村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

クリスマスローズ

2008年04月30日 | Weblog
三年前にホームセンターでクリスマスローズの苗を買った。
丁度、クリスマスの時期でもあったが、苗に添えられていた写真の花に引かれたからだ。
300円ばかりの小さな苗だったので開花を望むのも無理だった、以来花のことを忘れていた。
暑さに弱いと聞いていた為に庭の大樹の陰に・・それこそ日陰者の扱いにしていた。

最近、そのクリスマスローズの葉陰になにやら白いものが見える?
まさか?今の時期に花でもあるまいと思ったが・・・花だった!

クリスマスの頃に開花するのでクリスマスローズかと思っていたが、そうでもないらしい!
他家の庭先でも花を付けているクロスマスローズを見た!

先入観で物事を判断することの危さを知らされた。
こんな小さな花でも・・・チャンと人の生きる上での大切な事を知らせてくれる!
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大黒様の御家

2008年04月29日 | Weblog
出雲大社平成の大遷宮が始まり普段出来ない御本殿内部の拝観が可能だと聞き、出掛けた。
我が家では、私が老年ミーハー族を自称していたが、今回は意外と家内にもミーハー族心理が働いた様だ、 朝の7時半に出発して、受付開始9時に間に合った。

すでに、行列が出来ていた。

本殿内部は意外と広い!! 60畳余りあるそうだ!
神様のお住まいと言うより一般人でもそのまま生活が出来る様な按配だ、
天井の八雲之絵は造営遷宮時に描かれたそうだが、造営が1744年になされている事から264年もの時を経ているにもかかわらず、鮮やかな色合いはそのままである! 
やはり神様の住まいだからだろう?

帰宅して我が家の天井を見ると・・・・改築30年ですでに色褪せている。
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御衣

2008年04月28日 | Weblog
三刀屋の川土手を走った、
桜はすでに散り終えていたが、御衣黄桜は今頃が見ごろでは・・・・・?
と思って立ち寄った。
何しろ三刀屋町が緑の桜として売り出している?  新緑に混じって存在があやふやだ。

2~3本の御衣黄桜がかたまっている所で見上げると、花のさかりは過ぎていたが、御衣黄の特徴である、花弁の中心部にかけて緋紋が浮かび上がって来ている。

朝日を受けて高貴に輝いて見える!!
さすが・・・御衣の名に相応しい・・・ 朝日のせいばかりではないだろう?

花のさかりは過ぎても、品格は自ずからにじみ出るものだ。
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昼の常会

2008年04月27日 | Weblog
私達の集落では、ず~と昔から、毎月行う常会は夜に決まっていた。
何しろ、百姓の仕事は天候が勝負である。
昼は目いっぱい働いて、野良仕事が出来なくなってからの時間帯に常会をしていたが・・

近年、休日の真昼間に常会をする事がままある。
各家庭が高齢化した事と、独居婦人の家庭が多くなったことに加えて農作業と無関係の家庭が増えたからだ。

今日は又特別に天気がいい!! 畑仕事と田仕事のことが気に掛って、世話役の人のお話も上の空だ?

まだこうして集る事が出来るだけ増しかもしれない?
後5年もしたら集る事もままなら無い様になることだろう?

山村の生活は・今・・ 大きくはじける前の・・ミシミシと音を立ててきしみだしている状態だ。
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総会

2008年04月26日 | Weblog
入間水車の会の総会だった。
年度の終わりに開く予定が、少しずれた。
繁忙期に入っていたので出席率を心配したが、会員の3分の2の出席はまずまずと思う。

発足以来6年目に入った、 その間に地区の環境も大きく変わってきたが、最初に抱いた夢?はまだまだ道が遠い?
我慢できずに退会を申し出る会員もいる。頼りにしていた同年齢の会員Y君の退会申し出には、正直参った! むなしさと同時に自分に対しても一寸腹立たしい!

所詮は、老人域に入ると、   若い頃の共に夢を語り合い、解かり合った間柄と思っていたことが単なる思い込みだった事を覚らされる、同床異夢だったのだ。  晩節期に入ると人間お互いがわからなくなる

懇親会の酒はどこかほろ苦い! 私は少し悪酔いした。


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山菜

2008年04月25日 | Weblog
久しぶりに野良に出る。
連休に田植が出来る様にと田ごしらえに勢を出す。
「わやねだし」と言って、畦際の土を掻き出す作業をしたが、一枚の田を終えるまでにあごが出る。 この頃、会合にかまかけて野良仕事を疎かにしていたせいだ。

ふと、 田の縁にあるやまうどぐろを見ると、青い芽を出している。
掘り出してみると立派なやまうどが5~6本も採れた。

農作業はおあずけだ。
山椒の芽、こごみ、たらの芽・・・と例年採取する山菜の代?を歩いてみる。
知らない間に春は足早に通り過ぎようとしていた。
少し、採るには遅いぐらいの山菜が採れた。

天ぷら・・酢みそ和え・・吸い物・・・・・・
今日の夕餉は豪華になりそうだ・・たらの芽なんぞは煮しめにも出来る量だ。

どうだ!! 高級料理屋でありがたそうにたらの芽の天ぷらをつまんでいる都会人に見せたいぐらいだ!!。

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ボージョレヌーボー

2008年04月24日 | Weblog
近所のおばあさんから、日頃お世話になるからと、ボージョレ・ヌーボーを戴いた。
もらい物だからとのことだが? 飲みかけの2005年産ボージョレ・ヌーボーだった。
10年前あたりから新聞、テレビでやたらと宣伝しているので、大方は、おばあさんのお子さんかお孫さんが、プレゼントされたものだと想像した

フランスから来た珍しい高価なお酒だから大事に飲まなくては?と期待して飲んだら、あまりの不味さに驚いて、戸棚の奥に仕舞い忘れたものだろう?
ほほえましくもあり、おばあさんの暖かい気持ちが直に伝わって来た。

実際、初めてワインを飲んだ時は、こんな渋い飲み物の何処がいいんだろうと思ったが、
大社ワイナリーの焼き肉コーナーで、ワインの旨味に開眼した。

思えば・・私の味覚もいい加減な動機で良し悪しが決まっている。

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山つつじ

2008年04月23日 | Weblog
向山の山ツツジが咲いた。
午前中は天気もよかったのに、雲南市の地域振興補助事業の申請書類をまとめようと、朝からパソコンの前だ。
天気のよい時に家にいると何となく身体中がむずがゆくなるのは、身に染み付いた百姓魂?のなせる技だと自己満足している。

幸いと午後からは小雨が降ってきたので、ホッと気の休まる心地がする。
何処までも貧乏性に生まれついている。

向山のツツジは。水車の会の会長F氏がこの近年手入れをして増やされたものだ。
F氏は意外と繊細な心根の持ち主である。
山村では、花を愛でる男が少ないのに、彼には顔に似合わない?と言ったら失礼だが優しい心が透けて見える。

立派な言葉を発する自称顔役?ぜんとした輩に飽き飽きしているとき、彼の顔を思い出す。 山ツツジの様に素朴な輝きがある。
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未体験ゾーン

2008年04月22日 | Weblog
新年度のコミュニティー協議会の初会合が近い。
夜、役員会を開き、今年度初の定例会の準備をする。
一応、一年間の活動計画、予算を組む、所信も表明したい。

人口減少化、小学校の廃校、スタンドの廃業、限界集落、独居老人家庭の増加等等、今の山間地域の抱える問題は山積している。
自治会委員も給与生活の現役世代が多い、仕事が終ってからの会合では、そうそう複雑な問題に取り組むにも時間的に限界を感じる?  どうしたものだろう?

これからの山村は、今まで経験したことのない・・・未体験ゾーンに突入しつつある。
もやもやとした霧の中を進んでいく地域コミュニティー列車は・・・

はたして上手くトンネルを抜ける事が出来るのだろうか?
機関士を任されているわれわれコミュニティー役員も少々心細い!

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花の木

2008年04月21日 | Weblog
ニラ畑の草取りをしていると何かの香りが漂ってくる。
周りを見回すと「花の木」の花が開いていた。
私達の地域では「花の木」と呼んでいるが、本当は「しきみ」と言うらしい?

「花の木」で図鑑を引くとかえで科の落葉高木が出る。

シキミは仏さんがお喜びになると聞いて、若い頃に園芸店で求めたものだ、
普段「花の木」と称して・・本当に花開いたものを仏前に飾らないので開花を気にとめていなかった。
かわいそうに、 折角花開いていたのに気付かなかったのは悪かった!
一生懸命に、せめて香りからで気付かせようとしていたのだろう?

人の世でも同じ様なことが起こりがちだ。
花開いても、あまりに地味な開き方なので気付かない事がある?

これからは気をつけて、どんな小さな地味な花でも・・・まず感動!を持つ事を心掛けたい!
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