村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

松本侑子女史

2014年11月30日 | Weblog
もう5~6年前にもなるだろうか・・・
松江での山陰文学学校に数年参加したことがある・・・
ある時、出雲市出身の松本侑子女史の講演があった・・・

講演の後でのサイン会で・・私もサインを戴こうと、あわてて並んでいた松本先生の著書の中からとりあえず求めやすそうな本を買って列に並んだ・・・

松本先生は・・・
美しい方だった・・・先生のアン、シリーズの中の「アンの青春」の文庫本にサインを戴いたが・・・
もう少しましな、文庫本では無い著書を選ぶべきだったと、後悔した・・・

そのころは、「赤毛のアン」をまだ読んでいなかった・・・
ずいぶん経ってから娘に借りた村岡花子、掛川恭子女史の「赤毛のアン」シリーズを読み比べてから・・・すっかり  「アン」 のフアンになった、

書棚を整理していたら、その時の松本先生の署名入りの「アンの青春」が出て来た・・・
先生のサインはきれいな筆跡である・・・

「アンの青春」をもう一度読んでみようと思っている・・・

「神と語って夢ならず」をよんで、隠岐の島に、もう一度行ってみたくなった、
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アボンリー村の生活

2014年11月29日 | Weblog
昨夜の雨と嵐ですっかり冬枯れの景色となった・・・
今年はどんな冬が来るのだろう・・?

高齢化した山村には、曜日を問わず人影はない・・・
鈴生りになった橙色の柿の実が場違いな明るさを醸す・・・

このまま、山村の構造が変わらないのなら・・・
後10年もすると地区の人口も半減する・・・

妻と二人の10年後は、
年老いたマシューとマリラ兄妹のような生活を・・・想像している・・・

どこからか・・・
アンの様な少女が現れないだろうか?
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猫に詫びる

2014年11月28日 | Weblog
入院している姉の家には飼い猫がいた・・・
一人住まいだった姉の留守に、集落外まで出掛けてインコなどを襲ったらしい・・・

籠罠に掛ったので、引き取ってほしいと・・・依頼が来た・・・
首輪も無いのにどうして姉のところの猫と判ったのかと聞いて見ると・・・
近所の人の証言だと言う・・・

迷惑をかけても・・・と思って引き取りに行った・・・

罠に掛った猫を見ると・・・
姉のところの猫とは違う・・・
姉の猫は、白と黒の斑の端正な顔立ちの上品な猫だ・・・
捕獲されていた猫は、見るからに野良ネコ然とした虎猫である・・・

近所の人の証言も、電話だけのやり取りだったらしくて・・
ただ単に・・・あそこの家には飼い猫がいた・・程度のあやふやな情報だったようである、

やれやれ・・・
とんだ濡れ衣だ・・・

あの上品な猫が、姉の留守の間に他家のインコを襲うまでに落ちぶれたかと・・・一時心配した・・・
インコを襲われた家の人には悪いが・・・・
ホッと胸をなでおろした・・・
ひと時でも、疑いの心を持ったことを・・姉の飼い猫にわびねばならない、
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キムチ

2014年11月27日 | Weblog
我が家の自家製キムチが食べごろになった・・・
家内にまた「どや顔」がうっとおしい・・と言われそうなので出来栄えを聞くことは控えているが・・・
内心では、・・・一番の出来具合だと思っている・・・

トウガラシは、鳥取県の朝鮮交流館から買って帰った本場物である・・・
キムチと言えば・・・トウガラシがすぐに連想されるが、キムチにトウガラシを使うようになったのは豊臣秀吉の朝鮮侵攻時に日本の武士たちが寒さ凌ぎに持ち込んだトウガラシが起源だそうである・・・本当かどうかは分からないが・・・
本当とすれば、文化とは不思議な経緯から根付くものである・・・

レシピ通りに、リンゴ、大根、生姜、ニンジン、イカの塩辛を入れて、本格的に作ってみた・・
美味い・・・!

友人から韓国旅行のお土産にいただいたことのあるキムチの味と遜色のない味である・・
むしろ・・・私の漬けたキムチがおいしいぐらいである・・・

「どうだ・・美味いだろう」

一度、家内に大ぴらに言ってみたい・・・

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こんにゃく造り

2014年11月26日 | Weblog
柚子の季節になると、我が家では柚子入りのこんにゃくを作ることにしている、
今日は雨模様だったので幸いとこんにゃく造りに取り掛かる・・・

ミキサーを使うようになってからは、こんにゃく造りは私の一人作業である・・・
柚子の皮を入れるために、出来上がるこんにゃくの色が黄色味を帯びている・・・
黄金こんにゃく・・・とでも名付けたいぐらいだ・・・
香りも・・・・ほのかに柚子の香がする・・・・
傑作だ・・!

出来上がったこんにゃくを、帰宅した家内に評価をしてもらおうと見せるが・・・

何時も家内は、素直に好評価を与えることはない・・・

固い、柔らかい、苦い、煮えが足らない、大きい、小さい、台所が汚してある・・・・
文句の種類は増えることはあっても減ることはない・・・

とどのつまりに、、、、

「あなたの 一人で上手くこんにゃくを作ったよ・・どうだ・・・と言わんばかりのどや顔がこんにゃくに写っているわ!!」

うーん

何時からこんな力関係になったのだろう・・?
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更地

2014年11月25日 | Weblog
久しぶりに地区の昔は商店もあったM集落を通って見ると・・・
やけに開けた感じがした・・・
見ると・・・
少し前まで空き家になっていたK家の家が無くなっている・・・
きれいに真砂土が敷き詰められて更地になっている・・・・

地区の中で唯一の街並みを形成していたM集落だったが・・・
時代の中ですっかり役目を終えた感がする・・

私たちの地区が、木炭や木材などの集積地として栄えていた頃には・・・
旅館2軒、食料雑貨店3軒、酒屋2軒、魚や2軒・・・・ひと時はパチンコ屋まであった・・・

一軒・・また一軒と空家が取り壊されるのを見ていると・・・・
役目が終わったら、地域でも家でも物でも人でも・・・いずれは姿を消さなければならない定めを思い知らされる・・

ぼちぼち役目も終わった我が身を省みて・・・・
K家の更地が・・・目に痛い・・・
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熊の糞?

2014年11月24日 | Weblog
今は荒れ放題にしている山の畑に植えてあった柚子を取りに行こうと出掛けた・・・
山裾の道を辿ると・・・・
いきなり道端に獣の糞が落ちている・・・
まだ新しい・・・昨夜かその少し前のものらしい・・・?
糞の中には柿の種がたくさんに混じっている・・・・

熊の糞・・・・?

いのししなら、柿の種が混じることもあるまい・・・
荒れ放題になっている山の畑のほとりにも柿の木はある・・・
我が家の2軒隣の、今は無住のWさん宅の庭にも柿が鈴なりになっている・・・

両方の柿の木を調べると・・・
登った爪跡らしきものが残っている・・・

いのししなら・・木には登らないだろう?・・・

山端の栗の木の上には、熊座と呼んでいる大きな鳥の巣の様なものが点々とある・・・

熊に違いない・・・・

いよいよ我が家の周辺にも熊が出没しだした・・・・

今までは比較的関心の薄かった、竹島や尖閣諸島,サンゴの密漁がにわかに身近に感じられるようになって来た・・・

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銀杏の巨木

2014年11月23日 | Weblog
この時期、黄金色に輝く銀杏の巨木を見上げると・・・
現世の汚辱などは、全て忘れさせてくれるような気がする・・・

今日は、太田から美郷町を廻って赤名経由で銀杏の巨木を訪ねて歩いた・・・

三瓶町浄善寺の大銀杏は、樹齢推定600年の巨木である・・・樹高は30メートルはありそうだ、
幹の太さからして圧倒されるド迫力だ・・・・
今、まさに黄葉の真っ盛りである・・・
根元一丈から数本に枝分かれした巨木を見上げると・・・黄金の世界に入り込んだような高揚感がある・・・

美郷町酒谷、光八幡宮の境内にある銀杏の巨木は・・・
樹齢400年だそうだから、浄善寺の銀杏と比べると小ぶりに見える・・・
すでに黄葉の時期は過ぎていた・・・・
それでも境内に降り積もった黄葉は・・・境内を黄金色に染めて美しい・・・
案内板を見ると、光八幡宮の銀杏は雌木だそうだ・・・
そのために、辺り一面にギンナンが落ちている・・・
靴で踏んづけてしまったからか・・・帰路の車の中まで匂うのには閉口した・・・

光八幡宮では、
銀杏の巨木をより美しく見てもらいたいとの氏子さんの熱意も伝わった・・・
ライトアップのための投光器が銀杏の周囲に取り付けられていた・・・
境内の下の田圃は、仁多の金言寺のように水が張られている・・・
案内板にもちゃんと「逆さ銀杏もお楽しみください」と書いてあった・・・

木は年輪を重ねると存在だけで価値が生まれる・・・
人間もそうありたいが・・・木と違って価値はどんどん下がるようだ、
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紅葉真っ盛りだが~

2014年11月22日 | Weblog
掛合の街の後ろの山は、紅葉真っ盛りだ、
まだ中学生のころ、校舎から真向いに見える山々の錦は、子供ながらも先生の声を聞き忘れるほどに見惚れていた、

紅葉に見惚れてからか・・・2学期の期末試験は何時も悪かったな・・・・

折から衆議院も解散総選挙となった・・・
紅葉に見惚れている場合でも無いが・・・
テレビや新聞の報道では、突然の師走選挙は・・・・

大義が無い、
金がかかる、もったいない、
準備期間が無い、自治体職員が忙しい・・
会場が抑えられない・・・などなど・・・・・
選挙も満足に出来ない国が多い中で、贅沢な繰り言である・・・

イベントなどの予定が組んであって投票会場が抑えられないなら・・・
選挙管理委員会の強権で持ってイベントを中止させるぐらいの気概が欲しい・・・

自治体職員が多忙を理由にぐずぐず言うなら・・・
自衛隊員の出動を要請するがいい・・・

選挙は、民主主義の根幹をなすものと、中学生のころから教えられていた・・・
イベントや、職員の多忙や、お金よりも・・もっと重要なことのように思える、

今の国会はよくない・・・
一強五弱(野党が何党あるかもわからなくなった)状態は・・・
一党独裁にきわめて近い・・・
お隣の中国を笑えなくなっている・・・・
多様な意見が飛び交う国会論戦が聞きたい・・・・

改憲を阻止する勢力の奮闘を願っている、
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酒造りが始まった

2014年11月21日 | Weblog
今日からふるさとの酒を造る会の造りに入った・・・
一年ぶりに煙突から登る煙と窯場から立ち上る蒸し米の蒸気は・・・・
静かになり過ぎた過疎の町だが・・・・まだまだと・・運気の手を広げているようだ・・

今年の仕込みには、A新聞社の記者さんが取材方々参加されるそうである・・・
昭和の60年代の生まれだそうだから・・私たち会員の年齢からみたら孫の様な青年である、・・若い彼には出雲族の言葉も通じない、通訳がいる、
お茶時分の世間話でも・・かみ合わないことが多い・・・

仕方が無い・・・
思えば・・・我々の生きてきた時代は何もかもがひっくり返ってもおかしくなかった時代だった・・・
民主主義、全体主義、社会主義・・・・?
それぞれをごちゃ混ぜにして教えられたような気がする・・・
今でも、我々の年代は、その時々に応じて主義主張を弊履のごとく捨てる術を身につけている、

人間と違って・・・麹菌は生きる術を変えない、




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