日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(H25.1)

2013-01-10 | 日如上人御指南

 

平成25年1月度 広布唱題会の砌

 

於 総本山客殿 

 

(大日蓮 平成25年2月号 第804号 転載)

 

 宗旨建立七百六十一年・「団結前進の年」、あけましておめでとうございます。
 御隠尊日顕上人猊下には、御機嫌麗しく新年をお迎えのことと慶賀に存じ上げます。
 また、宗内僧俗の皆様には、すがすがしく「団結前進の年」を迎え、決意も新たに、いよいよの精進・御奉公をお誓いのことと存じます。
 総本山におきましては、本年も恒例により、一月中、唱題行を行います。
 本日は元旦でもあり、広布唱題会にも当たりましたので午前九時から行いましたが、原則的には午前八時より執り行いますので、各位にはこぞって御参加くださるようお願いいたします。
 昨年、宗門は僧俗一致・異体同心の団結と、身軽法重・死身弘法の活躍により、全国五百八十六支部中、すべてが折伏誓願を達成いたしました。本当におめでとうございました。
 一方、海外においても、多くの国々で折伏誓願を達成しております。台湾、韓国をはじめアジア、ヨーロッパ、北米、中南米、アフリカなど、総本山から遠く離れた所でも、大聖人の御聖意を体し、全世界の平和とすべての人々の幸せを願って真剣に折伏を行じ、活動されていることに、心から敬意と声援を送るものであります。
 このように、昨年は国内外ともに折伏の気運が大いに高まり、二十七年・三十三年へ向けて大きく前進することができました。
 これもひとえに、国内外の法華講の方々が、一致団結してあらゆる障魔を乗り越え、勇猛果敢に折伏を行じてきた結果であり、このことは、必ずやこれからの二十七年・三十三年ならびに広宣流布の戦いにとっても、大きなカとなるものと思います。
 どうぞ、皆様にはこれからもなお一層の信心に励まれ、誓願達成・広布達成ヘ向けて、いよいよの御精進を心から願うものであります。
 さて、本年は「団結前進の年」であります。
 元朝勤行の時にも申し上げましたが、団結前進とは、本宗僧俗一同、志を同じくして団結し、折伏を実践し、折伏をもって、遠くは一天四海本因妙広宣流布達成、近くは来たるべき平成二十七年・三十三年の目標達成へ向かって前進することであります。
 その目的達成のために欠かせない要件とは、申すまでもなく、それは唱題と折伏であります。
 昨年度の各支部の折伏達成状況を見ると、折伏が盛んなところは唱題も盛んで、諸般の事情で直接、折伏に参加できない人でも、寺院や拠点に集まって唱題をして折伏達成を御祈念し、講中全員が一致団結・異体同心して誓願達成のため動いております。
 大聖人様は『内房女房御返事』に、
「妙法蓮華経の徳あらあら申し開くべし。毒薬変じて薬となる。妙法蓮華経の五字は悪変じて善となる。玉泉と申す泉は石を玉となす。此の五字は凡夫を仏となす」(御書1492)
と仰せられ、また『妙密上人御消息』には、
「国中の諸人、一人二人乃至千万億の人、題目を唱ふるならば存外に功徳身にあつまらせ給ふべし。其の功徳は大海の露をあつめ須弥山の微塵をつむが如し」(同969)
と仰せられています。
 さらに『妙法尼御前御返事』には、
「白粉の力は漆を変じて雪のごとく白くなす。須弥山に近づく衆色は皆金色なり。法華経の名号を持つ人は、一生乃至過去遠々劫の黒業の漆変じて白業の大善となる。いわうや無始の善根皆変じて金色となり候なり」(同1483)
と仰せであります。
 これらの御文の通り、題目の功徳は計り知れないほど広大にして、顕著であります。したがって、折伏に当たってまずしっかりと唱題をして、その功徳と歓喜をもって打って出ることが肝要であります。
 そもそも、唱題は仏道修行の根本であり、誓願達成の基盤であり、折伏に当たって、何ものにも恐れない断固たる決意と不動の信念と無尽の智慧が涌き出で、地涌の菩薩の眷属として、一切衆生救済の慈悲の心を持って折伏を行ずることができるのであります。
 されば、昨今の混迷を極める五濁乱漫たる世相を見るとき、今こそ、我々は日夜朝暮に唱題に励み、もって『立正安国論』の御聖意に照らして、一人ひとりが破邪顕正の折伏を行じていかなければならない大事な時を迎えていることを銘記すべきであります。
 『聖愚問答抄』には、
「今の世は濁世なり、人の情もひがみゆがんで権教謗法のみ多ければ正法弘まりがたし。此の時は読誦・書写の修行も観念・工夫・修練も無用なり。只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法をくだき、また法門を以ても邪義を責めよとなり」(同403)
と仰せであります。
 各位には、是非ともこの御金言をよくよく心肝に染め、折伏こそ今時末法における最善の仏道修行であることを自覚し、一意専心、折伏を行じ、もって誓願達成へ向けて御精進いただきたいと思います。
 先程も申し上げましたが、本年「団結前進の年」は、法華講員一同、志を同じくして団結し、折伏をもって、遠くは一天四海本因妙広宣流布達成、近くは来たるべき平成二十七年・三十三年の目標達成へ向かって前進することでありますが、要は、その決意を一人ひとりがしっかりと持ち、いかなる困難・障害にも負けず、お互いが励まし合い、団結して、その結束力をもって、本年度の折伏誓願を早期に達成することが肝要であります。
 特に、本年はかねて進められていた御影堂の大改修工事が完了し、大改修落慶大法要ならびに落慶記念法要が十一月から十二月にかけて奉修される予定であります。
 よって、我々はこの大慶事を迎えるに当たり、大改修なった御影堂の偉容に負けない信心の内実を図り、折伏を早期に達成し、もって晴れて大法要を迎えるよう精進することが大事であります。
 なおまた、御影堂の工事に当たりましては、皆様方からいただいた尊い御供養に対し、この席をお借りして、心から厚く御礼申し上げます。まことに有り難うございました。
 法要の詳細などについては、追って宗務院よりお知らせいたしますので、なにとぞよろしくお願いをいたします。
 以上、本日の唱題会に当たり、一言申し上げましたが、皆様方にはいよいよ御健勝にて本年「団結前進の年」を存分に戦いきり、もって等しく大御本尊の御照覧を給われますよう心からお祈り申し上げ、本日の挨拶といたします。

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

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大日蓮出版

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団結前進の年

2013-01-01 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H25.1月 第108号)

 平成二十五年の年間方針は『団結前進の年』です。
 『団結前進』とは、平成二十七年・第二祖日興上人御生誕七百七十年の佳節までに、すべての法華講支部が平成二十一年七月三十一日現在の講員数を五十%増加することです。さらに平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までに、法華講員八十万人の体勢を築くことです。この二つの御命題達成に向かって、「日蓮が一類は異体同心なれば、人々すくなく候へども大事を成じて、一定法華経ひろまりなんと覚へ候。悪は多けれども一善にかつ事なし」の御金言を実践し、全国全支部が僧俗一致・異体同心の団結をもって、大法広布に前進することです。早期に折伏誓願目標を達成すべく、具体的な目標と活動計画を立て、御命題達成を目指して講中一丸となって前進する年です。

 平成二十五年の年間実践テーマは三項目あり、いずれも信行の根幹をなす実践指針で御命題達成の要諦です。

 ①勤行・唱題で団結前進
 朝夕の勤行と唱題は、功徳と活動力の源泉であり、異体同心の団結をはかる基本となる仏道修行です。家族が朝夕そろって勤行・唱題を行なうことにより一家和楽の強固な団結が生まれ、講中挙げて行なう僧俗一致の勤行・唱題が、講中の団結につながります。勤行・唱題を徹底し、全国の法華講が一致団結して立ち上がり、御命題達成に向かって前進することです。

 ②支部一丸で折伏実践
 折伏が進んでいる支部の共通した特徴は、本門戒壇の大御本尊に対する絶対的な確信を持っていること、時を惜しまず具体的に計画し行動していることです。
 無疑曰信の確信を根本に積極的な行動力の基礎となる僧俗一致の唱題行を倍増し、講中全員が折伏実践の功徳を体験できるよう支部一丸となって活動し、誓願目標を早期に達成することです。

 ③全員参加で支部総登山
 戒壇の大御本尊まします清浄な総本山の霊域に身をおくことにより、講員の信心が深化され講中の団結が強化されます。尊い時間と交通費を捧げて登山する信心により、無始以来の謗法罪障消滅が叶い、無量の功徳を享受して広布へ挺身できることを確信することです。
 講員全員が支部総登山に参加できるよう、日頃から信心即生活の環境を調えるとともに、根気よく家庭訪問を行ない支部総登山を推進することです。

 以上、年間方針『団結前進の年』の意義と三項目の年間実践テーマの趣旨を心に刻み、布教区別広布推進会、所属寺院の行事、法華講連合会や支部講中の諸活動に積極的に参加して、三項目の年間実践テーマを着実に実践し、もって来る平成二十七年と三十三年の御命題達成に向けて団結前進の年を勇猛精進することです。
 年間方針の意義を一人一人が理解して信心における一丈の堀を越え、さらに年間実践テーマに異体同心し団結して取り組むことが立正安国の実現と広宣流布につながります。


平成25年1月度行事予定

2013-01-01 | 正林寺行事予定
◎1月1日(火)午前0時、初勤行会。
 
◎1月1日(火)午前10時、元旦勤行会。
 
◎1月3日~4日、初登山会(総本山大石寺)。
 
◎1月12日(土)午後7時30分、御逮夜御講。
 
◎1月13日(日)午後1時、御報恩御講。

◎1月14日(月)、成人式。

◎1月16日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)。

◎1月20日(日)、支部総登山(総本山大石寺)。

◎1月25日(金)午後7時、折伏活動者会(前橋・覚王寺)。

◎1月26日(土)午後7時、役員・班長会。

◎1月27日(日)、五時間リレー唱題行。

※1月中は午後7時30分から唱題行があります。


 

 

 

一、平成二十五年の年間方針・『団結前進の年』

二、平成二十五年の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で団結前進

 ②支部一丸で折伏実践

 ③全員参加で支部総登山

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同


正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

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御法主日如上人猊下「新年の辞」(H25)

2013-01-01 | 日如上人御指南

新年の辞

立宗七百六十一年の新春を寿ぎ奉る

(大白法 平成25年1月1日 第852号)

 立宗七百六十一年の新春を迎え、御隠尊日顕上人猊下には御機嫌麗しく新年をお迎えの御事と慶賀至極に存じ上げます。
 また、法華講大講頭・法華講連合会委員長永井藤蔵氏ほか全国法華講員御一同には、清々しく新年をお迎えのことと存じます。
 昨年、宗門は「実行前進の年」に相応しく、全国的に折伏の気運が高まり、僧俗一致・異体同心の団結と身軽法重・死身弘法の強盛なる信心によって、波及的に折伏弘通の動きが浸透し、来たるべき平成二十七年・三十三年の目標達成へ向けて大きく前進することが出来ました。
 これも偏に各支部が誓願達成への一念に燃えて一丸となり、折伏活動を展開してきた結果であり、誠に歓喜に堪えません。
 本年「団結前進の年」は、各支部共に更に一段と団結を図り、持てる力を存分に発揮して、大折伏戦を随時随所に展開して前進を重ね、以て全支部が折伏誓願達成ヘ向けて大前進を図られますよう衷心よりお祈り申し上げるものであります。
 その為には、先ず各支部において、誓願達成の為の年度計画を具体的にしっかりと立て、かつ短期・長期等それぞれの活動目標を定めて、一同が志を同じくして、折伏戦に臨むことが肝要であります。
 この基本計画がないと、組織は舵なき舟、銜なき馬の如く、行動が蛇行して定まりがなく、目的を達成することが出来ません。
 従って、講中全体が誓願達成の強い意識を持ち、たとえ折伏に参加する形は様々であっても、異体同心の団結と誓願達成の同一目的を持って、講中が一致団結して全員参加の折伏を実践していくことが大事であります。
 つまり、異体同心の団結を以て、全体行動を起こしていけば、如何なる障魔にも負けない強固な団結の輪が出来、堅牢にして活動的な講中を構築して誓願を達成することが出来るのであります。
 故に、大聖人は『生死一大事血脈抄』に、
「総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく、水魚の思ひを成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱へ奉る処を、生死一大事の血脈とは云ふなり。然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり。若し然らば広宣流布の大願も叶ふべき者か。剰へ日蓮が弟子の中に異体異心の者之有れば、例せば城者として城を破るが如し」(御書514)
と異体同心の大事を御教示遊ばされているのであります。
 大聖人はこの他の御書においても異体同心の大事を説かれておりますが、何事もそうであるように、事を成すためには力を分散することなく、力を集中してこそ効果があり、広宣流布の大願も異体同心の団結なくしては達成することは出来ないのであります。
  而して、この異体同心の団結と、折伏に立ち上がる気概と勇気を生む鍵こそ唱題行であります。
 全国的に見て、折伏が盛んな支部の特徴は、講中挙げて唱題行を励行していることであります。
 正しく、唱題と折伏との関係は不可分であり、折伏に当たって先ず唱題をしっかり行い、もし又、種々の都合によって、折伏に直接参加できない人でも、寺院等での唱題行に参加して、講中全体で折伏達成を願っていくことが大事であります。
 大聖人は『法華初心成仏抄』に、
「凡そ妙法蓮華経とは、我等衆生の仏性と梵王・帝釈等の仏性と舎利弗・目連等の仏性と文殊・弥勒等の仏性と、三世諸仏の解りの妙法と、一体不二なる理を妙法蓮華経と名づけたるなり。故に一度妙法蓮華経と唱ふれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音に喚び顕はし奉る功徳無量無辺なり」(御書1320)
と甚深の御教示を遊ばされています。
 されば、各位にはこの御金言を心肝に染め、大御本尊への絶対的確信をもって、講中の一人ひとりが折伏誓願の達成を祈って真剣に唱題行を実践し、その功徳と歓喜を以て折伏に打って出ることが誓願達成の秘訣であることを知り、猶一層の精進を願うものであります。
 特に、本年は十一月には立正安国論正義顕揚七百五十年記念局事業の御影堂大改修落慶大法要が奉修される予定になっており、折伏もこの慶事に相呼応して進め、必ず誓願は達成しなければなりません。
 依って、本年「団結前進の年」は、全国の法華講が異体同心・一致団結して唱題と折伏に取り組み、必ず全支部が折伏誓願を達成され、以て、来たるべき平成二十七年・三十三年の目標達成へ向けて大前進されますよう衷心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。

以上

 

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

 

 

 

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