日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世日如上人猊下御指南

2008-06-14 | 日如上人御指南

 

 

平成20年6月度 広布唱題会の砌

(大日蓮 平成20年7月号 第749号 転載)

 皆さんこんばんは。本日は、総本山における六月度の広布唱題会に当たりまして、法華講夏期講習会第二期に参加の皆様を含め、多数の方々が参加され、まことに御苦労さまでございます。
 本来であれば、この広布唱題会は、毎月第一日曜日に行われることになっておりますが、本日は総本山におきまして法華講夏期講習会が開催中でございますので、一日繰り上げてただいま執り行った次第でございます。
 さて、「地涌倍増大結集推進決起大会」も、去る二月三日、大阪・京セラドームにおいて行われた「西日本大会」をはじめ「九州大会」「北海道大会」と、いずれも大勝利のもとに行われ、いよいよ、あとは「東日本大会」を残すのみとなりました。
 東日本大会も、僧俗一致の態勢のもとに、必ずや大成功裡に開催されるものと確信しております。
 御承知のとおり、この決起大会は、明年の「地涌倍増」と「七万五千の大結集」の御命題、そして「記念総登山」の達成を期して行われるものであります。したがって、この決起大会を単なるイベントとして終わらせてはならないのであります。
 各地域において僧俗一致の上に勝ち取った決起大会の感動と大成功を次の闘いに活かしていかなければ、決起大会を開催した意味がありません。
 もちろん、決起大会以後、既に本年度の折伏誓願目標を早々に達成した、そしてまた大きな成果を上げている支部もありまして、全国的にもその気運は高まっており、各支部ともに、このあと果敢なる大折伏戦を展開して、本年度の誓願はすべての支部が必ず達成されていくものと思っております。否、今こそ我々は全力を傾注して、一切衆生救済のために大折伏戦を敢行していかなければならないのであります。
 今日、日本乃至世界の情勢を見ますると、国内では、凶悪で悲惨な事件や事故が頻発し、政治も経済も、あらゆる面で不安定で混沌とした状況であります。
 また、国外に目を転ずれば、ミャンマーでのサイクロン、あるいは中国四川省の大地震、こうした天変地夭の惨惶たる現状を見る時、我々はけっしてこれらを無視して過ごすことはできません。
 我々は、大聖人がかねてお示しあそばされた『立正安国論』の原理に基いて、一切衆生救済の秘法たる本因下種の妙法を、日本はおろか、世界中の一人でも多くの人に下種結縁し、折伏を行じていくことが今、なすべき最大事であろうと存じます。
 しかし、当然のことのように、こうした天変地夭等の災害や災難が積み重なり、人心が極度に荒廃をする末法濁悪の世に正しい仏法を弘めていこうとするならば、あらゆる障魔が競い起こってくることは必定であります。
 法華経勧持品には、
 「仏の滅度の後の 恐怖悪世の中に於て 我等当に広く説くべし 諸の無智の人の 悪口罵言等し 及び刀杖を加うる者有らん 我等皆当に忍ぶべし」(法華経356㌻)
と、このように仰せであります。また同じく勧持品には、
 「濁劫悪世の中には 多く諸の恐怖有らん 悪鬼其の身に入って 我を罵言毀辱せん 我等仏を敬信して 当に忍辱の鎧を著るべし」(同377㌻)
 私達はいかなる障魔や諸難が襲い来ようとも、忍辱の鎧を着て難を恐れず、一歩も退くことなく難に立ち向かい、難を乗り越える強盛なる信心をもって広布の願業達成を目指して、力強く前進をしていかなければなりません。それが、あらゆる難を打ち払う秘策であることを我々はよく知るべきであります。すなわち『開目抄』には、
 「我並びに我が弟子、諸難ありとも疑ふ心なくは、自然に仏界にいたるべし」(御書574㌻)
と、このように仰せであります。『兄弟抄』のなかには、
 「設ひいかなるわづらはしき事ありとも夢になして、只法華経の事のみさはぐらせ給ふべし」(同987㌻)
と仰せであります。
 この御金言の如く、大御本尊様への大確信を持って自行化他の行業に励むところ、必ず諸難を打ち破ることができるのであります。『御義口伝』には、
 「難来たるを以て安楽と意得べきなり」(同1763㌻)
と仰せであります。こうした泰然たる強盛なる信心があれば、難を恐れることはないのであります。
 また、『新尼御前御返事』には、
 「末法の始めに謗法の法師一閻浮提に充満して、諸天いかりをなし、彗星は一天にわたらせ、大地は大波のごとくをどらむ。大旱魃・大火・大水・大風・大疫病・大飢饉・大兵乱等の無量の大災難並びをこり、一閻浮提の人々各々甲冑をきて弓杖を手ににぎらむ時、諸仏・諸菩薩・諸大善神等の御力の及ばせ給はざらん時、諸人皆死して無間地獄に堕つること雨のごとくしげからん時、此の五字の大曼荼羅を身に帯し心に存ぜば、諸王は国を扶け万民は難をのがれん。乃至後生の大火炎を脱るべしと仏記しをかせ給ひぬ」(同764㌻)
と仰せであります。
 何があるうとも、私達は大御本尊様への絶対信を持って、「此の五字の大曼荼羅を身に帯し心に存ぜば、諸王は国を扶け万民は難をのがれん。乃至後生の大火炎を脱るべしと仏記しをかせ給ひぬ」との御金言を心肝に染めて、あらゆる災難を防ぐためには自行化他の行業に徹すべきであることをよくよく銘記し、これからの大折伏戦に勇気をもって臨んでいただきたいと存じます。
皆様方のますますの御精進を心からお祈り申し上げ、本日の挨拶といたします。 

 

一、各講中ともに、本年度に立てた折伏誓願は必ず達成すること
ニ、全国四ヵ所で開催する「地涌倍増大結集推進決起大会」を完全勝利すること

 

御法主日如上人猊下過去の御指南

  

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信心を妨げる寸善尺魔

2008-06-01 | 御住職指導

 

正林寺御住職指導(H20.6月 第53号)

 一般的に寸善尺魔とは、世の中はよいことが少なく悪いことが多いことをいいます。また世間では一寸先は闇であると、ちょっと先のことも全く予知できないことをたとえていいます。寸善尺魔とは一寸先は闇であることを一重深く説明した言葉でもあるでしょう。
 信心による寸善尺魔とは、仏道修行者が大きな魔に誑かされていくことをいいます。寸善尺魔の寸善とは小さな善、尺魔とは寸善の十倍もする恐ろしい魔のことで、魔とは煩悩などをはじめ私達の心を迷い悩ませる働きをするものです。

 日蓮大聖人は寸善尺魔について『新池御書』に、
「無益の事には財宝をつくすにおしからず。仏法僧にすこしの供養をなすには是をものうく思ふ事、これたゞごとにあらず、地獄の使ひのきをふものなり。寸善尺魔と申すは是なり」(御書一四五七㌻)
と仰せです。意味は、無益な事には財宝を使うのを惜しまず、仏法僧の三宝に少しの供養をするのを面倒くさく思うことは、信心修行者においてはこれただ事ではない。地獄の使いが引っ張る力の方が強いのである。寸善尺魔というのはこれであると御指南です。

 寸善尺魔とは、地獄の使いが引っ張る力の方が強いことであり、信心が弱いと大きな魔に紛動され、一生懸命に積んだ功徳を奪われ命をも奪われかねません。
 大きな魔を防ぐには『法華題目抄』に、
「犀の生角を身に帯して水に入りぬれば、水五尺の身に近づかず」(御書三五四㌻)
と仰せです。中国の故事に犀の生角を身に帯せば水に入るとも五尺離れて水に濡れることがない故事と同様に、信心強盛に犀の生角となる御本尊様を受持し御題目を唱えていけば、災い不幸が五尺の我が身を離れて魔が襲いかかることが絶対にできないと大聖人は御教示です。

 


平成20年6月度行事予定

2008-06-01 | 正林寺行事予定

◎6月1日(日)夏期講習会(総本山大石寺)。

◎6月1日(日)午前9時、広布唱題会・御経日。

◎6月4日(日)午後7時30分、支部唱題会

◎6月7日(土)午後7時30分、御逮夜御講。

◎6月8(日)午後1時、御報恩御講。

◎6月11日(水)午後7時30分、支部唱題会。

◎6月15日(日)東日本決起大会(さいたまスーパーアリーナ)。

◎6月18日(水)午後7時30分、支部唱題会。

◎6月21日(土)午後7時、役員・班長会。

◎6月25日(水)午後7時30分、支部唱題会。

◎6月28日(土)~6月29日(日)夏期講習会(総本山大石寺)。

  

平成20年の年間方針・年間実践テーマ

年間方針『躍進の年』

実践テーマ①総登山と大結集の推進

     ②真剣な勤行と唱題

     ③不断の折伏と育成 


 

御命題成就の御祈念について

『来たるべき平成二十一年・

立正安国論正義顕揚七百五十年に当たり、

地涌倍増と大結集を名実ともに

必ず成就なさしめ給え。』

 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載

 
 
 あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同
 
 
正林寺法華講員手引書

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