交配種の種が多くなって、自家採種が出来なくなった・・・

その中でも、我が家では高菜の種は自家採種している・・・
市販の種では、あの独特の辛みが出ない・・・
何代も前から自家採種で作った高菜は・・・その家の個性を持った辛味を持つ高菜になっている・・・

野菜でも、人間でも・・・万人に好まれることだけを求めていると・・・
個性も魅力も無い、屁の様なものになるだけだ・・・・

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メロンの粕漬け

2020年06月28日 | Weblog
家内の用事で久しぶりに斐川まで出かける・・・
外出自粛が習い性になっていたので、裏道を走ったら、うっかり道を間違えるところだった・・・

斐川のスーパーで漬物用にと摘果メロンが出ていた・・・

摘果メロンの粕漬けは、昔、私たちの町でもメロン栽培が盛んだった頃に、町の特産品として売られていたことがある・・・・・・
当時・・あまり美味い粕漬けとは思わなかった・・・
第一に、摘果メロンの大きさが、見るからに摘果したメロンです・・と言わんばかりの小さなメロンだったからである・・・
スーパーに売られていた今日の摘果メロンは、ちょっと大きい・・・隼人瓜ぐらいの大きさがある・・・
これなら隼人瓜の粕漬けよりは、メロンの味からしても美味い粕漬けが出来るのではないだろうか・・?
と買って帰った・・・
帰宅して早速、下漬けをする・・・

家内の退職日が近づき、仮の専業主夫もいよいよ城明け渡しの日が迫って来た・・・
専業主夫・・最後の腕の見せ所である・・・






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巧言令色少なし仁

2020年06月27日 | Weblog
家内の御友達に男子のお孫さんの誕生があった・・・
我が家の笹巻つくりに家内が誘ったらしい・・・
今日はわが家で一緒に笹巻つくりをすることになった・・・

ひとむかし前までは、ご近所誘い合わせて笹巻つくりなどしていたが・・・
笹巻つくりもすっかり廃れてしまった・・・
巻き方すらも知らない若いお母さんが増えて来た・・・

笹巻が商品化してからは、巻き方も高度になり・・・素人では簡単に巻けなくなったことも原因している・・
笹巻にも美しさが求められるようになって来て・・・拙い笹巻では人前に出せなくなった・・・

わが家の笹巻は、昔から伝わる、出雲地方の一般家庭で巻いていた笹巻である・・・
イグサは使わない・・・
第一、イグサなど、基盤整備が終わってから見かけなくなった・・・
イグサが無ければ・・「三味線巻き」と言われているイグサの花をあしらった美しい笹巻は巻けない・・・

わが家の笹巻も根元を昔は藁で結わえていたが・・今はビニール紐である・・・
無骨な笹巻だが・・・無骨なだけにどこか、情愛がこもっているような気がする・・・

美しいものが必ずしも正義とは限らない・・・

巧言令色少なし仁




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夜目遠目

2020年06月26日 | Weblog
田植え後50日・・・
中干も終わって、ほっと一息と言ったところだ・・・
梅雨に入って・・・田んぼも間断給水の時期・・・
朝晩の水見の仕事も無くなった・・・

アオサギが苗を踏み荒らすことも無くなった・・・ここまで成長したらコウノトリでも稲を踏み荒らすことは無いだろう・・・

今日は病院への送迎を頼まれて出掛けた・・・病院のコロナ対応は変わらないが、患者さんの数は増えた・・・待合室も満員である・・・
病院内は、マスク着用は義務付けられている・・・
マスクも・・色、柄、形、大きさなど・・・多彩になった・・・

烏天狗から盗賊風、大掃除風、ごみ収集風、全学連風、病人風・・・と外形もいろいろに見える・・・
ただ・・目だけ出していると知人でもわからないことがある・・・
目だけ出している女性は、誰もが美人に見える・・・

女性の美しく見える3条件にもう一つ・・・マスク姿も加えたがよい・・・

夜目、遠目、傘の内・・もひとつ加えてマスク美人





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謙虚

2020年06月25日 | Weblog
山裾の藪の中にガクアジサイが咲いていた、・・・
山野に自生するガクアジサイは、日本の園芸種のアジサイの原種らしい・・

園芸種のアジサイと違って、山野に自生するガクアジサイは楚々とした風情がある・・

園芸種のアジサイの花ことばは・・移り気・・浮気・・高慢・・・とあまり良い印象に繋がらないが・・・
ガクアジサイの花ことばは・・・・謙虚・・・だそうである・・・

なるほど・・・と思う・・・

昔、勤めていた会社の奥さんから、「茶花に使うから、ガクアジサイを採って来て・・」と頼まれて、早朝の背戸山の藪の中を探し回ったことがあった・・・

今日は居間の瓶にガクアジサイを活けてみた・・・

謙虚になれそうだ・・・



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半夏生草

2020年06月24日 | Weblog
梅雨と言うのにこの天気・・・
この暑さの中でも、マスクを着けて外出しなければならないのが辛い・・・
いきおい・・外出を控えるようになる・・・
お蔭で、庭木の剪定も順調に進んでいる・・あともう少しだ・・・

蓮池の中の半夏生草が白い頭を見せ始めた・・・
梅雨だか夏だかわからないような天気なのに・・・草花はちゃんと自分の出番を測っている・・・

半夏生は百姓仕事と深いつながりがあるようだ・・・
今年は7月1日が半夏だそうだが・・・半夏の日には野良仕事は厳禁らしい・・・
彼岸のおはぎ・・節分の恵方巻・・土用のウナギのように・・
半夏には、うどん、焼サバを食べる風習があると聞いたことがある・・・

焼サバと言えば・・・地元雲南市の名物だ・・・
半夏に焼サバも、いつか全国区の風習になる日が来るかもしれない・・・・/span>
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ジャガイモは男爵だ

2020年06月23日 | Weblog
明後日から雨の予報である・・・
夕方、家内の提案で急遽ジャガイモを掘る・・・
ジャガイモの収穫は雨に会わせないことが大事だ・・・
日かげに干すにも、じめじめした天気では腐ることがある・・・

腐ったジャガイモの匂いは、せっかく収穫の喜びをかみしめているときに、一気に気持ちを萎えさせる・・・

老夫婦二人の生活では、ジャガイモも年間3~40キロあれば充分だ・・・
今頃はジャガイモもいろいろな品種が出回っているが・・・

昔は、ジャガイモは男爵と決まっていた・・・
わが家もいろいろな品種のジャガイモを作ってみたが・・・・・

やっぱりジャガイモは男爵だ !
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まだ頑張れる

2020年06月22日 | Weblog
我が家で一番の難物・・・庭先の銀木犀の剪定を終えた・・・
何しろ樹高も5メーターからあるうえに、石垣の端に立っている・・・
その上に、幹の所々が空洞になっていて・・・枝先まで身を乗り出すときには折れないだろうかと心配になる・・
今年は、脚立だけに頼らないで・・枝から枝に丸太を渡して足場も作った・・・
身体が不自由になると工夫も沸いてくる・・・

ダメだダメだとあきらめないことだ・・・
たかが庭木の剪定から・・・高齢になって身体が不自由になった、これからの生き方に、希望が湧いてきた・・

よし  ! 

まだまだ頑張るぞ・・・
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粽を作る

2020年06月21日 | Weblog
谷沿いの道辺の笹の葉が大きくなっていたので、急遽粽を巻くことにした・・・
粽を巻くには、準備が大変である・・・
笹の葉を採って来ても、巻くまでの始末に手間がかかる・・・

昔は、各家庭で巻いていた粽だが・・・
近頃は加工所などで作られた粽を買い求める人が多い・・・・

売られている粽は、5本で800円と値札が付いている・・・一本160円だ・・

ただ、もち米の粉をこねて団子にして、笹の葉で巻き・・・湯掻いただけのいたって簡単な食べ物だが・・・
手間が大変である・・・
勿論、巻き方にもコツがあって、きれいに巻くには技術もいる・・・

一本160円の価値は、ほとんどが手間賃、加工賃と思えば納得が行く・・・

本当なら・・月遅れの節句行事として、家内総出で笹採りから、団子を捏ねたり串に刺したりと・・・子供も一緒に粽をつくり・・・男の子の成長を一家団欒の中で、食べながら祝うのがまっとうな粽の食べ方だろうが・・・・
いつの間にか、村おこしの声を受けて、粽も商品化してしまった。





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