日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H31.2)

2019-03-04 | 日如上人御指南

 

平成31年2月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成31年3月号 第877号 転載)

(大白法 平成31年2月16日 第999号 転載)

 本日は、二月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 今月は、宗祖日蓮大聖人御聖誕の月であります。
 既に皆様方も御承知の通り、大聖人様は貞応元(一二二二)年二月十六日、法華経において予証せられた通り、外用上行菩薩、内証久遠元初自受用身の御本仏として末法に御出現あそばされました。
 その御出現の目的は『御義口伝』に、
「今日蓮が唱ふる処の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり(中略)妙法の大良薬を以て一切衆生の無明の大病を治せん事疑ひ無きなり」(御書 一七三二㌻)
と仰せられているように、久遠元初の妙法蓮華経をもって、末法本未有善の衆生をして、ことごとく仏道に入らしめ、即身成仏せしめるためであります。
 すなわち、この御文中「今日蓮が唱ふる処の南無妙法蓮華経」とは、久遠の本法たる妙法五字であり、人即法・法即人の妙法蓮華経にして、人に約せば久遠元初自受用報身如来の再誕、末法御出現の御本仏宗祖日蓮大聖人であり、法に約せば久遠元初の妙法であります。この人法一箇の妙法こそが、末法の一切衆生救済の大法であります。
 しかるに、世間の多くの人達は、謗法の害毒によって正しい法を見失い、苦しみから逃れることができず、苦悩に喘いでいるのが現状であります。
 故に『秋元御書』には、
「謗法の者其の国に住すれば其の一国皆無間大城になるなり」(同 一四五〇㌻)
と仰せられ、謗法の害毒によって人心が乱れ、それがそのまま国土の乱れを呼び、一国が無間大城に堕ちて苦しんでいるのであります。
 まさしく、世の中が乱れ、人々が不幸と混乱と苦悩に喘いでいる根本原因は、すべて邪義邪宗の謗法の害毒にあり、この謗法の対治なくして、人々の幸せも、世の中の平和も、国土の安穏も実現することはできないのであります。
 ここに今、私どもが謗法を破折し、折伏を行じていかなければならない大事な理由が存しているのであります。
 されば『聖愚問答抄』には、
「今の世は濁世なり、人の情もひがみゆがんで権教謗法のみ多ければ正法弘まりがたし。此の時は読誦・書写の修行も観念・工夫・修練も無用なり。只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法をくだき、又法門を以ても邪義を責めよとなり」(同 四〇三㌻)
と仰せられ、邪義邪宗の害毒によって混乱を極めている今、末法にあっては、ただ折伏をもって正規となし、謗法を対治することがいかに大事であるかを御教示あそばされているのであります。
 さらにまた『法華初心成仏抄』には、
「仏になる法華経を耳にふれぬれば、是を種として必ず仏になるなり。されば天台・妙楽も此の心を以て、強ひて法華経を説くべしとは釈し給へり。譬へば人の地に依りて倒れたる者の、返って地をおさへて起つが如し。地獄には堕つれども、疾く浮かんで仏になるなり。当世の人何となくとも法華経に背く失に依りて、地獄に堕ちん事疑ひなき故に、とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし」(同 一三一六㌻)
と仰せられ、末法今時の本未有善の衆生に対しては、一生成仏のため、なんとしてでも「法華経」すなわち本因下種の妙法蓮華経を強いて説くべきであると仰せられているのであります。
 今、宗門はいよいよあと二年後に迫った、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の実現へ向かって、僧俗一致・異体同心して力強く前進しております。この時に当たり、すべての講中は身軽法重・死身弘法の御聖訓を奉戴し、全力を傾注して勇猛果敢に折伏を行じ、もって必ず誓願を達成されますよう心から念じ、本日の挨拶といたします。 

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)


 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

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日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

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青年僧侶邪義破折班

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末法一万年の衆生まで成仏せしむる題目

2019-03-04 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H31.3月 第182号)  

 

 宗祖日蓮大聖人は『御義口伝』に、
「今日蓮が唱ふる処の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり。」(御書1732)
と仰せであります。
 西暦1052年から始まった末法時代は、釈尊が説かれたあらゆる教えとなる文上の法華経をはじめとする爾前諸経は無益となり、それに備えて釈尊が法華経に予証されたように、上行菩薩が出現されて利益のある法華経文底下種仏法を布教されました。
 それは日蓮大聖人が説かれた南無妙法蓮華経であります。この南無妙法蓮華経は、末法一万年の人々までも救済し成仏できる教えです。これ以外に成仏できる教えはなく、それ以上の崇高な仏法も出現したり説かれたり発明することはありません。
 もし、大聖人御書や極理の師伝になく三時(正法像法末法)弘教の次第からも逸脱した、新たな教えが他宗派から突如現れた場合、それは邪義邪説であり信じてはいけません。

 ゆえに大聖人は『上野殿御返事』に、
「末法の始めの五百年に、法華経の題目をはなれて成仏ありといふ人は、仏説なりとも用ゆべからず。」(御書1359)
と御教示であります。

 

 さて、御題目の南無妙法蓮華経をはじめて唱えられたのは大聖人であります。大聖人の胸中に秘して隠し持たれてきた本門の題目は『清澄寺大衆中』に、
「建長五年三月二十八日、安房国(あわのくに)東条郷(とうじょうのごう)清澄寺(せいちょうじ)道善(どうぜん)の房持仏堂の南面にして、浄円房と申す者並びに少々の大衆にこれを申しはじめて」(御書946)
と仰せのように、順縁の少機のために大法を示されました。これを「立宗内証宣示」と申し上げます。
 日蓮正宗の僧俗は一大秘法である本門戒壇の大御本尊を拝し奉り、本門の題目を唱えることができることは有難い順縁であり、大聖人が『守護国家論』に、
「法華経流布の国に生れて此の経の題名を聞き、信を生ずるは宿善の深厚なるに依れり。(中略)此の経の名を聞いて信を致す者なり。」(御書153)
と御教示であります。

 私達は本未有善という性格上、入信に至るまで、生まれる以前の過去世と、現在世での過去の正師に縁をさせて頂き下種折伏を頂戴したことにより、宿善薫発して現在があるでしょう。

 ゆえに大聖人は同抄に、
「設ひ今生は悪人無智なりと雖も必ず過去の宿善有るが故に、此の経の名を聞いて信を致す者なり。」(御書153)
と仰せのように、正師から「此の経の名を聞いて」との下種結縁によります。そして、末法一万年の衆生まで成仏せしむる題目を聞いたことで「過去の宿善有るが故」との境涯にあり、その仏縁により地涌の菩薩の眷属として蘭室の友に加えさせて頂き信心修行ができます。

 つまり大聖人が『松野殿御返事』に、
「我等も其の数に列なりて遊戯(ゆげ)し楽しむべき事はや近づけり。信心弱くしてはかゝる目出たき所に行くべからず、行くべからず。」(御書1052)
との仰せを心肝に染めて、信心修行することが大切です。

 

 御法主日如上人猊下は、
「まさに『仏になる法華経を耳にふれぬれば、是を種として必ず仏になるなり』と仰せのように、娑婆世界の衆生は耳根得道と申しまして、御本仏宗祖日蓮大聖人様の仏法を聞くことによって成仏得道することができるのでありますから、一人でも多くの人に大聖人様の仏法を説き聞かせることが大事なのであります。」(大日蓮 平成31年2月号 第876号)
と仰せのように、耳根得道の大切さを御指南であります。

 私達は、入信以前の過去世に受けた耳根得道と宿善の深厚なる徳を感じて、仏祖三宝尊への御報恩のために下種折伏と朝夕の勤行唱題、そして御講参詣が大事であります。



宗祖日蓮大聖人『妙一尼御前御消息』に曰く、
「法華経を信ずる人は冬のごとし、冬は必ず春となる。いまだ昔よりき(聞)かずみ(見)ず、冬の秋とかへれる事を。いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫(ぼんぶ)となる事を。経文には『若有聞法者(にゃくうもんぽうしゃ)無一不成仏(むいちふじょうぶつ)』ととかれて候。」(御書832)

 


平成31年3月度行事予定

2019-03-04 | 正林寺行事予定
◎3月1日(金)午後7時30分、御経日

◎3月2日(土)午後7時30分、支部活動者会

◎3月3日(日)午前9時、広布唱題会
 
◎3月9日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
◎3月10日(日)午後1時、御講

◎3月16日(土)午後7時30分、支部活動者会
 
◎3月17日(日)午後2時、婦人部対象広布推進会(高崎・勝妙寺)
 
◎3月21日(木)午後1時、春季彼岸会
 
◎3月23日(土)午後7時、役員会

◎3月24日(日)午後1時、五時間唱題行

◎3月28日(木)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)

◎3月30~31日 春季総登山(総本山大石寺) 
 
 

 

 


 

一、平成三十一年の年間方針・『勇躍前進の年

二、平成三十年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏推進

 ②講中一結で御講参詣

 ③登山参詣で育成推進

 

 

富士年表(宗祖御在世)


富士年表(宗祖滅後)


 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載


創価学会員のみなさんへ


創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す


創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す


 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

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