日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H31.3)

2019-04-03 | 日如上人御指南

 

平成31年3月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 平成31年4月号 第878号 転載)

(大白法 平成31年3月16日 第1001号 転載)


 本日は、本年三月度の広布唱題会に当たり、皆様には御繁忙のところ、わざわざ出席され、まことに御苦労さまです。
 既に皆様方も御承知の通り、今、宗門は来たるべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築へ向けて、全力を傾注して前進をしております。
 法華講員八十万人体勢の構築は、私どもが御宝前に固く誓った目標であり、すべての支部が僧俗一致・異体同心し、全力を傾注して、なんとしてでも達成しなければならない、今、最も大事な目標であります。
 その目標達成のためには、私ども一人ひとりが身軽法重・死身弘法の御聖訓を奉戴し、御本仏宗祖日蓮大聖人の弟子檀那としての目覚と断固たる決意をもって、真剣に唱題に励み、その功徳と歓喜をもって、敢然として折伏を行じていくことが肝要であります。
 大聖人様は『南条兵衛七郎殿御書』に、
「信心ふかき者も法華経のかたきをばせめず。いかなる大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし。たとへば朝につかふる人の十年二十年の奉公あれども、君の敵をしりながら奏しもせず、私にもあだまずば、奉公皆うせて還ってとがに行なはれんが如し。当世の人々は謗法の者としろしめすべし」(御書322)
と仰せであります。
 すなわち「たとえ信心が深いと言われる者でも、法華経の敵も責めず、すなわち謗法を破折もせず、どのような大きな善行を積んだ者であったとしても、あるいは法華経を千万部も書写し、一念三千の観心の法門を得たと言われる人でも、法華経の敵を折伏し、邪義邪宗の謗法から救っていかなければ、それは本当の大善ではなく、自分自身の得道はありえない」と厳しく仰せられているのであります。
 いかなる大善を積んでも、得道することができないというのは、これは本当の大善ではないからであります。すなわち、同じ善でも小善もあり、大善もあります。したがって自分では大善と思っても、妙法という真実の大善から見れば、それは小善でしかないのであります。
 されば、大聖人様は本抄に、
「善なれども大善をやぶる小善は悪道におつるなるべし」(同323)
と仰せられ、法華経の大善を破る小善、すなわち爾前迹門の善は小善であり、真実の善ではなく悪であり、地獄に堕ちると厳しく仰せられているのであります。
 つまり、法華経の敵も責めない善は本当の善ではなく、本当の大善とは、自らが本因下種の妙法を信受し、邪義邪宗の謗法の害毒によって苦しむ多くの人々を救う、すなわち折伏を行ずる自行化他の信心に励むこと、これが大善中の大善であると仰せられているのであります。
 さらに、大聖人様は「朝廷に仕える者が十年、二十年と奉公に励んだとしても、主君に敵する者を知りながら主君にも知らせず、自分もその敵を責めずに見過ごしていたとしたら、長年の奉公は全く無意味となるばかりではなく、かえって怠慢の者として罰せられるようなものである」と仰せられ、今、末法の衆生は謗法の者と知り、折伏を行ずることが大聖人様の弟子檀那として最も大事であることを仰せられているのであります。
 先程も申し上げましたが、今、宗門はいよいよあと二年後に迫った、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の誓願達成へ向けて、全国の各講中ともに僧俗一致・異体同心の団結をもって、力強く前進をしております。この時に当たり、私どもは一人も遅れを取ることなく、御宝前に固くお誓いした誓願は、なんとしてでも達成しなければなりません。
 されば、皆様方には、
「今末法は南無妙法蓮華経の七字を弘めて利生得益有るべき時なり」(同1818)
との御金言を心肝に染め、いよいよ信心強盛に折伏誓願達成へ向けて精進されますことを心から祈り、本日の挨拶といたします。

 

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)


 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

http://www.nichirenshoshu.or.jp/

 

日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

http://www.dainichiren.com/

 

青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm




宗旨建立(1253年 立教開宗)

2019-04-03 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H31.4月 第183号)  

 

 宗祖日蓮大聖人の宗旨建立は、三月と四月の両度にわたり拝されます。
 建長五年三月二十八日(御年32歳)、御本仏大聖人が悟られ、御胸中に秘められていた南無妙法蓮華経の題目を、末法において初めて法界に向かい、声高らかに唱えられたのです。そして、破邪を表として念仏と禅の破折を、順縁の少々の人々に説かれました
 さらに四月二十八日には、一切衆生成仏のために題目を開宣するに際し、妙法の宗旨を建立されたのです。
 この宗旨の建立に当たって大聖人は一人、清澄山上の嵩ヶ森に立ち、遠く太平洋の彼方に差し昇る日の出を待たれました。やがて、水平線上に旭日が現れると、起立合掌されていた大聖人は「南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経」と、末法万年の闇を照らす下種の題目を、厳かに、力強く朗々と唱え出されました。
 大聖人は『聖人御難事』に、
「去ぬる建長五年太歳癸丑四月二十八日に、安房国長狭郡(ながさのこおり)の内、東条の郷、今は郡なり。天照太神の御(み)くりや(厨)、右大将家の立て始め給ひし日本第二のみくりや(御厨)、今は日本第一なり。此の郡の内清澄寺と申す寺の諸仏坊の持仏堂の南面にして、午(うま)の時に此の法門申しはじめて」(御書1396)
と仰せであります。
 さらに大聖人は『中興入道御消息』に、
「去ぬる建長五年四月二十八日より今弘安二年十一月まで二十七年が間、退転なく申しつより候事、月のみ(満)つるがごとく、しほ(潮)のさすがごとく、はじめは日蓮只一人唱へ候ひしほどに、見る人、値ふ人、聞く人耳をふさぎ、眼をいか(怒)らかし、口をひそめ、手をにぎり、は(歯)をか(噛)み、父母・兄弟・師匠・ぜんう(善友)もかたき(敵)となる。後には所の地頭・領家かたきとなる。」(御書1431)
と、宗旨建立から出世の御本懐を遂げられる二十七年間の様子を仰せであります。

 

 この題目は、久遠元初本因下種の大法であり、一切の生命が妙法を信ずることによって直ちに成仏するという未曽有の教えです。
 インド応誕の釈尊はもちろん、中国最高の碩徳と言われる天台大師、大学匠の妙楽大師、そして日本天台宗の開祖・伝教大師の教えは法華経を中心としていますが、これらは既に仏種を植えられた衆生を救うための教法でした。
 大聖人によって初めて、末法のあらゆるものを根底から救うという、仏教史上、いまだ誰人も説き出ださなかった七文字の題目が唱え出だされたのです。
 凡智では、単なる大聖人の肉声であったかも知れません。しかし真実には、一切の森羅万象の仏性を歓喜踊躍せしめる妙法の大音声であったのです。

 

 新元号が平成三十一年四月一日に「令和(れいわ)」と発表されました。五月からは「令和(れいわ)」時代に変わります。平成も残りひと月となり最後の四月です。
 そして四月二十八日は立宗会が奉修されます。大聖人の大慈大悲に対し奉り、御報恩謝徳申し上げ、強盛な信心を発し、新元号の「令和(れいわ)」時代に向けて折伏弘通の決意を新たにしましょう。

 

宗祖日蓮大聖人『如来滅後五五百歳始観心本尊抄』に曰く、
「天台の云はく『雨の猛(たけ)きを見て竜の大なるを知り、花の盛んなるを見て池の深きを知る』等云云。妙楽の云はく『智人は起を知り蛇(じゃ)は自ら蛇を識(し)る』等云云。天晴れぬれば地明らかなり、法華を識る者は世法を得(う)べきか。
 一念三千を識らざる者には仏大慈悲を起こし、五字の内に此の珠(たま)を裹(つつ)み、末代幼稚の頸(くび)に懸(か)けさしめたまふ。」(御書661)

 


平成31年4月度行事予定

2019-04-03 | 正林寺行事予定
◎4月1日(月)午後7時30分、御経日

◎4月6~7日 総本山御霊宝虫払大法会

◎4月6日(土)午後7時30分、支部活動者会
 
◎4月13日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
◎4月14日(日)午後1時、御講

◎4月20日(土)午後7時、役員会
 
◎4月21日(日) 第2回支部総登山(総本山大石寺)

◎4月25日(木)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)

◎4月27日(土)午後7時、青年部対象広布推進会(藤岡・最勝寺)

◎4月28日(日)午後7時30分、宗旨建立会 
 
 

 

 


 

一、平成三十一年の年間方針・『勇躍前進の年

二、平成三十年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏推進

 ②講中一結で御講参詣

 ③登山参詣で育成推進

 

 

富士年表(宗祖御在世)


富士年表(宗祖滅後)


 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載


創価学会員のみなさんへ


創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す


創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す


 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

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