村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

年忌法要

2018年06月30日 | Weblog
義父の50回忌と、義母の25回忌法要に家内と共にお参りする・・・
年季法要は17回忌から23回忌、27回忌、33回忌と続くのが一般的だったが・・・
近頃は23回忌と27回忌を省略して、25回忌法要を行うことが多いそうである・・・

仏事も時代と共に進化する・・・

私たち夫婦は末子同士の結婚だったので義兄弟も皆さん年長である・・・
親の50回忌、25回忌ともなると・・次回の年忌法要への参加も不透明になる・・・
お互いの来し方行く末の話で時の過ぎるのを忘れるぐらいである・・・

お互いの今の生活をしみじみと振り返った・・・
これが年忌法要の本来の姿なのだろう・・・

ご先祖様に感謝  !



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現役百姓、後7年

2018年06月29日 | Weblog
6月もあと一日で終わりだ・・・
親戚の法要で今夕からお出かけである・・・

昨日からの雨の為に、畑も田んぼも入ることは無いが・・・今日は早めの見まわりである・・
百姓の習いからついつい見まわりに歩く・・・散歩がてらの日課である・・

コシヒカリも、田植えから60日経った・・・順調のようである・・・
7月の終わりから8月の初めには出穂する・・・
9月に入れば刈り取りだ・・・

思えば稲作の一年は早い・・・
80歳まで後4年・・・
何時まで稲作が出来るだろうかと思っていたが・・・歳とともにだんだんと手抜きの知恵が働いてきた・・・
まだまだできるかもしれない・・・と思えるようになって来た・・・

ちなみに、集落の先輩百姓だった、Hさんは、娘さんの話によると、83歳を契機に農業機械も農具も手放して、きっぱりと稲作りから手を引かれたそうである・・・

83歳と言えば・・・後、7年・・・・

先輩を見習えば、まだ7年間は現役百姓が続けられると言うことだ・・・




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牛や馬じゃあるまいし

2018年06月28日 | Weblog
ちょっとばかり梅雨空が続いたが・・・梅雨明けが近そうな模様である・・
昨夜の稲光と雷鳴は、梅雨明けの兆しかと思った・・・

畑のキャベツが裂けて来だした・・・
播種から育苗してつくったキャベツである・・・
沢山の苗が出来たので、畑の空いたところへやたらと移植して置いたのが災いした・・・

いざ、収穫時期となると・・・
夫婦二人の食卓ではさばききれない・・・

雨が続くと結球が裂けることがあるので・・・
「キャベツが出来ているぞ・・・採って帰ろうか・・・・・」
「ジャガイモと煮ても美味しい・・サラダにどうだ・・・ロールキャベツにしたら・・漬物も美味しいぞ・・・」
台所の主・・・家内の機嫌を取りながら、キャベツを食卓へ誘導するよう・・口出しすると・・・

「キャベツキャベツとうるさいわ・・第一、二人で食べる量が決まっているのに・・作り過ぎよ・・」
「牛や馬じゃあるまいし・・そんなにむしゃむしゃ食べられないわよ・・・」
「草食動物じゃあないんだから・・キャベツばかりと言うわけにも行かないわよ、たまには魚も食べたいわ・・・」

家庭菜園では、単一作物を沢山作るのはご法度だ・・・
コメント (2)
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梅採り

2018年06月27日 | Weblog
姉から「梅を採りに来ないか」と電話があり・・・急遽、梅採りに行く・・・
今年は、梅は豊作年のようだ、
梅の花の咲くころの天気が良かったらしい・・・

川端に枝を張り出している、梅の大木には・・・
鈴生り、と言う言葉が当てはまるほどの生りようである・・・
あまり沢山生ったので、小粒だと言っていたが・・頂上付近の枝には結構大きな実も生っていた・・

我が家は、父の代には梅農家だったが・・・梅の木畑が家から遠くにあり、熊の出没も取りざたされるようになってから、あきらめた・・・
当時、勤めの合間の梅採り作業では、家内にも随分と苦労を掛けた・・・
車も入らない山の畑では、背中に負うての運搬も、梅の重さが半端ではない・・・

昔の百姓は・・・よく働いた・・・

久しぶりの梅採り作業だった・・・
持ち帰って、餞別・・・
桶に入れて、一晩の浸漬を経てから・・明日には梅漬けである・・・
ざっと・・60キロはある・・・

これで、当分は梅干しには困らない・・・
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他家の剪定

2018年06月26日 | Weblog
頼まれていたK家の庭木の剪定に行く・・・
人材センターに登録していた頃・・剪定の講習会にちょっとだけ出ただけの腕なので・・・
他家の庭の剪定などには自信は無いが・・・

一度、数年放置されていた庭木を我流で剪定していたところを見込まれての依頼である・・・
私の未熟な腕は承知の上でのことだろうと・・・引き受けた・・・が・・・・

庭門付きの表庭の剪定となると・・・ビビる・・・
もう少し、人材センターに加入していた頃の講習会で熱心に勉強しておくべきだった・・・・

ごめんなさい・・・庭木さん
ごめんなさい家主さん・・・





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半夏生

2018年06月25日 | Weblog
庭先の蓮池に植わっている半夏生が白くなりだした・・・
夏至から数えて11日目が半夏に当たるそうだが・・・今年は7月2日・・・
あと一週間で半夏である・・・
半夏生の葉が白くなり始めるはずだ・・・

半化粧が白くなり始めると・・夏の始まりの様な気分になる・・・
近頃は、地球温暖化の為か・・・天候もなんとなくおかしくなっているが・・山野の植物は全く変わらないで自然の中で存在を示している・・・
天候の変化を地球温暖化のせいにしているのは・・人間の思い込みかもしれない・・・

昔から半夏を過ぎたら梅雨が上がると言われていたそうだ・・梅雨に入ったばかりなのに・・もう上がるの?

 半夏生 葉を白く染め 梅雨あがる  
                    
                     山口青邨




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万引き家族

2018年06月24日 | Weblog
家内の買い物に付き合って出雲市まで出かけた・・・
ついで・・と言っては何だが・・・
評判になっている「万引き家族」が上映中と聞いていたので、家内を誘って入館した・・・

うーん・・・明るく淡々と底辺で蠢く貧乏家族の描写がつづく・・・
貧困、家族、絆、無知、格差、DV、愛憎、血縁、犯罪・・・などなど訴えるものは・・重い・・・

ベランダで一人・・家族のもとに帰された少女が、ビー玉遊びをするシーンから夕闇の漂う街並みを眺めていたが・・・
突然にプツリと画面が切れて・・・暗転し・・そのままエンディング・・・

余韻は残るが・・・少女の身には変わらない生活が続くようで寂しい・・
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バラ色の社会

2018年06月23日 | Weblog
朝から墓の植え込みなどの刈り込み、剪定を済ませる・・
これでようやく我が家の庭木の剪定が終わった・・・

毎年、加齢とともに剪定にかかる日数が多くなった・・
いよいよ、家の周囲の手入れなども出来なくなった時・・・・
私たち夫婦には、どんな生活が待ち受けているのだろうか・・・?ちょっと怖い・・

雑誌を拾い読みしていたら・・・
人口減少社会は、決して悲観する社会ではないそうだ・・・
むしろ・・バラ色な社会が来るかもしれない・・・と言う人がいた・・・

人口が少ない社会では社会資本も少なくて済む・・
社会資本が少なくて済むのなら・・税金も安くなる・・
人が少ないと雇用も安定する・・
無駄な競争が無い社会になる・・
車も、飛行機も移動に必要な乗り物は大きなものがいらない・・・
食料なども、自国で100%賄えるようになる・・
電気もガスも、水道も・・・燃料も少なくて済む・・・資源を輸入に頼って居る日本には有利だ、
原発に頼らなくても、電気の供給は自然エネルギーで賄えるかもしれない・・・

其の内に・・・税金は国民が払うのではなく・・国が国民に配るそうだ・・・
国が国民一人一人にお金を配るようになったら・・・
役立たずのお年寄りでも・・家族が大事にするだろう・・・
とりあえずは、子供を5~6人は産む家庭が増える・・・子供は一番の稼ぎ頭だ・・
儲け仕事は、AIに任せて・・・
ひたすら美食と遊興で国民が過ごせたら・・・寿命も短い・・・
短命社会になれば、人口減少社会はしっかりと守られて・・
何時までもバラ色の社会は・・・続きそうだ・・・・


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田植え後50日目

2018年06月22日 | Weblog
我が家の田んぼも田植えから50日経った・・・
昔から農家は、他家の田圃と比較して稲の生長具合を確かめていたが・・・・
近頃は、地区内でも最初に田植えをする農家と、最後に田植えをする農家の間には一カ月近い開きがある・・・
比較仕様にも・・・比較できない・・・

我が家は地区内では一番早い田植えだった・・・
兎角、歳取ると気ぜわしくなる・・・その上に、現役世代より暇だけは充分にあるので知らず知らずのうちに農作業が早くなる・・・
其の内に、季節の感覚までわからなくなって来て・・・気が付いた時には4月の内に田植えを済ませていることがある・・・
今年は何とか我慢をして、5月1~3日に田植えをした・・・
家内のブレーキが効いたからでもある・・・

昨年から一発施肥に替えたので、肥の効き具合も天候と肥料任せだ・・・
この頃やたらと葉色が濃くなって来た・・・
隣家の稲と比較しようにも・・・隣は田植え後25日目ぐらいである・・・

比較にならない・・・

他家の田んぼを見て稲作りをしていた昔の百姓も、・・それなりに気苦労が多かったようだが・・・
自己責任で稲作りをしなければならなくなった今の百姓も・・・それなりに気がもめる・・
物差しなしで大工仕事をしているようだ・・・

農作業に限らない・・昔の農村の生活は全てがそうだった・・出過ぎず、遅れず、人並みに・・・
常に人の目を意識しての生活から解放された今・・・
本当の自分が見えて来る・・・
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短歌会例会

2018年06月21日 | Weblog
掛合町短歌会の6月例会だった・・・が・・・
会員の一人は、骨折とかで欠席の連絡が入る・・・
会員数4名なので一名の欠席はこたえる・・・まあ・・75%の出席と思えばまずまずの出席率だ・・

人口減少の激しい田舎の文化サークルはこんなものだ・・・

短歌会の例会に合わせて、旧町内に一カ所だけの図書室を覗くのも楽しみの一つだ・・・
街の規模に合わせて、図書室と言っても貸出の蔵書は少ない・・・
選ぶのに苦労するぐらいだ・・・

読みたい本を買おうと思ったら、ネットではあくる日には配達されるが・・・
老人となると、蔵書の概念が無くなる・・・
お金を使う事と、物が溜まることには抵抗を感じる・・・

ただで借りられる旧町に一カ所の図書室を利用するに限る・・・

読みたい本・・・などと贅沢は言わない・・
並んでいる本棚の中から、題名なり著者なりを見極めて「えい や !」と抜き取って借りる・・・

面白く読める本に当たることも外れることもあるが・・・

外れた場合は、2~3ページを読んだだけで先に進まない・・・
年取って来ると、読書の時間ももったいないような気がする・・面白くない本に付き合う義理も無い・・・

この間借りた、宮部みゆき女史の あやかし草紙が面白かったので又宮部みゆき女史だ・・・
宮部氏の「荒神」と出雲を舞台にした「災神」はどこか似ていた・・・
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