日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

第68世御法主日如上人猊下御指南(R1.7)

2019-08-04 | 日如上人御指南

 

令和元年7月度広布唱題会の砌

於 総本山客殿

(大日蓮 令和元年8月号 第882号 転載

(大白法 令和元年7月16日 第1009号 転載)

 

 本日は、総本山における七月度の広布唱題会に当たりまして、皆様には御繁忙のところを御登山され、まことに御苦労さまでございます。
 既に皆様方も御承知の通り、七月は宗祖日蓮大聖人様が文応元(一二六〇)年七月十六日に、宿屋左衛門尉入道を介して時の最高権力者である北条時頼へ『立正安国論』を上呈された月であります。
 『安国論御勘由来』を拝しますと、
「正嘉元年太歳丁巳八月二十三日戌亥の時、前代に超えたる大地振。同二年戊午八月一日大風。同三年己未大飢饉。正元元年己未 大疫病。同二年庚申 四季に亘りて大疫已まず。万民既に大半に超えて死を招き了んぬ。而る間国主之に驚き、内外典に仰せ付けて種々の御祈祷有り。爾りと雖も一分の験も無く、還りて飢疫等を増長す。日蓮世間の体を見て粗一切経を勘ふるに、御祈請験無く還りて凶悪を増長するの由、道理文証之を得了んぬ。終に止むこと無く勘文一通を造り作し其の名を立正安国論と号す。文応元年庚申 七月十六日辰時、屋戸野入道に付し故最明寺入道殿に奏進し了んぬ。此偏に国土の恩を報ぜんが為なり(中略)日蓮正嘉の大地震、同じく大風、同じく飢饉、正元元年の大疫等を見て記して云はく、他国より此の国を破るべき先相なりと。自讃に似たりと雖も、若し此の国土を毀壊せば復仏法の破滅疑ひ無き者なり」(御書 三六七㌻)
と仰せであります。
 大聖人様は、天変地夭、飢饉疫癘遍く天下に満ち、混沌とした末法濁悪の世相を深く憂えられ、国土退廃の根本原因は邪義邪宗の謗法の害毒にあると断ぜられ、もし邪義邪宗への帰依をやめなければ、自界叛逆・他国侵逼の二難をはじめ、様々な難が必ず競い起こると予言されたのであります。こうした災難を防ぐためには、ただ一つ、
「汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ」(同 二五〇㌻)
と仰せられて、仏国土を実現するためには一刻も早く謗法の念慮を断ち、「実乗の一善」に帰することであると諌められているのであります。
 「実乗の一善」とは、大聖人の元意は文上の法華経ではなくして、寿量品文底独一本門の妙法蓮華経のことであり、三大秘法の随一、大御本尊のことであります。すなわち、この大御本尊に帰依することが、国を安んずる最善の方途であると仰せられているのであります。
 また、総本山第二十六世日寛上人は「立正」の両字について、
「立正の両字は三箇の秘法を含むなり」(御書文段 六㌻)
と仰せであります。
 すなわち「立正」とは、末法万年の闇を照らし、弘通するところの本門の本尊と戒壇と題目の三大秘法を立つることであり、国土安穏のためには、この三大秘法を立つることこそ肝要であると仰せあそばされているのであります。
 また「安国」の両字については、
「文は唯日本及び現在に在り、意は閻浮及び未来に通ずべし」(同 五㌻)
と仰せられています。
 つまり「国」とは、一往は日本国を指しますが、再往は全世界、一閻浮提を指しているのであります。
 『立正安国論』は、その対告衆は北条時頼であり、予言の大要は自界叛逆難・他国侵逼難の二難でありますが、実には一切衆生に与えられた諌言書であります。
 また、一往は専ら法然の謗法を破折しておりますが、再往元意の辺は広く諸宗の謗法を破折しているのであります。
 されば『立正安国論』は、一往付文の辺では、当時の為政者に対する諌言書でありますが、再往元意の辺から拝するならば、末法の一切衆生に対し、自行の信心のみならず、化他行の折伏を行じ、立正安国の実現を図るべきことを指南あそばされた書であります。
 今、宗門は、来たるべき令和三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築の実現へ向けて、各支部ともに総力を結集して前進しております。この目標達成のためには、まず講中の老若男女すべての人が心を一つにして、誓願達成へ向けて、共に唱題に励み、共に一致団結して折伏を行じていくことが最も肝要であります。
 特に、誓願達成までいよいよあと一年半、すべての支部は、まず本年度の折伏誓願を必ず達成し、もって来たるべき令和三年・法華講員八十万人体勢構築の実現へ向けて力強く前進されますよう心から念じ、本日の挨拶といたします。

 

 

日如上人猊下御指南目録(H27~)

 

日如上人猊下御指南目録(H18~26)


 

御法主日如上人猊下過去の御指南

 

日蓮正宗公式HP

http://www.nichirenshoshu.or.jp/

 

日蓮正宗教学研鑽所

http://ns-kenzansho.main.jp/

 

大日蓮出版

http://www.dainichiren.com/

 

青年僧侶邪義破折班

http://jagihashaku.main.jp/index.htm




御供養と御布施は違います

2019-08-04 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R1.8月 第187号)  

 

 日蓮正宗では御本尊にお供えする時には、「御供養」とお書きしてお供え申し上げることが所作として定められています。けっして「御布施」とは書きません。
 時々、「御供養」と「御布施」を混同される方がいます。特に「御供養」について、当宗を知らない世間では「御布施」と混同されることが多分にあります。
 普通、布施という言葉には「施す」という意味があります。「施す」とは、その働きを及ぼして、影響・効果があるように仕向ける。という意味と、恵み与える。という意味があります。本来、御本尊に報恩感謝申し上げることが肝要である当宗では、「御布施」との表現は相応しくありません。
 「御供養」には、御本尊に捧げ奉るという意味があります。また「御供養し奉る」「御供養申し上げる」との意味からも「御布施」ではなく「御供養」と言います。

 御法主日如上人猊下も違いについて、
「本宗においては、(中略)『御供養』と言います。けっして『お布施』という言葉は使いません。他宗では布施という言葉を使っているようでありますけれども、本宗では御供養と言っております。それは、僧侶個人ではなく、あくまでも仏様に捧げ奉るという意味があるのです。そういう意味で御供養という言葉を使うのです。」(功徳要文13)
と「御供養」と「お布施」の違いについて御指南であります。

 当宗の常識として御供養は、「させていただく精神」が大事です。もし「させていただく精神」を忘れて「してやる」「してやった」「してやっているのに」という心持ちでは、御供養をさせていただく日蓮正宗の伝統精神からは反します。それはまた仏祖三宝尊への知恩報恩を忘失した驕慢の気持ちからくるものでもあります。

 同時に、他宗での「御布施」の仕来りが習気としてあり、信心する以前や改宗前の習慣が残っていることになり、信仰の寸心を改めていくことが必要です。改めることで真心からの御供養になります。

 日蓮正宗の信心では真心からの「させていただく精神」が、一生成仏へとつながります。御布施の悪い習慣や御供養の精神を知らない「してやった」「してやっているのに」という気持ちが、もしも心の中に生まれた時には、慎んで信仰の寸心を即座に改めて「させていただく精神」のもとに信心の原点へ戻していくことが大事です。

 今月八月は、盂蘭盆会の月でもあります。そのため御本尊にお供えをする時には、「御布施」ではなく、「御供養申し上げる」との意味から「御供養」とお書きして御宝前にお供えすることが大切です。なお、清酒をお供えする時は「御造酒」とお書きしてお供えする場合があります。詳細は所属寺院にお尋ね下さい。


 この機会に「御供養」と「御布施」の違いを確認頂ければ幸いです。

 

 

宗祖日蓮大聖人『上野尼御前御返事』に曰く、
「法華経と申すは手に取れば其の手やがて仏に成り、口に唱ふれば其の口即ち仏なり。譬へば天月の東の山の端(は)に出づれば、其の時即ち水に影の浮かぶが如く、音とひゞきとの同時なるが如し。故に経に云はく『若し法を聞くこと有らん者は一(ひとり)として成仏せずといふこと無けん』云云。文の心は此の経を持つ人は百人は百人ながら、千人は千人ながら、一人もかけず仏に成ると申す文なり。」(御書1574)

 


令和元年8月度行事予定

2019-08-04 | 正林寺行事予定
8月1日(木)午後7時30分、御経日

8月3日(土)午後7時30分、支部活動者会

8月3日(土)鼓笛隊コンクール(総本山大石寺)

8月3~4日、少年部合宿登山・少年部大会(総本山大石寺)

8月4日(日)午前9時、広布唱題会

8月10日(土)午後7時30分、御逮夜御講
 
8月11日(日)午後1時、御講

8月15日(木)午後1時、盂蘭盆会

8月17日(土)午後7時30分、支部活動者会

8月18日(日)午後1時、5時間唱題行

8月22日(木)午後6時45分、布教区別僧俗指導会(前橋・覚王寺)
 
8月24日(土)午後7時、役員会

8月26日(月)午後7時、折伏活動者会(大胡・本応寺)

8月31日(土)午後7時30分、支部活動者会
 

 

 


 

一、令和元年(平成三十一年)の年間方針・『勇躍前進の年

二、令和元年(平成三十一年)の年間実践テーマ

 ①勤行・唱題で折伏推進

 ②講中一結で御講参詣

 ③登山参詣で育成推進

 

 

富士年表(宗祖御在世)


富士年表(宗祖滅後)


 

戒壇の大御本尊誹謗の悪書

『日蓮と本尊伝承』を破す

大日蓮転載


創価学会員のみなさんへ


創価学会員への折伏教本

 

大白法号外
 

 

 



あなたは創価学会の間違いをどう思いますか?

(破折文書)群馬布教区有志一同

 

時局協議会シリーズ

 

正本堂の御指南に対する
創価学会の『再お伺い書』の問難を破す

平成3年(1991年)12月25日 

  日蓮正宗時局協議会

 

日蓮正宗と戦争責任

時局協議会資料収集班1班

http://monnbutuji.la.coocan.jp/jikyoku/sennjise.html

 

創価学会の偽造本尊義を破す


創価学会の仏法破壊の邪難を粉砕す


 

正林寺法華講員手引書

http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/

法統相続Q&A

※支部組織の充実強化に活用ください。

 

折伏と育成の心得

発行 日蓮正宗宗務院

 

年回表(御法事)

末寺の年中行事

日本地図

お天気情報他

日蓮正宗の仏具店

リンク

 

【本日の御聖訓】(メール配信)

正林寺支部掲示板(正林寺支部講中のみなさんへ連絡事項等)

正林寺掲示板更新履歴

http://twitter.com/shourinzi

http://www.facebook.com/shourinzi

 

法華講正林寺支部 E-mailアドレス 
nsys1562@yahoo.co.jp