日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(R1.9)

2019-10-03 | 日如上人御指南

 

令和元年9月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 令和元年10月号 第884号 転載

(大白法 令和元年9月16日 第1013号 転載)

 

 本日は、九月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
 本年「勇躍前進の年」も、いよいよ九月に入り、残りあと四カ月となりましたが、皆様には本年度の折伏誓願達成のため、さらにまた来たるべき令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の実現へ向かって、寸暇を惜しんで折伏に励み、御奮闘のことと存じます。
 さて、大聖人様は、
「百千合はせたる薬も口にのまざれば病も愈えず。蔵に宝を持てども開く事を知らずしてかつへ、懐に薬を持ちても飲まん事を知らずして死するが如し」(御書110)
と仰せであります。
 この御文にお示しの如く、信心とは理屈や理論ではなく、実践行であります。私どもの成仏も、信心という実践、体験、行動を通して、初めて我がものとなるのであり、机上の空論では我々は成仏しないのであります。
 されば『土篭御書』には、
「法華経を余人のよみ候は、口ばかりことばばかりはよめども心はよまず、心はよめども身によまず、色心二法共にあそばされたるこそ貴く候へ」(同483)
と仰せであります。
 したがって、この御金言も心では解っていても、実際に自ら実践し、体験しなければ全く意味がありません。広大無辺なる御本尊の功徳も、我がものとはならないのであります。まさしく、折伏もまた同様であります。
 大聖人様は『南条兵衛七郎殿御書』に、
「いかなる大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし。たとへば朝につかふる人の十年二十年の奉公あれども、君の敵をしりながら奏しもせず、私にもあだまずば、奉公皆うせて還ってとがに行なはれんが如し」(同 322)
と仰せであります。
 この御文中「法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし」とのお言葉を、よくよく拝さなければなりません。
 特に、昨今の混沌とした国内外の情勢を見る時、私どもはなんとしてでも『立正安国論』の御理想実現のため、全支部が全魂を傾けて、勇猛果敢に折伏を実践していかなければなりません。
 大聖人様は『諸経と法華経と難易の事』に、
「仏法やうやく顛倒しければ世間も又濁乱せり。仏法は体のごとし、世間はかげのごとし。体曲がれば影なゝめなり」(同 1469)
と仰せであります。
 天変地夭も、悲惨な事件や事故も、戦争や飢餓も、混迷する政治や経済も、その混乱と破壊の根本原因は一にかかって、思想の乱れ、信仰の乱れ、すなわち正法を信ぜず悪法を信じているからであります。
 故に大聖人様は、
「早く天下の静謐を思はゞ須く国中の謗法を断つべし」(同 247)
と厳しく仰せられているのであります。
 私どもはこの御金言を拝し、謗法の害毒によって不幸に喘ぐ多くの人々を救い、世の中を救い、国を救い、世界を救っていくのが、地涌の菩薩の眷属たる私どもの大事な責務であると知り、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の誓願を達成すべく、身軽法重・死身弘法の御聖訓のままに、折伏に打って出ることが最も肝要であります。それが今、私ども本宗僧俗に与えられた尊い使命であることを知らなければなりません。
 大聖人様は『聖愚問答抄』に、
「今の世は濁世なり、人の情もひがみゆがんで権教謗法のみ多ければ正法弘まりがたし。此の時は読誦・書写の修行も観念・工夫・修練も無用なり。只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法をくだき、又法門を以ても邪義を責めよとなり」(同 403)
と仰せであります。
 私どもは一人ひとりがこの御金言を拝し、身軽法重・死身弘法の御聖訓のままに懸命に折伏を行じ、なんとしてでも法華講員八十万人体勢構築の誓願を達成すべく、本年残り四カ月を悔いなく戦いきり、すべての支部が折伏誓願を必ず達成されますよう心からお祈りし、本日の挨拶といたします。

 

 

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)


 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

http://www.nichirenshoshu.or.jp/

 

日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

http://www.dainichiren.com/

 

青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm




総本山第六十七世日顯上人御遷化

2019-10-03 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R1.10月 第189号)  

 

 日蓮正宗 前御法主 総本山 第六十七世日顯上人は、令和元年(2019)9月20日午前7時30分に、世寿(せじゅ)96歳で御遷化あそばされました。


 日顯上人は、日蓮大聖人の御遺命を、第六十六世日達上人より、唯授一人の血脈相承を御受けあそばされ、27年にわたる間、平成17年(2005)の暮れまで宗門の御法主として猊座におられました。御退座後も血脈の不断に備えられた御立場から、第六十八世御法主日如上人猊下を尊崇申し上げられて、宗門の僧俗を温かく見守られてこられました。


 昭和54年(1979)、御登座の砌「祖道の恢復」「異体同心の確立」「広布への前進」を掲げられ、種々御在職中は御指南下さいました。

 特に、宗門における昭和の晩年から平成の激動時代に、「我賢しと思はん僻人等」(御書583)の異流義が惑乱するなかを、正しく御教導賜ったことに対し奉り御報恩謝徳申し上げましょう。

 日顯上人の有名な御言葉のなかには、日蓮正宗の僧俗の心に残り、心の財となる、自行と化他行の御指南があります。
 自行での有名な御指南には、
「一切を開く鍵は唱題行にある」(大日蓮・平成11年1月号5㌻)
との、唱題の功徳についての御言葉があります。また、
「かぎりなく 境涯ひらく題目を 常にとなえつ 広布目指さん」(大日蓮・平成11年3月号72㌻)
との、無始以来の罪障を消滅させて境涯を開くためには、題目を唱え広宣流布を目指す大切さを秘められた御言葉であります。

 化他行での有名な御指南には、
「一年間に一人が一人の折伏を」(大日蓮・平成4年5月号78㌻)
との、基本的な折伏の心得があります。法華講衆は心肝に染めていくべき大事な御指南です。その御指南は、釈尊が説かれた法華経の『法師品第十』に、
「能く竊かに一人の為に法華経の乃至一句を説かば、当に知るべし是の人は則ち如来の使ひ、如来の所遣として如来の事を行ずるなり」(法華経321)
と、竊かにわずかな一人の為にも法華経の教えを説く大切さからと拝します。
 また大聖人は『諸法実相抄』に、
「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人三人百人と次第に唱へつたふるなり。」(御書666)
との、御指南からであると拝します。
 「一年に一人が一人の折伏を」とは、法華経の精神であり、大聖人の化他行の御振舞でもあります。

 

 最後に、日顯上人の御登座、最後の広布唱題会での御言葉を拝し奉ります。
 「平成十七年十二月度 広布唱題会の砌」に、
「皆様には長い間、本当にお世話になりました。特に、総講頭以下、役員の方々にはあらゆる面から、また各寺院の法華講支部の講頭以下の方々にも大変お世話になってまいりました。
 しかし、私の志はあくまで宗門の護持興隆のために、臨終の夕べに至るまで常に忘れずに、自分のできることを御奉公してまいりたいと思っております。
 私が決めたあとの方は、実に長い間、宗門の行政に勤められ、さらにまた信行学にわたって抜群の、立派な方であります。私に勝るとも劣らない人材、人物であるということを確信しておるのであります。
 その方があとをお取りになりますから、皆様方は新しくなられる管長・法主の方の指導を根本として、これからさらに真の僧俗和合に基づいて御精進されることを心からお祈りする次第であります。」(大白法 平成17年12月16日号 第683号)
と仰せでありました。

 御当代日如上人猊下の御指南を信心の指針にさせて頂く仏道修行は、日顯上人の御遺言であると拝し奉ります。


 なお、御本葬の儀は、総本山において御法主日如上人猊下の大導師のもと厳修されます。 


 御本葬
  10月 9日(水) 午後7時 御通夜
  10月10日(木) 午後7時 御通夜
  10月11日(金) 午前9時 御本葬 

 初七日忌御法要
  10月11日(金) 午後 4時 御逮夜法要
              午後 7時 御題目講
  10月12日(土) 午前10時 御正当会
              引き続き  墓  参 

  以上の日程にて奉修されます。

 

 

宗祖日蓮大聖人『種々御振舞御書』に曰く、
「仏滅後二千二百二十余年が間、迦葉(かしょう)・阿難(あなん)等、馬鳴(めみょう)・竜樹(りゅうじゅ)等、南岳(なんがく)・天台(てんだい)等、妙楽(みょうらく)・伝教(でんぎょう)等だにもいまだひろめ給はぬ法華経の肝心、諸仏の眼目(げんもく)たる妙法蓮華経の五字、末法の始めに一閻浮提(いちえんぶだい)にひろまらせ給ふべき瑞相(ずいそう)に日蓮さきがけしたり。わたう(和党)ども(共)二陣三陣つゞきて、迦葉・阿難にも勝れ、天台・伝教にもこへよかし。」(御書1057)



令和元年10月度行事予定

2019-10-03 | 正林寺行事予定
10月1日(火)午後7時30分、御経日

10月5日(土)午後7時30分、支部活動者会

10月12日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
10月13日(日)午後1時、御講
 
10月16日(水)午後7時、広布推進会(前橋・覚王寺)

10月19日(土)午後7時、役員会

10月20日(日)午後1時、5時間唱題行

10月23日(水)午後7時30分、色塗(御会式準備)
 
10月24日(木)午後7時、折伏活動者会(藤岡・最勝寺)
 
10月25日(金)午後7時30分、飾り付け(御会式準備)

10月26日(土)午後7時30分、御会式御逮夜

10月27日(日)午後2時、御会式御正当会
 

 

 


 

一、令和元年(平成三十一年)の年間方針・『勇躍前進の年

二、令和元年(平成三十一年)の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏推進

 ②講中一結で御講参詣

 ③登山参詣で育成推進

 

 

富士年表(宗祖御在世)


富士年表(宗祖滅後)


 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載


創価学会員のみなさんへ


創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す


創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す


 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

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